最近は、「みえる」という人が増えてきた感がある。
僕も人生で40年弱しか過ごしていないが、「みえた」ことは一度もない。
俗にいう神様とか霊とかの類なことだと思いますが、「みえない」人間からすると宗教と似ているかもしれない。
心が弱った時に人は何かにすがりたいものだから。それが宗教なのか「みえるナニカ」な違いだろう。
そのおかげで生きる力を得たり、頑張れたり、救われたりする人は一定数いるのでなくてはならないものだろう。それは否定する気にならない。
ただ、何でもかんでも「みえる」もののせいにするのはいかがなものか。
先日、知人が数人で二泊の研修にいった際に、初日に結構歩いたら翌日同行者の一人が体調を崩したらしい。身体が痛いと。
そのときは体調を心配していたが、後日談で「あのときはホテルで悪い霊にとりつかれていた」と語りだしたそう。
そんなことある?というのが最初の感想だ。
ただの運動不足で疲れたんじゃないかというのが知人の見解だったが、「その人スピリチュアルっぽい人だから…」と自分を納得させていた。
いや、そもそもスピリチュアルってそういことじゃないんじゃない?
スピリチュアルな人って、言霊とかを大事にするから基本ポジティブだし、波動が高いし、繊細な人が多いイメージですね。相手のことをよく見ている人が多い印象です。
何かに頼ったり縋ったりすることって時には必要なのかもしれないけどね。今回のは少しズレている気もするね。他の責任にすると自分は楽かもしれませんが、問題解決にはつながりにくいですね。