大学院のオンライン生活 | 子育て*自分育て*親子のこと〜公認心理師目指して勉強中です〜

子育て*自分育て*親子のこと〜公認心理師目指して勉強中です〜

公認心理師を目指して大学で勉強中です!
7歳の男の子と5歳の女の子を育ててます。



今年の夏も暑いですね。
色々なことが制限され、
去年は思いもしなかったような
夏になりました。


私は今年の春から臨床心理士系の
大学院に入学しましたが、
入学式もオリエンテーションもないまま
オンライン授業が始まりました。


毎週15科目分のオンデマンドの講義視聴と
レポート提出は思っていた以上にハード
でした。


特に4月、5月は小学校が休校だったので
日中は子どもたちの宿題を見たり散歩に
連れ出したりで、自分の勉強は隙間時間か
夜中になってしまう。


毎週期限ギリギリでレポートを出して
終わった!と思うと
またすぐ次回分の課題がアップされ、
終わりが見えない。


課題も論文を読んで
精神疾患や虐待などの事例への
対応策を考えてなど
一つ一つちゃんと考えないと
成り立たないものが多く、

しっかり勉強量を求められました。



6月末くらいは本当に余裕がなくて 
イライラしていたし、
育児と勉強の両立なんて
全然できてないな…
と自己嫌悪で泣きました。



子どもたちには
時間がない!
ママ今週こそやばい!
落とす!!
としょっちゅう愚痴り、
好きでやってることなのに
情けない限り。



学期末試験が終わるまでは
生きた気がしないくらい
時間のなさと焦りに追われました。



大学での学期末試験は
キャンパスで行われました。

試験初日は寝不足と暑さにやられ
(ばかだから35℃の日に
まあまあの距離を自転車で行ってしまった)

試験中に突然めまいと手の震えに襲われ、

嘘でしょ、、手が震えてる…!
と自分に驚きながら

死にそうになって受験しました。。



翌日以降はさすがにまずいと思い
睡眠重視で、
なんとか試験期間を乗り切りました。



そのため
終わった日の解放感と言ったら…。

今日の夜もう何もしなくていいの?!
と嬉しすぎて、

子どもたちとすぐ寝ました。




ちなみに試験期間中に初めて
同級生と同じ空間に集まりました。

現役の学生さんと社会人が半々で
年齢も性別も様々ですが、

皆大変だったのは同じだったようで、
初めて「辛いね」「日程きついよね」
と愚痴を言いあえました。


そんな時気持ちが楽になって、
初めて大学院という場所が
明るく感じられました。


全科目終わった時の解放感も
一緒に喜べて、

年齢を問わず一体感を感じられたことで、
あ、私今学生なんだなと
息を吹き返したような気持ちになりました。




後期からは病院と教育領域、
大学院の相談センターで実習が始まります。

現場の心理士さんについて
勉強させてもらいます。



この状況下で受け入れていただくことは
学生として本当に有難いと思うので、
一生懸命学ばせてもらいたいと思います。




ちなみに大変だった前期ですが、
臨床心理学系の心理療法や
心理検査だけでなく、

精神医学や社会福祉、
学校臨床(スクールカウンセラー)、
倫理の重要性など、

チーム医療やチーム学校などの連携の
中で心理士がすべきことを徹底して
学ぶことができました。



知らなかったことがたくさんあって、
学ぶ喜びを噛み締めました。

学ぶことは自分の考えや物の見方が
少しだけ変わることで、
変わる喜びがかけがえのないものでした。




心理士の仕事は患者さんや
クライエントさんのお話を聞いて
気持ちの整理や問題解決のお手伝いを
することが基本ですが、

他に他職種やご家族への
心理面についての専門知識の提供や
働きかけ、橋渡しや

知能検査や発達検査を実施して
結果を患者さんの役に立つよう
わかりやすく説明するなど、

思っていた以上に色々な仕事が
ありました。



まだ世間での認知度は低いということで、
(私も勉強を始めるまではカウンセラー
の側面しか知らなかった)

他の専門職である
医師や看護師、社会福祉士や教師と
心理士の違いは何か、

心理士は心の側面に関して
何をできるのか?を常に考え、
自発的に動いていかなければいけないと
思います。



言ってることが硬いですね…。



今、多くの方が不安定な状況の中で
言い知れぬ不安やストレスを抱え、
その中でなんとか頑張って過ごしている
毎日だと思います。



まずは
向き合う方に安心してもらえるよう、
心掛けたいと思います!





ポケモンが会議してるそうです。
子どもたちはきょうだいで日々
新たな遊びを生み出しています。