横浜映画サークル

サークルメンバーの交流ブログです。

メンバーの鑑賞感想や映画情報など気軽に記述しています。

原作と映画を読み比べる面白さ~「夜明けのすべて」をめぐって~

2024-02-21 10:44:07 | メンバーの投稿

夜明けのすべて(2024日本 監督:三宅唱 原作:瀬尾まいこ)

(1)ストーリー:PMS(月経前症候群)という症例で、月経前になると普段が嘘のように怒りっぽくなって周囲に当たり散らしてしまうヒロインの藤沢さん。そして、ある日パニック障害を発症して、やる気いっぱいのビジネスパーソンから脱落してしまった山添くん。二人が再就職して出会ったことから、お互いの症状を知り、他者には分からない苦痛や悩みを、お互いにだけは率直に出し合えるようになり、次第に支え合う関係になっていく。

二人の社会人としての人生は立て直せるのか、という物語に、二人とふれ合う周囲の人たちの物語がじんわりと重なっていく。

(2)感想:「明けない夜はない」という言葉や「夢はあきらめなければかなう」という言葉が、無責任な励ましだ、と感じ、とても嫌いなのです。

しかし、この映画は「明けない夜はない、しかし、誰にでもまた夜は来るでも…と続く、その先までを射程に入れてくれていると感じ、素直に共感を持てました

自分は原作の小説やマンガと映画を見比べ読み比べをして、それぞれの作り手の意図やねらいを考えるのがすごく好きなので、今回の場合、幸い小説はそれまで読んでいなかったので、家で半分だけ小説を読んでから映画を観に行き、見終わったあとで、喫茶店で後半をすぐ読んでみる、という(自分にとっては)理想的な読み・鑑賞ができました。

原作と映画は、主人公(山添くんと藤沢さん)二人の設定や、職場での出会いや会話もほぼ同じなのですが、いくつか決定的に違う部分があって、その中でももっとも大きな違いは、サブキャラクターの扱いです。

原作は、二人がパニック障害とPMS(月経前症候群)という、社会生活における重要な支障をかかえ、出会い、そしてバディとなって、時にユーモアすらまじえながら、ある意味その支障を乗り越え、前に向かっていく物語と言えます。

しかし、映画は、二人の会社の社長、山添くんの前の会社の上司、山添くんの恋人、藤沢さんの母親、さらに多くのいわば脇役にも、ていねいに物語を用意し、そして、各人物の心の傷や生きづらさの一端をはっきり示しています。つまり「乗り越える物語」ではなく、二人が、多くの傷をかかえる人たちと共に、多分これからもやってくる多くの夜を、受け止めて生きて行くことを「納得して引き受けていく物語」にしたのだと思います

小さいけれど興味深かったのが、原作では終盤に出てくる、ポジティブな医師の言葉が、映画では序盤に、そして、ほぼ同じ言葉なのに、ネガティブにとれるように配置されている点でした。そして、この一見ネガティブキャラクターである医師が、後半でもう一度出てくる時の印象の違い(あ、この人って、決してイヤな人じゃないんだ・・)も、映画ならではの見どころだった気がします。

そう、このようにあらゆる登場人物に、作り手たちが手をかけ、リアルに、しかし突き放さず、距離感のある愛情を持って描いているのです。だからこそ、この映画は、最初に述べた無責任さとは無縁の「私と私たちの物語」だと思えるのです

最近よく使われる「自分ごと」という言葉がありますが、この映画の美点は「自分ごと」ではなく「自分たちごと」(変な言葉ですが)という印象を与えてくれることで、つらさの重い軽いはある、それは当たり前だ、でも、傷を負わずに生きている人はいない。だからこそ、隣の傷ついている人を少しだけでも助けてあげようと思うのだし、自分が少し助けになった時にこそ、自分の傷も少しだけ軽くなる。そうやってみんな生きているんじゃないのか?というメッセージがじんわり心に届くような作品でした。

映画には、時々ロングショットで風景が映し出され、それが観る者に「世の中にいる孤独感」を感じさせるように思いますが、孤独なのは当たり前、だからこそ、その中でちょっと手を貸してくれる人の存在が大切なんだと、逆に思えるショットでもあります。 

原作は作り物で甘く映画は現実的で厳しさをも描いてくれた」と感じる人もいるかもしれませんが、あえて付け加えておきますと、原作もとても面白いし、人やつらい時にこそユーモアに救われることがあることを教えてくれる佳作です。

原作が刊行された2020年10月、コロナ禍まっただ中の私たちには、この小説の愛らしさと前向きさが必要だったのだと思うし、コロナ禍は脱したね、と背中を押されて、再び格差社会に放り出されている、今の私たちには、この映画の、闇の中でかすかな光に目をこらし、なけなしの勇気を振りしぼって支え合う諦念と覚悟が必要なのだ、と感じました。

下画像左:映画の1場面(パニック障害で床屋に行くのもつらい山添くんの髪を藤沢さんが超下手くそに切ります)。画像中:原作の書影(現在は文春文庫から発売中)。画像右:移動式プラネタリウム(映画のクライマックスで活躍。これは原作にまったくない要素でした。)

画像出典左:映画.com夜明けのすべて : フォトギャラリー 画像(2) 、(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会 https://eiga.com/movie/98942/gallery/2/  (閲覧2024/2/18)  画像出典中:映画.com松村北斗×上白石萌音「夜明けのすべて」で再共演!三宅唱監督、瀬尾まいこの小説を映画化、(C)瀬尾まいこ『夜明けのすべて』水鈴社刊 https://eiga.com/news/20230213/1/ (閲覧2024/2/18)  画像出典右:プラネタリウムワークス、移動式プラネタリウム https://pla-works.jp/b-planetarium.html  (閲覧2024/2/18)

以上、ASAでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄金町のミニシアター「ジャック&ベティ」新型コロナなどで閉館のピンチ

2024-01-30 13:10:36 | メンバーの投稿

大きな映画館では上映されない名作社会的テーマ作品などを上映する個性的ミニシアターの『ジャック&ベティ』が、新型コロナでの休館や客数減少建物漏水修繕費、デジタル映写機の入替費、給料や各種の経費支払いで閉館を考えるピンチとのことです。銀行融資は難しくクラウドファンディングが頼りとのことで明日1月31日まで受付とのことです。映画を観に行くことも支援になります。

クラウドファンディングは下記アドレスで手続きができます。

MOTION GALLERYクラウドファンディング・プラットフォーム

https://motion-gallery.net/projects/HelpjandB  閲覧2024/1/29

1月29日現在クラウドファンディングは目標の3000万円を達成し、当面は一息ついている状態とのことです。

 

下記アドレスは『ジャック&ベティ』公式ブログ、上映予定作品を見ることができます。ここからもクラウドファンディングにアクセスできます。また劇場で直接カンパ(支援金)や振り込みもできるそうです。

シネマ・ジャック&ベティ』公式ブログ

https://www.jackandbetty.net/  閲覧2024/1/29

 

2024年1月29日以後2月2日までに観ることが可能な10作品(内容や上映時間は公式ブログを見てください):「駒田蒸留所へようこそ」「枯れ葉」「いまダンスをするのは誰だ?」「市子」「朝がくるとむなしくなる」「メンゲレと私」「誰かの花【シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画】」「劇場版優しいスピッツ a secret session in Obihiro<アンコール上映>」「恐解釈 花咲か爺さん」「宇宙探索編集部

 

下の画像は『シネマ・ジャック&ベティ』の入り口。

画像出典:【ミニシアターを訪ねて】まちづくり視点で経営する映画館〜横浜「シネマ・ジャック&ベティ」梶原俊幸さん〜    https://sst-online.jp/magazine/3728/  (閲覧2024/1/29)

以上、S.Tでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜映画サークルでは会員を募集しています。

2024-01-21 09:50:48 | 会員募集
横浜映画サークルでは会員を募集しています。興味のある方は、左の枠の欄の「カテゴリー」の『会員募集』をクリックして入って表題『横浜映画サークルの紹介と入会希望者窓口』をご覧ください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メンバーが選ぶ2023年後半に観た映画で良かった、又は印象的な作品(2/2)

2024-01-12 00:54:32 | メンバーが選ぶ良かった、又は印象的な映画

(1/2)の続き。

F.Mさん

①[42〜世界を変えた男〜](2013年アメリカ 監督ブライアン・ヘルゲランド)

1947年の4月15日(のちにこの日が、ジャッキー・ロビンソン・デーとなる)

史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生を、ブリックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)の球団オーナー、ブランチ・リッキーとの交流を軸に描いた実話を基にした感動の物語です。

この映画では、2つのパワーが描かれています。 

1つは、ロビンソン自身の圧倒的な野球の実力

もう1つは、球団オーナーとしてのリッキーのリーダーシップ

この2つのパワーが合わさった事で、黒人初のメジャーリーガーが誕生しました。

人種差別が激しい時代背景なども思うにつけ、アメリカの全球団が永久欠番にしている背番号42理由もよく解って、今ベーブルース以来の2刀流で大活躍の大谷選手がそのロサンゼルス・ドジャースに入団した事とも相まって、とても印象に残る映画になりました。

(下画像左:映画パンフレット、左にドジャースのオーナーのリーキー役ハリソンフォード、右にロビンソン役チャドウィック・ボーズマン。画像中左と中右:ロビンソンは「ここはお前の居場所じゃない」「さっさと帰れ」と言われ、危険球も投げられる。画像右:実際のジャッキー・ロビンソン、ドジャースのユニフォーム姿)

画像出典左:映画ナタリー 42~世界を変えた男~ https://natalie.mu/eiga/film/161232 (閲覧2024/1/10)  画像出典中左:映画『42~世界を変えた男~』予告編https://www.youtube.com/watch?v=toNYuaZpd84 (閲覧2024/1/10)  画像出典中右:トルーパー.com@trooperkt0108【42〜世界を変えた男〜】(2013) https://twitter.com/trooperkt0108/status/1258063954204438528 (閲覧2024/1/10)  画像出典右:シネマトゥデイ 人種の壁を破ったメジャーリーガー「ジャッキー・ロビンソン」映画化 https://www.cinematoday.jp/news/N0032756 (閲覧2024/1/10)

 

②[憧れを超えた侍たち 世界一への記録](2023年日本 監督 三木慎太郎)

2023年3月に開催されたWORLD BASEBALL CLASSICで優勝するまでの軌跡をたどる野球の日本代表チーム・侍ジャパンの選手やスタッフ達に密着したスポーツドキュメンタリーです。

2006年、2009年の優勝も思い出し、(日本中もそうだった様に)純粋にとても元気をもらいました。

BSNHKでの大谷選手などの大リーグ中継にもどハマりで、お陰様で楽しい1年になりました(笑)

(下画像:優勝の瞬間)

画像出典:Kaz’s Blog「憧れを 超えた侍たち 世界一への記録」https://kazinaba.exblog.jp/30348042 (閲覧2024/1/10)

 

③[阪急電車 片道15分の奇跡](2011年日本 監督 三宅喜重)

TVドラマ・草なぎ剛主演の僕シリーズなどを手がけた監督のデビュー作との事。有川浩の小説を映画化

阪急今津線を舞台にした片道15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々を描く物語です。

こんな描き方もあったかと思い(TVドラマの僕シリーズもよく見ていたので)…見終わった後に何となくほのぼのとして…見てよかったと思った映画です。

(下画像:阪急電車をバックに出演者たち)

画像出典:SITA浪漫 1年ぶりの映画「阪急電車」http://gurikura-0606.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-16cc.html (閲覧2024/1/10)

*見たい映画 役所広司主演の『パーフェクト・デイズ

 

N.Mさん

すずめの戸締まり(2022年日本、監督:新海誠)

帰省中、実家のある兵庫県を題材にした映画を探していたとき「すずめの戸締まり」の作品を見つけました。

主人公の鈴芽(すずめ)という名の少女が、日本各地の災害を引き起こすとされる扉を閉じて鍵をかけていくというストーリーです。

ファンタジー要素が強いですが、実際に地震災害を経験した地域が舞台となっていて、兵庫県もその中の一つでした。

描写が美しいです。 神戸の街の描写は(おそらく他の街も)、実際の街並みに忠実に、細かい部分まで丁寧に再現されているようです。

有名な監督が震災をテーマにした映画を作ることで、若い世代に震災の記憶を伝える助けになればいいですね。

画像出典:映画ナタリー すずめの戸締まりの画像・動画(18/22)https://natalie.mu/eiga/gallery/film/188870/188774 

 

S.Tさん

1番目瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと(2022日本 監督中村裕(ゆたか))

内容:寂聴さんの人柄や人生が浮かび上がってくるドキュメンタリー講話の場面では、人を引き付ける話をし、年とともに昨日できたことが今日できなくなると、そのことを笑い飛ばす。テレビのインタビューでおかしなことを言ってしまったときには、後で「ボケてしまった」と涙を流す。転んで目の周りを紫にしていた姿もそのまま映像になっている。

亡くなる前の雪の日に、「この雪が雪を見る最後になると思う。近頃の出来事のそれぞれが、これが最後になるように思える」と話して、その通りに再び雪を見ることなく亡くなった

感想:寂聴さんの人生思う通りに生きた、直球の人生、状況に応じて出家し、無理な変化球がないように思う寂聴さんは最後まで、とても感性豊な人だったように思う。寂聴さんが中村監督を「ゆうさん」と親しく呼び、心の支えにしていたように思える映画でした。

中村監督が17年間寂聴さんの生活を記録した。中村監督の初作品。私もいずれ「この雪が雪を見る最後になる」という日が来るのかもしれない。

(下の画像左:講話中の寂聴、会場は笑いの渦。画像中:誕生日祝いか何かの祝いで分厚いステーキを食べ、お酒を飲む寂聴、向こうにいるのが中村監督。画像右:自宅で大笑いをする寂聴、2021年11月に99歳で亡くなった。最後まで戦争をしてはいけないと訴え続けていた)

画像出典左と中と右:瀬戸内寂聴さん 至福は「孤独に書くこと」 密着17年、中村裕監督が明かす知られざる姿。©2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会  https://globe.asahi.com/article/14630751  (閲覧2023/1/5)

次のアドレスで予告編を見ることができます1分:https://eiga.com/movie/96677/ 

TVnews23の小川彩佳キャスターのインタビュー3分39秒:https://www.youtube.com/watch?v=K2r0_7kdp2w  

 

2番目土を喰らう十二ヵ(2022日本 監督中江裕司)

内容:「ぽつんと一軒家」に出てきそうな小屋で山菜や畑でとれるもので生活をする主人公がその食材で料理を作る。この映画はこの自然食の料理が主人公になっている。いろいろの料理がどう作られるか四季の自然とともに丁寧に描かれる

料理は作家の水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ月」が基になっているとのこと。水上勉は貧困から9歳の時に禅寺に入り精進料理の世界に入った(参考:ウィキペディア水上勉)。映画の料理はすべて精進料理と思う。映画の主人公は作家であり「ツトム」さんと呼ばれているので、水上勉が想定されていると思う。

感想自然食材の魅力がフルに発揮され、料理は素朴であるが食べてみたいと思う映画でした。また、自然の中で生きる人たちと都会の人が対比的に、料理とともに描かれているのも印象的でした

(下の画像左:子芋(里芋),良い食材は焼くだけで旨い。下画像中:塩漬けの梅と周囲に塩もみしたシソの葉、梅干しを作る過程が描かれる。画像右:「なめこ」を取りに行く途中で編集担当者(松たか子)と出会い、一緒に取りに行く、松たか子の赤い服とコントラストで秋の紅葉がとてもきれいな場面)

画像出典左:四季の恵みに感謝し、十二ヵ月を生きる。https://tsuchiwokurau12.jp/ (閲覧2023/1/5) 画像出典中:映画『土を喰らう十二ヵ月』https://twitter.com/tsuchiwokurau12 (閲覧2023/1/5) 画像出典右:信濃毎日新聞デジタル『土を喰らう十二カ月』を語る② 信州の四季を取り入れ 穏やかに生きていく、その喜びを教えてもらえますhttps://www.shinmai.co.jp/news/article/SHPR2022103100003442 (閲覧2023/1/5)

(下画像左:台所、左下のテーブルで主人公がいつも食事をする。画像中:食事時の主人公ツトム(沢田研二) 。画像右:ツトムが少し離れた所に住む亡き妻の母親の様子を見に尋ねた場面。母親(奈良岡朋子)はツトムと同じように一人で畑を耕し生活。中央の皿、自家製たくわんを山盛りにしてもてなす。米も味噌も母親の自家製)

画像出典左と右:四季の恵みに感謝し、十二ヵ月を生きる。https://tsuchiwokurau12.jp/ (閲覧2023/1/5) 画像出典中:信濃毎日新聞デジタル『土を喰らう十二カ月』を語る① 旬の食材を使って きちんと 料理することを 心がけましたhttps://www.shinmai.co.jp/news/article/SHPR2022102500003436 (閲覧2023/1/5) 

下アドレスで、禅寺では「献立は畑と相談する」で始まる予告編1分6秒を見ることができます。

https://youtu.be/f5el63UWTM8  (閲覧2023/1/5)

 

3番目妖怪ウォッチ誰にでもすぐに謝ってしまう妖怪(たぶん2015年 監督ウシロシンジ)

内容:この妖怪に取りつかれると、誰にでもすぐに謝ってしまう。この妖怪に対抗するために主人公ケータ君はリーゼント頭の妖怪「グレるりん」を呼び出し闘わせるが勝負がつかず、妖怪どうし仲良くなってしまう

感想他:この妖怪は傑作だ。これまでに、このような妖怪がいただろうか。なにしろすぐに謝ってしまう妖怪

以前、大手百貨店の1階のスペースで妖怪ウォッチの着ぐるみのショーがあり、着ぐるみを着た主人公ケータ君、ふみちゃん、妖怪案内の執事、などが出て来て、簡単なストーリーをやった後「ゲラゲラポーのうた」を踊ると、見ていた1階の子供、2階から見ていた子供、幼稚園くらいの子から小学生くらいまでが多数一人残らず子供たちは一斉に一緒に踊る。どの子も踊りを知っている。こんなに子供たちに人気のあるのはどんなアニメだろうと思っていた。

見たのがこれ第72話#205「妖怪あやまり倒し」。これまでの妖怪と言えば「怖い」作品が多い中、まったく異なる発想でインパクトがあったので3番目に上げた。

このシリーズはいろいろな人の個性や出来事を妖怪のせいにするところは非科学を増長し不適切で問題があるが、発想が今までにない、意表を突いているところは好感が持てる面がある。妖怪「あやまり倒し」に似たものに妖怪「一旦ごめん」がある。この妖怪に取りつかれると直ぐに「一旦ごめん」と謝る。いずれも心を和ませる作品。5~10分程度の短い作品。

(下の画像左:右にふみちゃん、中央に主人公ケータ君、左に妖怪に取りつかれて謝る友達のカンチ君。画像中:妖怪に取りつかれ、謝るふみちゃん。画像右:「ゲラゲラポーのうた」と踊り。歌と踊りは更新され8作品以上になっているようだ。子供たちはこのような踊りが大好き

画像出典左:妖怪ウォッチ あらすじ 第72話 【妖怪 あやまり倒し】https://bigmongee.com/anime/archives/12456  (閲覧2024/1/8)  画像出典中:「妖怪ウォッチ」第72話感想画像まとめ・ドケチングがひゃくれつ肉球かわすシーンが無駄にかっこよかったwー【妖怪ドケチング】【妖怪あやまり倒し】【妖怪迷い車】http://moeboku.seesaa.net/article/420207789.html (閲覧2024/1/8)  画像出典右:2014年冬アニメ「妖怪ウォッチ」第1話の感想文https://blog.goo.ne.jp/takasaatsu/e/023c63ec1c87a1007a37aad1ffc934c8 (閲覧2024/1/8)

以上です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メンバーが選ぶ2023年後半に観た映画で良かった、又は印象的な作品(1/2)

2024-01-11 21:16:02 | メンバーが選ぶ良かった、又は印象的な映画

メンバーからメールで頂いた2023年前半に観た映画で良かった、又は印象的な作品です。作品西暦は特記がなければ日本公開年度、次に製作国です。公開年度や劇場で観たかに拘っていません。TVやレンタルBDなどを含めて選んでいます。これから見たい映画も取り上げていいとしています。今回は新型コロナのため映画館で観るのを控えた会員もいますので、2023年前半に観た映画でなくてもいいとしています。また、感想などでネタバレの要素がある場合がありますのでご了承ください。原則敬称略。

H.Oさん

今回は、ワンちゃんを主人公にした映画の中から、シリーズものの2点でエントリします!ワンちゃんと生活を共にしていると、犬というより、自分の子供という感じで接してしまうので、常々、ちゃんと意思疎通できたらなって思っていますが、この映画は、動物たちも人と意思疎通したいって思っていると思わせます。

僕のワンダフル・ライフ(A Dog's Purpose) ( 2017年アメリカ 監督:ラッセ・ハルストレム 原題A Dog's Purpose )

野良犬トビーの愛すべき転生」(W.ブルース キャメロン 著)という米国でベストセラーになった本を元に映画化されたものです。

主人公は、ベイリーというワンちゃんと少年イーサ ン。犬の寿命は人より短いので、イー サンに会いたい一心で、ベイリーは転生を繰り返すわけですが、生まれ変わる度に、犬種も飼い主も変わり、なかなか遭遇できないといった流れで進みます。

あらすじは、観てのお楽しみというところですが、犬目線で心情が描かれているのがとても面白く、その中で、犬が飼い主を幸せにしようとする姿にはグッときます

画像出典:映画専門チャンネルムービープラス 僕のワンダフル イッキ観!https://www.movieplus.jp/recommend/detail/?id=1070  (閲覧2024/1/8)

僕のワンダフル・ジャーニー(A Dog's Journey )( 2019年 アメリカ 監督:ゲイル・マンキューソ 原題 A Dog's Journey )

僕のワンダフル・ライフ』の続編です。主人公のワンちゃん(ベイリー)が何度も生まれ変わっている間に、少年だったイーサンも大人になり、そして・・・・・ということで、これが、完結編という感じです。

何度も生まれ変わって、いろんな飼い主に出会っていろんな経験しながら、その度に強い絆を築いていくのですが、本人(本犬)は、やっぱりイーサンに会いたくてという流れで進みます。

犬に人間の言葉が分かっていたらいいなという思いが強くなりますね

当然ですが、ご覧になる場合は、『僕のワンダフル・ライフから先にご覧ください

画像出典:洋画専門チャンネル ザ・シネマ 僕のワンダフル・ジャーニー 飼い主への一途な愛は何度生まれ変わっても永遠に。https://www.movieplus.jp/recommend/detail/?id=1070   (閲覧2024/1/8)

 

O.Aさん

2023年下期に鑑賞した映画で予告編と本編のギャップが大きかった映画を紹介します。

一部、内容に触れている部分があるため、所謂ネタバレを気にされる方は読まない方がいいです。

予告編詐欺と言いたくなる位、予告編と本編に差異があった3本。

(2023年11月23日公開 監督北野武)

予告編→ https://www.youtube.com/watch?v=vcGZ8m7tqDI 

予告編の印象から黒澤明の『影武者』や『』の様な大型歴史時代劇を期待すると思います。衣装が黒澤明の娘の黒澤和子なのでなおのこと。もしくは、『アウトレイジ』の時代劇版を期待した人もいると思います。

しかし、本編では、BL(衆道)コント的な要素が多く、本格時代劇を期待した観客はかなり困惑すると思います。

特に劇中、羽柴秀吉(たけし)が羽柴秀長(大森南朋)と黒田官兵衛(浅野忠信)に対して仕掛けるアドリブ芝居では、完全に大森と浅野が役柄を離れ素に戻って対応しているのが明確にわかります。まさかこれが本編に使われているとは当人は思っていなかったでしょう。

作品の印象は、過去作の『みんな〜やってるか!』や『監督・ばんざい!』に近いかもしれません。たけしの秀吉のキャラクターはテレビ番組『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』の城主のまんまでした。

(下の画像は中央に羽柴秀吉(たけし)、左に羽柴秀長(大森南朋)、右に黒田官兵衛(浅野忠信)。衣装は黒澤明の娘の黒澤和子)

画像出典:映画.com首【こんな狂った戦国時代、観たことない――!】北野武監督、構想30年の“集大成的一作”で描いたのは“誰も見たことがない本能寺の変”だった! 有名武将たちの“全員、狂人”も凄まじいエンタテインメント超大作 https://eiga.com/movie/99284/special/  (閲覧2024/1/9)

 

怪物の木こり(2023年12月1日公開 監督三池崇史)

予告編→ https://www.youtube.com/watch?v=Bfajd6Kax84

2019年・第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した小説の映画化。コピーの『サイコパス VS 連続殺人鬼』と三池崇史の最新作ということで期待が高まる一本。『殺し屋1』や『極道戦国志 不動』のような映画を期待した人も多いと思います。

しかし、本編ではサイコパスと謳っている亀梨和也が開始早々、「実はサイコパスではありませんでした」というまさかの展開。しかも、サイコパス設定が人工的に作られたという設定。このネタバレが巻頭のシーンにあるのも致命的にダメ。一番の売りを外してどうやって本作を楽しめばいいのか?

更に亀梨は実はいい人だったというダメ押しで鑑賞したことを後悔させるオチに絶句しました。

(下画像左:主人公弁護士(亀梨和也)。画像右:連続殺人鬼、木こりのように斧で人を襲う)

画像出典左:映画.com怪物の木こりhttps://eiga.com/movie/99644/ (閲覧2024/1/9)  画像出典右:シネマトゥデイ 亀梨和也を狙う“怪物”はこうして生まれた…『怪物の木こり』狂気のキャラクター制作秘話 https://news.yahoo.co.jp/articles/419a0ba16d9381a700991fa47aef038c95153d2a (閲覧2024/1/9)

 

映画 窓ぎわのトットちゃん(2023年12月8日公開 監督八鍬新之介)

予告編→ https://www.youtube.com/watch?v=869wlarndRA

戦後最大のベストセラーと言われる同名小説のアニメ化。予告編を見ると時代背景は戦後の復興中の日本のような印象を受けました。

児童向けアニメのような予告編の作りなので、大人の観客は鑑賞リストから外してしまうと思います。

しかし、本編は完全な反戦映画でした。後で気づいたのですが、公開日が12月8日で「太平洋戦争開戦記念日」だったのも意図的だと思います。舞台は戦中の日本で戦争のカゲが忍び寄る時代の描写が克明に描かれています。終盤のB29が焼夷弾を東京に投下するシーンの作画がかなり詳細に描写されているのに驚きました。劇中に太平洋戦争の開戦を報じるラジオの描写もあり、予告編では全く出て来ない「戦争」の要素を外したことは完全にマイナスだったように思います。

(下の画像左:中央の窓際にいるのがトットちゃん。画像右:東京大空襲の場面)

画像出典左:FASHION PRESS映画『窓ぎわのトットちゃん』黒柳徹子の幼少期描く自伝的小説をアニメ映画化、小栗旬・杏ら声優キャストにhttps://www.fashion-press.net/news/106231 (閲覧2024/1/9)  画像出典右:講談社コクリコ 窓際のトットちゃんhttps://cocreco.kodansha.co.jp/special/tottochan (閲覧2024/1/9)

 

Y.Tさん

2023年は知人に勧められた是枝監督の『怪物』を映画館で観たかったのですが、体調を崩してしまい叶わず。

Amazonプライムで、長年気になっていた『ミリオンダラー・ベイビー』を観ることにしました。とても心に響きました

ミリオンダラー・ベイビー(2004年アメリカ公開 監督:クリント・イーストウッド原題Million Dollar Baby)

ハッピーエンドでは無い、ボクシング映画です。

老いた名トレーナー「ダン」と、田舎育ちでボクサーを目指すウェートレスの「マギー」。

「終わり良ければ全て良し」という言葉がありますが、逆に終わりが“最悪”だった場合は、全ての過程、そもそもの出会いさえも過ちだったように思えてしまいます

フィクションと分かっていても、ダンとマギーの「選択」と「人生」に数日思いを馳せました。

公開当時、母親に勧められていたのですが当時10代の私には受け入れられなかったと思うので、今観てちょうど良かったです。

映画って、ちょうど良い時にちょうど良いものが巡ってくることがあるな、と思います。

 (下画像左:レストランで働くマギー(ヒラリー・スワンク)。画像中:左に老いた名トレーナーのダン(クリント・イーストウッド)、右にボクサーを目指すマギー。画像右:マギーは勝ち進み、WBA女子ウェルター級チャンピオン『青い熊』ビリーとの100万ドル(ミリオンダラー約1.4億円)が掛かる試合。左にビリー、右の白がマギー。この試合で悲劇が起こる)

画像出典左:『ミリオンダラー・ベイビー』絶句するほど美しい「絆」のドラマhttps://intro.ne.jp/contents/2005/05/19_1257.html (閲覧2024/1/10)  画像出典中:愛すべき映画たち『ミリオンダラー・ベイビー』(クリント・イーストウッド) https://aisubekieigatachi.com/million-dollar-baby/   (閲覧2024/1/10)  画像出典右:どらごんづ★Movie'zミリオンダラー・ベイビー(2004年)https://dragonsmoviez.blog.fc2.com/blog-entry-1359.html (閲覧2024/1/10)

 

Aさん

今回は映画館で観た二本の映画について書きます。それ以外で印象に残ったのは、沢木耕太郎原作のボクシング映画『春に散る』と、フランス・スペイン合作の実話をもとにした映画『理想郷』でした。

ゴジラ-1.0(2023年日本 監督・脚本/山崎貴)

かつて本多猪四郎が監督した作品群の『ゴジラ』、『モスラ』、『ゴジラ対モスラ』などの怪獣ものや、『マタンゴ』などのSF怪奇ものを子供の頃、よく父に連れられて渋谷の映画館で観た。思えば、私が映画好きになった原点はこの辺りにあったようだ。この頃の怪獣ものにはロマンがあった

ゴジラ-1.0』には、1954年版の『ゴジラ』のような過ぎ去った昭和のテイストが詰まっていて懐かしさを感じた。そんな時代設定でありながら、最新技術のVFXは素晴らしく古さと新しさが統一されて画面的に違和感がない。そして「核の脅威」の象徴であり、人間が犯した罪の祟り神とも言える肝心のゴジラは間違いなく怖い。

好き嫌いはあるだろうが、私は、戦略的・政府的側面が強くて、ゴジラがそれほど怖くなかったスタイリッシュな『シン・ゴジラ』をあまり評価していない。なので、怪獣ものなら何でもいいというわけではない。

ゴジラ-1.0』の時代背景は、太平洋戦争末期。特攻隊員だった主人公(神木隆之介)が生への葛藤から特攻できずに生き残り、戦後の荒廃した東京に突如現れたゴジラと対峙する民間チームに入って戦う物語。主人公が自分を取り戻していくという自己完結のストーリーに、混乱の中で偶然知り合った女性(浜辺美波)とのほのかな恋愛が絡めてある。

この賢く勇敢な民間チームとゴジラの戦いがメインなのだが、ここぞという時に流れる例のゴジラのテーマ曲のタイミングが絶妙だ。ストーリーは先が読めてしまう部分もあり、そこが物足りないという意見もあるだろうが、私は、それはそれで良いと思う。変な言い方かもしれないが、「王道の怪獣映画という安心感があるのだ。

ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで見せた山崎監督の昭和の街づくりが素晴らしく主役二人をはじめ、脇を固める俳優陣もみな適役だった。そして大迫力の画面。ラストは、ただでは済まない、この先があるというエンドレスな不安要素を感じさせた。

(下の画像左:戦闘機でゴジラに挑む主人公(神木隆之介)。画像中:窓から迫ってくるゴジラを見る女性(浜辺美波)。画像右:大迫力のゴジラ)

画像出典左:シネマトゥデイ『ゴジラ-1.0』戦闘機に乗り込みゴジラに挑む敷島!新場面写真(全8枚)https://www.cinematoday.jp/gallery/E0023303/002.jpg.html (閲覧2024/1/9)  画像出典中と右:圧倒的迫力!!「ゴジラ-1.0」新たな全身ビジュアル&場面写真15点公開 https://eiga.com/news/20230914/12/ (閲覧2024/1/9)

 

PERFECT DAYS(2023年日本・ドイツ合作 監督/ヴィム・ヴェンダース)

PERFECT DAYS」は、私的で詩的で禅的な映画。観る側の心の奥底をくすぐるような、懐かしさと静けさに包まれた映像とストーリーだ。渋谷で公衆トイレの清掃の仕事をする男の日常を描いているだけなのだが、なぜか最後まで目が離せなかった。

若い頃、ヴィム・ヴェンダースやジム・ジャームッシュの映画が大好きだったことを思い出した。画面作りが本当に美しい

役所広司演じる平山は、ミニマリストで決まったことを淡々とこなすことに喜びを感じるのだろう。

早朝、近所を掃く老女のほうきの音で目覚め、部屋の植物に水をやる。カセットで音楽を聴きながら掃除道具を乗せたバンで仕事場へ。仕事は丁寧で手を抜かない。終われば銭湯で汗を流し、行きつけの地下の居酒屋へ行く。(店長がいつも「お帰り」と声をかけて一杯目を出すのが良い。)夜は古本屋で買った本を読みながら眠りにつく。見る夢は彼がフィルムカメラで撮る木漏れ日の映像と同じように淡い。

デートをしたい若い同僚にお金を貸して、結局返ってこないかもしれないが、それほど怒りはしない。だが同僚が突然辞めてシフトが崩れそうになった時のみ、普段温厚な彼は異様に怒る。生活のリズムが崩れるのが嫌なのだろう。それは「今」を本当に大切に生活しているから。訪ねてきた姪と一緒に自転車に乗って、大声で歌うように繰り返す「今度は今度、今は今」というフレーズが全てを語っている。

気になったのは、禅的には「掃除と料理は修行の一環」なので、その点、仕事にしている掃除は完璧だけど、私生活ではもう少し食生活に気を使って欲しかった。朝は車で缶コーヒーのみ、昼はお寺の境内でサンドイッチ、夜は居酒屋でほとんど食べずの繰り返しでは栄養が偏るし、お金もかかる。料理も簡単でいいから彼なりに工夫して欲しかった。ひょっとしてミニマリストで、ガスは止めているのかもしれないが。そういえば、火を点けたシーンは皆無だった。

バンのカセットから流れる60~70年代の音楽も良かった。私はアニマルズの『朝日のあたる家』とオーティス・レディングの『ドック・オブ・ザ・ベイ』しか知らなかったけど。ルー・リードの『PERFECT DAY』という曲は初めて聴いた。

ちなみにスナックのママ役の石川さゆりが歌った『朝日のあたる家』は昔、浅川マキが日本語詞を作って歌ったものらしい。それで、映画の中でギターを弾いていた客はあがた森魚だというから、かなりマニアックだ。他にも一瞬だけ出る俳優たちもいて見逃せない

彼にとっては、この淡々とした日々が「PERFECT DAYS」なのだろう。過去に何があったか、なぜこの仕事と生活に落ち着いたのか、一切明らかにならず、観る側が想像するのみだ。

最後の平山の表情は良かった。喜怒哀楽が溶け合った至福の表情で、平穏な未来を感じさせた。

(下画像左: 公衆トイレでの主人公平山(役所広司)、清掃の仕事は丁寧で手を抜かない。画像中:行きつけの居酒屋。画像右: スナックのママ(石川さゆり)『朝日のあたる家』を歌う)

画像出典左:BANGER視覚・聴覚・触覚に訴えかける唯一無二の体験『PERFECT DAYS』ウェブ限定の書き下ろし小説「Days of HIRAYAMA」 https://www.banger.jp/news/108181/ (閲覧2024/1/10) 画像出典中:antenna“役所広司が通う”浅草のディープな焼きそば酒場へ!映画『PERFECT DAYS』ロケ地巡りhttps://antenna.jp/articles/21275903 (閲覧2024/1/10) 画像出典右:音楽ナタリー石川さゆり、ヴィム・ヴェンダース監督×役所広司主演の映画「PERFECT DAYS」で居酒屋のママに https://natalie.mu/music/gallery/news/524694/2060575 (閲覧2024/1/10)

下画像左:古本屋で買った本を読みながら眠りにつく主人公平山。画像右:笑顔の表情の平山。

画像出典左:音楽ナタリー石川さゆり、ヴィム・ヴェンダース監督×役所広司主演の映画「PERFECT DAYS」で居酒屋のママにhttps://natalie.mu/music/gallery/news/524694/2060575 (閲覧2024/1/10) 画像出典右:公式trailer パーフェクトデイズhttps://www.imdb.com/title/tt27503384/ (閲覧2024/1/10)

(2/2)へ続く

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする