音楽と猫と日常
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これは2014.12/10に書いた記事です













こんばんは、我が家の飼い猫 ミーちゃんの、前回記事からの その後を書きます。













前回の記事を書いた日(12/6)の夜、私は寝る前にスマホで絵を描いていました。





すると、ミーちゃんが隣の部屋から台所まで起き出してきて、すぐにペタンと倒れました。






私は近づいて、ミーちゃんに話しかけました。


少しの間 台所ですが横になり、ミーちゃんと同じ目線で向かい合いました。










またミーちゃんは立ち上がり、ヨロヨロと歩き私の部屋の布団の足元に来て また倒れるように横になりました。


私の布団の足元は、けっこうミーちゃんが休んでいた場所なんです。








私はまた同じ目線で、対角線状に向かい合いました。









私がミーちゃんのほっぺたあたりを触ると、ミーちゃんは私の手の指を枕にしました。


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(懐かしいなあ、昔はよく寒いと布団の中に入ってきたり 朝起きると横で寝てたりしたよなあ。)




前日にあまり眠っていなかったのもあって、そのまま私はミーちゃんのほっぺの温もりを感じながら寝てしまおうと思いました。


とても幸せな時間でした。











しかし しばらくすると起きて、よろよろしながら歩き出しました。


歩き出したんですが、もう後ろ足の自由があまり効かないらしく よろけて壁に倒れそうになってしまいました。





私は思わず 「ああっ!」と声を出してしまいましたが、ミーちゃんを支えてあげる事ができました。





ミーちゃんは、ヨタヨタしながらまた隣の部屋に戻って行きました。












布団の足元に来てしばらく添い寝をしてくれたのは、私との最後のコミュニケーションをしに来てくれたのでしょうか。




そのまま私は眠りにつきました。

















翌日の日曜の朝、ミーちゃんはもう 自力では歩く事ができなくなりました。



寝ている場所から向きを変える事はまだ何とかできるみたいですが、歩けずにその場に座り込んでしまいます。







昨日少し調べたんですが、後ろ足に血栓ができたので急速に歩けなくなってしまったのではないかとも思います。








ただ もうこの歳で(人間にしてみれば90~100歳)手術など出来るわけもなく、
私に出来る事は少しでも平穏で安らかな最期を見届けるため、

たまにスポイトで少量のぬるま湯を飲ませて渇かないようにする事と 時々場所を移動させてあげる事、
あとはストレスがかからないように あまり構い過ぎない事のみです。




ミーちゃんの口からは、わずかに腐敗臭のようなにおいがしました。











自分で動けないのは可哀そうなので、お気に入りのクッションごと時々移動させて
場所を変えてあげたりしています。






寒いので窓は開けられませんが、父親のベッドの上にクッションごと乗せて
外の景色も見せてあげました。

写真では白くなっていますが、日曜日はいい天気の青空でした。



ここがなかなか良い場所で、ベランダの壁の隙間から通る人が見えたり
季節によっては、たまに鳥も飛んできたりします。


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ミーちゃんは、ぼーっとうつろな目で外を眺めていました。


昔はよく、窓の外に鳥や人や雪など動くものが見えると 「ニャニャニャニャ~」とおかしな鳴き方をして、家族を和ませてくれたものでした。













しばらくしてミーちゃんは起き上がり移動しようとしますが、もう歩けずに
クッションの横に倒れてしまいました。



私はミーちゃんを抱え、隣の部屋に連れて行き
ミーちゃんにとってみれば、とても広い敷き布団の上に寝かせました。






もう自力で移動したり、上ったり降りたりする事が出来ないので
高さのない、せめて広めの場所に寝かせてあげようと思いました。













少し経ってから隣の部屋に行ってミーちゃんの様子を見ていると また移動しようとしますが、
(トイレに行こうとしたのかも  歩けなくなってから、おもらしはまだしていなかったので)

ブルブルと後ろ足を震わせたあと、またすぐに倒れるように寝転がってしまいました。






移動したいのに場所を移動できないのは可哀そうだと思い、ミーちゃんの腰あたりを支えて少し歩くのを手伝おうと思いました。


ですが、支えても少ししか前に進めずにまた座り込んで、その場所に寝そべりました。







先ほどミーちゃんが寝ていた場所には、おもらしの小さなシミがありました。














日曜日も父親と、母親の面会に行きました。

出際に父親が呼ぶので行ってみると、ミーちゃんは先ほど居た布団から 部屋の出入口の方まで歩き
そこでまた倒れていました。


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私はこれから母親の面会に行くというのに、また泣いてしまいました。






後から聞いたのですが、父親が帰宅した時には そこからまた移動して、台所の床に寝ていたそうです。









私達が出掛ける前に部屋の出入口に来たのは、トイレまで歩こうとしたのか
「寂しいから行かないで」と言っていたのでしょうか。













面会に出掛ける少し前に、今でも悪い事をしたなと心残りに思っている出来事がありました。







ミーちゃんにもう一度、スポイトで水分を摂らせてあげようと思い
暖房をきかせた中にいて身動きもできず(もちろん、たまに消したり温度調節もしていました)
お湯より冷たいお水の方が美味しいだろうと考え、水をスポイトであげました。






その時にね、手で右のほっぺたあたりを急いで何往復か拭うような仕草をしました。







それまで、口内炎があるんじゃないかとは思っていましたが 実際に口の中を見たわけでもなく、
きっと右側にあった口内炎が化膿していて、すごくしみたんだね。

ぬるま湯にしておけばよかったね、
痛い思いさせてごめんよ。















母親の面会では2時間ほど話しました。


家族で話し合って、手術のあと、リハビリを開始して調子が良くなるまで
ミーちゃんの具合の事は本当の事を言わないでおこうと決めてあります。

手術前に心配な気持ちにさせたくないので。







でもね、ミーちゃんがご飯を食べているかどうか、元気になってきたかを母親から毎日聞かれます。


「もうすぐ元気になるよ」 「明日あたりから食べるんじゃないかな」

と、母はミーちゃんが回復すると信じています。


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私は、
「ミーちゃんが今日少しごはんを食べた」 
「外に出すと意外に元気に歩く」など、
まだ歩けていた時に撮った動画を見せたり、嘘をつくのがつらいです。







しかし、今は本当の事を言うわけにはいかない。










ミーちゃんの生き様を一生懸命書いています。
次も是非読んでください。