四季折々

~感じるままに~

ケヤキの実生小苗

2024-04-26 06:26:28 | 写真・花
街路樹の5本のケヤキ(欅)の下に実生小苗がたくさん生えていました。
ふと、小苗を育ててみようと思い立ち、昨日10数本を採取して鉢へ植えてみました。

こんな歩道と車道の間の緑地に5本のケヤキが並んでいます。

秋には5本がそれぞれ違った色に紅葉します。

それぞれのケヤキの下にこんな小苗がたくさん生えていました。




移植ゴテで根を傷つけないよう、それぞれのケヤキの下で各2~3本採取しました。

鉢受け皿に入れて持ち帰りました。

右の鉢に植え付けることにしました。

赤玉土、川砂、庭土(花畑の土)を適当に混ぜたものです。

数えて見ると18本ありました。

3本まとめて採取したものを土つきでそのまま植え付けたりしたため、アンバランスになりました。

探してみると、親木の秋の紅葉の写真がありました。

昨年11月5日に写していたものです。
向こう隣は赤っぽくて、その向こうの3本も微妙に違う色に紅葉します。
小苗が育って紅葉がどんな色になるか? 楽しみです。

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小葉の三葉躑躅

2024-04-25 06:13:35 | 写真・花
昨日12:10頃写したものです。

鉢植えのコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)がほぼ満開です。
淡い紫色のきれいな花です。今年もたくさんの花をつけました。





中部地方から関東地方に分布するミツバツツジに比べ、葉が小さいのが名の由来だそうです。
葉が出る前に咲き始め、追っかけるように三ツ葉が出始めます。

こんなひと鉢です。


道路側からも写してみました。

山に生えていたツマヨウジくらいの小苗を植えていたものです。
植えたのは10数年前で、近年になってたくさん花をつけるようになりました。
例年、桜が散り始める頃、山際などでこのツツジが一斉に咲き始めます。
この時期はもう見かけないようになっていますが・・・
この鉢植えは毎年、新緑が目立つようになるこの頃に咲いています。
なぜなのか ???です。

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船通山で出会った花々

2024-04-24 06:21:37 | 写真・花
一昨日登った船通山では、カタクリの花に圧倒されましたが・・・
他にも山特有の花や、珍しい花などが迎えてくれました。

その1 オオタチツボスミレ(大立坪菫)



タチツボスミレに比べ絞りの模様がはっきりし、

距(後ろのしっぽのようなもの)が白が特徴とか。

その2 ネコノメソウ(猫の目草)



花周辺の葉の色が、猫の目のように変化し、

花後の実に裂け目ができ、タネが猫の瞳孔に似ることが名の由来とか。

その3 サンインシロガネソウ(山陰白銀草)



アズマシロカネソウに似るが、全体に小型で、花弁状の萼片の基部が紅紫色になり、

花後に走出枝を出すとか。

その4 ハシリドコロ(走野老)



代表的な有毒植物の一つで、食べると幻覚と苦しさから狂乱状態となって走り回るそうで、
これが名前の由来とか。

その5 エンレイソウ(延齢草)



中国ではこの根を「延齢草根」と呼び、民間薬として用いられているそうです。
根を煮出して用い胃腸などの症状が治り命ながらえた人がいたことから延齢草と呼ばれてきたとか。

その6 ゼンマイ(薇)
     


春の若芽は代表的な山菜として知られ、灰汁抜きをして食用にできるとか。
コゴミ(屈)との違いは若芽に綿毛があるところだそうです。

その7 ショウジョウバカマ(猩々袴)

花を猩々(架空の猿に似た動物の名前)の顔に、

下部の根生葉を袴に見立てこの名がつけられたとか。

その8 オオカメノキ(大亀の木)



名前の由来は、葉の形を亀の甲羅に見立てて「大亀の木」とした説や、
「大神の木」がなまったという説があるとか。

目についた花々を写していたので並べてみました。
登山道脇などで、四季折々のいろいろな花に出会うことも登山の楽しみのひとつです。


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船通山登山

2024-04-23 06:00:00 | 同好会・ボランティア・オカリナ
昨日、船通山(せんつうざん、1142m、島根・鳥取県境)に登りました。
島根県奥出雲町側の鳥上滝(とりかみだき)コース駐車場を起点に、同コースを往復しました。

標高1100m付近と山頂にはカタクリが群生していて花真っ盛でした。感動でした。

見出し画像と本画像は標高1100m地点の登山道脇で写したものです。

駐車場についたのは09:45頃でした。既に2箇所に計15台ほど駐車していました。

自宅を出発し七塚原SAでNさんとドッキング、ここまで3時間、138Kmでした。

今回も2人でした。記念の1枚を撮り、09:55に出発しました。


最初はこんな杉林でした。



程なく大きな敷石の道になりました。こんな登山道の整備は大変だったことでしょう。



しばらくは谷沿いの道を登りました。谷沿いはほとんどが敷石でした。


つづら折りに登り何回も谷を渡りました。


10:25、鳥上滝前につきました。


滝からもしばらく谷川沿いを歩き、谷から分かれた辺りからガス(霧?)がかかってきました。


しばらく長くて苦しいこんな登山道が続きました。




登山道脇にカタクリの花が現れはじめ・・・


標高1100mの石標があった地点辺りから群生しているカタクリの花が見えてきました。(11:30頃でした)


紫の絨毯が・・・


圧倒されました。






花が見られなくなり100mあまり進むと山頂が見えてきました。


11:45山頂に到着しました。ガスにおおわれていましたが・・・


一面カタクリの花と、ウイークデーなのにたくさんの登山者が・・・






記念の1枚を。


伝説の石柱と祠が。



船通山は、古くは「鳥髪峰」といわれていたとか。
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した時に、大蛇の体内から三種の神器の一つ
「アメノムラクモノツルギ(クサナギノツルギ)」が出現したところと伝えられており、
頂上に「天叢雲剣出現之地」の碑とスサノオを祀る祠がありました。

花を眺めながら弁当を広げ、大満足でした。昼食後はしばらく花を見て回りました。






12:45下山を始めました。100mあまり下ったところです。









ガスが薄くなっていて、きれいに見えました。

滑らないよう注意し下りながら・・・
長い距離をよく登ったものだと自分ながら感心しました。




14:10、無事駐車場に帰着しました。

山頂からの眺めは全くだめでしたが、カタクリの花の美しさを堪能しました。
駐車場を14:15出発し、途中、サービスエリア等に寄りながら、自宅へ帰ったのは丁度17:15でした。
往復路の走行距離は276.8Kmでした。
片道3時間を要し遠かったものの、素晴らしい登山でした。
なお、歩いた歩数は約17,000歩でした。
長文になりましたが、私の思い出にとどめておくこととしました。

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濡れた姿が美しい花

2024-04-22 06:00:00 | 写真・花
昨日午前、3か所でムラサキツユクサ(紫露草)と出会いました。
雨上がりだったので、どれもぐっしょり濡れていましたが・・・
露草と名づくだけあって、濡れた姿が美しさを感じさせてくれる花でした。

最初に出会った紫露草





道路の法面で咲いて(自生して)いました。
この周辺に2株ありました。(右上角に小さなもうひと株が写っています)

次に出会った花

 

ここの花は、最初に見た花より薄い紫色で・・・

すぐ近くにこんな花色の株もありました。


 
前の写真と同じ花です。花びらが虫にかじられて(?)いました。
ここではいずれも畑の端で咲いており、植えられたもののようでした。

もう1箇所で出会った花





民家の庭からのぞいていました。
2番目に見た花色と同じように見えました。

ムラサキツユクサは、ツユクサ科・ムラサキツユクサ属に分類される多年草だそうです。
北アメリカから熱帯アメリカにかけて約20種が分布し、日本には明治時代に入ってきたそうです。 
紫露草という名なので、花色は濃い薄いはあっても紫系かと思いましたが、
調べてみると、青紫、紫、赤紫のほか、白花もあるとか。
ただ、やはり紫系が基本だそうです。
紫系の花は目に優しくて、見ていて気持ちが落ち着くような気がします。
この花は、一日花ですが、7月頃まで毎日次から次に咲き続けるようです。
これから当分、道端などで目を癒してくれそうです。


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