日本の恋愛指南は卑屈な男性にとってめちゃめちゃ都合がいい。その理由とは?

男尊女卑的恋愛指南。

古くからある恋愛指南では、次のように書かれていることがよくありました。

 

    • 女性が仕事を頑張るのは可愛げがない
    • 女はちょっと馬鹿なぐらいが可愛い
    • 女性が稼ぐと男のプライドを傷つけるからいけない
    • 高学歴の女に男は引く
    • 気が強い女はモテない

 

挙げればキリがないのでこの辺にしておきますが、ものすごい違和感がありませんか?

 

はあ?知らねえよ!

 

と思ったあなた、それでいいです。

 

そうなんだ…。気をつけないと…。

 

と思ったあなた。

 

自尊心が低いので、気をつけるべきはそこじゃありません。

 

実はこれらの恋愛指南は、男尊女卑思考に基づいたものなんです。

 

要約すると、「女は男より下でないとダメ」という情報なんですよね。

 

なぜこのような情報がまかり通っていたのかと言うと、こういうことなんです。

 

男尊女卑的恋愛指南はすべて、自己肯定感が低くて卑屈な男性にとって都合のいい情報なんですよ。

 

つまり、劣等感や嫉妬心が強い男性にとっては、女性が自分より下じゃないと耐えられないんですよね。

 



 

「男は高嶺の花より二番目にいいなと思った女性を選ぶ」という情報の本当の意味。

「セックス・アンド・ザ・シティに出てくる女性が日本にいたらまずモテない」と言う人たちがいます。

 

僕はこのドラマと映画を見たことがないので詳細は分かりませんが、見た人の感想を聞いていると、自信に満ち溢れた自立している女性たちの物語なんだと思います。

 

なぜ彼女たちのような女性が日本にいたらモテないのか?

 

その理由は、日本人男性の多くは自己肯定感が低いからなんです。

 

なので、彼らにとっては彼女たちの女性の存在がまぶしすぎるんですよね。

 

男尊女卑的恋愛指南の中には、「男は高嶺の花より二番目にいいなと思った女性を選ぶ」という有名な情報があります。

 

この高嶺の花というのは、ルックスが良くて男性陣からチヤホヤされている女性だけのことを指すのではありません。

 

セックス・アンド・ザ・シティに出てくる女性のような人も込みなんです。

 

このような高嶺の花的存在の女性を選ばない理由は、

 

どうせ俺なんか相手にしてもらえないだろうな。

 

という諦めが最初に入っているからなんです。

 

いいなと思ったり憧れたりしている異性にアプローチして、断られたら傷つくのは男女共通して同じです。

 

「それだったら断られても大してダメージがなく、自分でもなんとかできそうな女性を選ぶ」というのが、前述した恋愛指南の真相なんですよね。

 

二番目にいいなと思っているのではなく、自分でもなんとかできそうだからいいなと思っているというわけです。

 

急増する大して好きでもないのに付き合う男たち。

Twitterの恋愛アカウントの人たちの投稿を見ていると、次のような男性に言及している場合があります。

 

それは、「大して好きでもないのに付き合う男たち」の存在です。

 

こういった男性がいるせいで、悩んで傷ついている女性があまりにも多いのだと。

 

連絡は全然取ってくれないわ、会うのもたまにだわ、会ってもつまらなさそうにされるわで、彼女である女性の多くは

 

いつか振られるんじゃないか…?

 

と思ってビクビクしてるそうなんですよね。

 

彼女たちからすると、好きだから付き合ったはずという思い込みがあるのですが、彼氏である男性がことごとく彼女を大切にしない言動や態度を取ってくるので、その矛盾も悩みの種なんです。

 

なぜこのような現象が起きるのかと言うと、そもそもその女性にべた惚れして付き合ったわけじゃないからです。

 

つまり、

 

絶対この子を手放したくない!

 

と思って付き合ったのではなく、

 

まあこの子なら別に付き合ってもいいかな。

 

ぐらいのテンションで付き合ったんですよね。

 

大して好きでもないのに付き合う男たちの理由。

「なんで大して好きでもない女と付き合うの?」という疑問を抱いた女性は絶対にいらっしゃるかと思います。

 

その理由は、承認欲求と時折感じる人恋しさが満たされるからです。

 

つまり、彼女という存在がいたら自分は誰かに認められている人間だと肯定できるし、人肌が恋しくなったときにその穴埋めができるという理由ですね。

 

もちろんその中には、性欲の発散も込みです。

 

彼らは自分にとって都合のいいときだけ、彼女である女性のことを利用します。

 

しかし、彼女たちが彼氏である男性のことを求めても、それに応じることはほとんどありません。

 

ただこういうことを書くと、

 

彼氏に大切にされないのは、私に魅力や価値がないからだ。

だから好きになってもらえないんだ。

 

と思う女性が必ず出てくるのですが、そうじゃありません。

 

自己都合のために大して好きでもない女性と付き合う男性って、元々がそういう人間性なんです。

 

【参照記事】

 

つまり、人の気持ちが分からないし、人を大事にすることができないんですよね。

 

人の気持ちが分かる男性なら、「好きでもないのに付き合ったら傷つけてしまうな」と考えるし、人を大事にできる男性なら恋愛感情の有無を問わず、大切に扱ってくれるし、人として尊重してくれるからです。

 

そしてこういう男性は100%と言っていいほど、下記記事でお話した「愛した人を幸せにする能力」がありません。

 

【参照記事】

 

大して好きでもない女性と付き合う男性の存在は、まさに「男は高嶺の花より二番目にいいなと思った女性を選ぶ」という現象に基づいており、彼らもまた、自分に自信が持てず自己肯定感が低いんですよね。

 

そして残酷なことに、このような男性と付き合う女性は、彼ら以上に自信がなく自己肯定感が低いというケースがほとんどです。

 

なぜなら、自分に自信があって自己肯定感が高い女性はこういう男性と付き合っても、

 

コイツ、私のこと全然大切にしてくれないな。

私の価値が分からない男なんて、こっちから願い下げよ。

 

と思って、自ら見切りをつけるからです。

 



 

自立して成熟した大人の男性が選ぶ女性とは?

本当のいい男は、前述した男尊女卑的恋愛指南で言われるような女性を選ぶことはありません。

 

対等でいれて、切磋琢磨しあえる女性をパートナーに選びます。

 

パートナーである女性のことを見下すこともないし、マウントを取ることもない。

 

嫉妬や劣等感を感じることもなく、素直にパートナーである女性のことを称賛できるし、リスペクトできる。

 

パートナーが何かで成功すれば、自分も負けないように頑張ろうと思える。

 

つまり、勝ち負けで考えてないので、自分が上だとか相手が下だとかも考えてないんですよね。

 

自己肯定感が低く卑屈な男性は、すぐ勝ち負けで考えるので、関係性の中で優劣をつけたがります。

 

なので、日本でこれまで言われてきた恋愛指南って、自立して成熟した女性にとってはものすごく相性が悪いんですよね。

 

男尊女卑的恋愛指南をそのまま実践すれば、すぐ恋人はできるだろうし、すぐ結婚もできると思います。

 

しかし、その相手はあなたをことあるごとに見下してくるし、あなたの成功や幸せを喜んではくれません。

 

自分より輝かれると目障りなので、なんだったら足を引っ張ってくることもあるでしょう。

 

相手は、どうにかして自分より下に持っていこうとするので、対等な関係は築けないと思った方がいいです。

 

でも、本当のいい男と結ばれたいなら、自立してください。

 

そして成熟した女性を目指してください。

 

仕事を頑張りましょう。

 

知性を身につけましょう。

 

お金はどんどん稼いでいいのです。

 

気が強いぐらいでちょうどいいのです。

 

あなたを見下すことがなく尊重してくれて、あなたの成功や幸せを一緒になって喜んでくれる男性が、本当のいい男なんですよ。

 

 

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