こんにちは。
花嫁の手紙ライターローレルです
お手紙でも読書感想文でも、最初の一行は大切なものですよね。最初の一行はすべての始まりで、入り口で、顔、ですから。
だからこそ「最初の一行が書けない!」と、お悩みの方も多くいらっしゃるのだと思います。
大切に思うからこそ書けないのですよね。
あらゆる作文の最初の一行の役割は何かと聞かれれば、
連れて行くこと
なのではないかと私は考えます。
例えば…
読書感想文なら、物語の主人公が住むドイツの田舎町へ。あるいは、本を読んだあなたの心の中へ。
絵日記なら、夏休みのある日の、灼けた砂浜の先にあるひんやりした海へ。
謝るお手紙なら、投げつけたひどい言葉の転がる決して開かないドアの前へ。
花嫁の手紙なら、あなたと大切な家族が、良い日も悲しい日も毎日を一緒に過ごしたリビングへ。
読む人や聞く人、なによりあなた自身を連れて行く一行を、まず書いてみて下さい。
言葉で、風景を具体的にデッサンするイメージです。雰囲気は下の画像のあたり、ご覧下さい!
思い出の懐かしい場所や、楽しかった、辛かったあの時間を思い出すきっかけにもなります。
最初の一行でそこへ連れて行けたら、あとは楽ちん旅です!そこから、今のあなたへ(あの人へ)好きなだけ寄り道しながらゆっくり帰ってくるだけ。
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ここに来るといつも、私はサザエの貝殻の中に入ったような気がする。螺旋状のスロープに沿うように配置された、天井までの書架。柔らかい自然光と快適な椅子。
ここは、地元の市立図書館です。こんな場所が、身近にもあったら良いのにと、訪れるたびに思います。
本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございます