tZERO証券(TZROP)購入方法!BTC等仮想通貨での買い方
ここでは、tZEROのデジタル証券「TZROP」の購入方法を解説します。

TZROPはセキュリティトークン取引所「tZERO ATS」で購入することになりますので、事前にtZERO Marketsという証券口座への登録を済ませておく必要があります。

もしtZERO Marketsの口座開設をまだ済ませていない場合は、まずは以下の記事を参考に登録作業を完了させて下さい⇒「tZERO口座開設方法!セキュリティトークン(デジタル証券)取引所

本記事はすでにtZERO Marketsの口座開設を済ませているという前提で、その方を対象にTZROPの購入方法を解説します。

tZERO証券(TZROP)購入の大まかな手順

 追記:2023年3月12日、ニューヨークの商業銀行であるシグネチャー銀行(Signature Bank)が業務停止になったことを受け、その翌日よりtZEROではシグネチャー銀行と提携をしているPrime Trustの仮想通貨コンバージョン入金も利用不可となっています。

以下の本文ではTZROPの購入方法として「購入パターンB(Prime Trustを利用したコンバージョン入金)」を推奨していますが、2023年3月13日よりパターンBの購入方法は利用できませんのでご了承ください

現在は日本の銀行からの海外送金を利用したパターンAの方法で購入する必要があります。海外送金を利用してtZERO口座へ入金する方法はこちらの記事「【2023年最新版】tZERO口座への入金方法(銀行海外送金)」に記載していますので、ご確認ください。

日本居住者がTZROPを購入しようと思った場合、主な購入手順は次の二つのパターンになります。

購入パターンA
①日本の銀行から自分のtZERO口座にUSD(ドル)を海外送金する
②送金したUSDがtZERO口座に反映されたことを確認する
③tZEROにてUSDでTZROPを購入する
購入パターンB
①暗号資産取引所で「USDC・BTC・ETH」のいずれかを購入する
②用意した暗号資産を自分のPrime Trustアカウントに送金する
③送金した暗号資産がUSDに変換されtZERO口座に反映されたことを確認する
④tZEROにてUSDでTZROPを購入する

上記二つの購入方法のうち、パターンBの方がオススメです。なぜなら、パターンAでは以下のようなデメリットがあるからです。

パターンAのデメリット
・銀行の海外送金を利用するにはわざわざ窓口まで出向いて手続きをしなければならないことがある
・最寄りの支店では海外送金に対応していないことがある(遠方の支店にまで出向く必要がある)
・銀行によっては海外送金の審査が厳しく、断られることがある

したがって、ここではより簡単に購入ができるパターンBの方法を解説することにします

そして上記パターンBのうち①(暗号資産取引所で「USDC・BTC・ETH」のいずれかを購入する)については、非常に基本的なことなのでここでは詳細な解説は割愛します。

したがって、事前に「USDコイン・ビットコイン・イーサリアム」のいずれかをご自身で用意した状態で、以下の手順に進んでほしいと思います。

Prime Trustアカウント作成と仮想通貨送金


tZERO Marketsの口座へ入金するには、Prime Trustのアカウントを作成し、そのアカウントに仮想通貨を送金する作業が必要になります。

以下、順番に図解していきます。

Prime Trustアカウントの作成


まずはtZEROアカウントにログインし、「Deposit Money」をクリックします。



すると、以下の画面のように入金方法が3つ提示されます。今回は仮想通貨をUSDにコンバートして購入することになりますので、一番下の「Other Funding Options」を選択することになります(ちなみに真ん中のOption2は、先ほどのパターンAに該当します)



このパターンBのOptionを利用するには、まずは「Prime Trust」のアカウントを作成することになります。以下のように、tZEROからPrime Trustへ情報を共有することへの同意を求める項目にチェックを入れ、「Get Started」をクリックして下さい。



すると、Prime Trustのサイトに移行します。今度はPrime Trust側でアカウント作成することへの同意を求められることになりますので、以下のようにチェックマークを入れて「Submit」をクリックします。



すると「Your application has been submitted(申込みが送信されました)」という画面が表示されます。これでPrime Trustアカウント作成の申請は完了です。



しばらくすると、Prime Trustから承認のメールが届くはずです(申請日が営業日外であれば、翌営業日にはメールが来ると思います)

もし2〜3営業日経過しても何の連絡もない場合は「ptsupport@tzero.com」にメールを送信しましょう。

 ちなみに私の場合は申請から数週間経過しても何の連絡もなく、ずっとPrime Trustアカウントが有効にならなかったので、上記メールアドレス宛にメールを送信しました。その結果、メール送信から数時間してtZEROから返信が届き、すぐにアカウントが承認されました。

その際に送信したメール文面も含む詳細についてはこちらの記事「tZEROへの仮想通貨入金の為のPrime Trustが承認されない時の対処法」にまとめていますので、同じ状況になっている方は参考にしてもらえればと思います。

Prime Trustアカウントに仮想通貨を送金


Prime Trustアカウントが承認されたら、用意した仮想通貨の送金作業に移ります。

まずは先ほどの「Other Funding Options」の中から、自分が送金する仮想通貨の種類を選択します。



すると、以下のように選択した仮想通貨の自分専用の入金先アドレスが表示されます(ここでは例としてETHを選択しています)



ここに表示されたアドレス宛に、用意した仮想通貨を送金をしてください。

なお、送金した仮想通貨がUSDに変換されてtZERO Marketsの口座に反映されるまで1〜3営業日かかります。また画面にも記載がある通り、USDへ変換するのには0.2%の手数料がかかります。



上記画面で言えば、1ETHを送金してUSDにコンバートするのであれば、推定手数料として約6.73ドル(約740円)が差し引かれてtZEROアカウントにUSDの金額が反映されることになります。

仮想通貨がUSDに変換されたことを確認


送金から1〜3営業日経過すると、tZEROから「Funds applied to your tZERO Markets account」というタイトルのメールが届きます。入金がtZERO Marketsに反映されたことを知らせるメールです。



このメールが届いたらtZERO Marketの口座を確認してみて下さい。以下の「AVAILABLE CASH BALANCE」の箇所に金額がドル表記でが反映されていると思います。



これで、USDでTZROPを購入する準備が整ったことになります。

tZEROにてUSDでTZROPを購入


それでは、TZROPの購入に移ります。

まずはtZERO Marketsトップページ上部の「Market」をクリックします。



そして取り扱われているセキュリティトークン銘柄の中のTZROPの部分をクリックします。


(もちろん、別の銘柄を購入する場合はその銘柄の箇所をクリックすればOKです)

すると次のように価格のチャート画面が表示されます。ここから「ORDER BOOK」をクリックしてください。



すると取引板(売り板と買い板)が表示されます。基本的にはこの取引板を見ながら右側に金額と数量を入力し、購入することになります。売り板の一番上が、今すぐに購入できる最も安い価格と数量です。



価格と数量の欄に数字を入力すると、その下に自動で合計金額が反映されます(この金額には手数料は含まれていませんので別途手数料がかかります)。入力したら「Review Order」をクリックして下さい。



すると、次のように手数料含む情報が記載された確認画面が表示されます。問題なければ下にチェックマークを入れて「Submit Order」をクリックして下さい。



これで、購入作業は完了です(当然、安い価格で指値注文を出した場合には約定まで待つことになります)

約定すると、tZEROから「Important message」というタイトルのメールが届きます。「Your Buy Limit order has been filled(買い注文が処理されました)」という内容を知らせるメールです。



tZERO Marketsのトップページの「My Positions」の欄にもTZROPが追加されていることが確認できると思います。



以上、tZERO証券(TZROP)購入方法の解説でした。

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