19時完全退社の悲劇! 夜は何をすればいいか | 主婦・ママ専門の高収入な副業オススメニュース

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苦労しますね。。

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。【キャリア相談vol.64】ハードワークをしたいが19時退社で拍子抜けしています。
はじめまして。今年の4月に大手ネット系企業に新卒入社し、法人営業をしているきたろうと申します。ワークスタイルについての相談です。
私の部署では、新人は19時に退社することが義務づけられております。この制度の目的は、「新人のうちに、時間内に仕事を終わらせる生産性を身に付けるため」です。入社前に安井さんの「非学歴エリート」を拝読して、「自分も社会人になったらハードワークするぞ」と息巻いていただけに、やや拍子抜けしておりました。しかし、生産性向上のための19時退社という制度にも合理性を感じるため、今はきっちり時間どおりに退社しています。
おかげで入社時と比べると、タイムマネジメントは随分できるようになったなと感じています。とはいえ、この働き方をしていると、外資やベンチャーでハードワークしている同世代と比較して、これからどんどん差が出てしまうのではないかという不安もあります。私はこのまま19時退社の生活を続けていてもよいのでしょうか。
営業 きたろう
■ 大人の自由にも責任が伴う

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 大丈夫です。19時退社の生活を続けることに、まったく問題はありません。仕事の時間だけが自分が成長できる時間、という前提を取り除けばいいのです。そして、権力や力に責任が伴うのと同様、大人の自由にも責任が伴うのだとお考えください。

 むしろ、会社としてそのような制度を導入していることが長期で働けるような場所を従業員に提供しているという意味で、すばらしいことです。従業員個人に自分自身のあり方を考えさせるという点でも意義があります。長時間労働をすることが美徳という、悪しき習慣を排するという意味でもプラスでしょう。

 確かに私自身は、学歴での遅れを取り戻すという意味でも、かなりの時間を仕事上の自己投資に充てていました。それは間違いありません。しかし、時間の多寡ではなく「自分自身が成長できることに時間を費やす」という点が重要でした。

 たまたま私の場合は創業間もないベンチャーのため、仕事と仕事に関した学びは底なし沼状態でしたが、一方で同時に仕事以外からもたくさん学んでいました。

 つまり仕事が自己流になりがちなベンチャーでの経験を補う意味で、資格取得するなど、ということです。実際に、仕事に役に立つと判断した会計や財務系の海外の資格を、上場作業をしている前後で3つほど取得しています。

■ 仕事以外でも成長できる場面はたくさんある

 仕事をしている時間だけが自分が成長できる時間ではない、ということです。

 実は多くの社会人が勘違いをしていることなのですが、仕事は学校と違い、会社が与えてくれるタスクをこなしていれば、それで評価をされるというものではありません。

 もっと言えば会社にいる時間や、仕事をしている時間だけ仕事にかかわっていればよい、というわけではありませんし、そのように限定をする必要もありません。

 仕事から離れた時間で、どの程度の時間を仕事関係に費やすかは個々人の問題としても、業務に関係する本を読んだり、セミナーに参加したり、資格取得を目指したり、といった学びの方法もあります。法人営業とのことですので、異業種がどういった営業をしているのか、そんなことを調べる人も多い職種です。

 何も社外だけでなく、その辺にフラフラしている社内の先輩や役員を捕まえて業務外で教えを乞う、というのももちろんアリです。拙著『下剋上転職』のテーマでもありますが、私たちがひとりの労働者として考えるべきは、現在、所属する会社なり組織なり「のみ」で仕事ができる人や評価される人を目指すべきではなく、どんな状況になっても自分の身を守る手段をひとつでも多く有するべく、労働市場というより広い世界においてどれだけ使える人になるかということなのです。

 したがって、会社から学ぶことや業務を通じて学ぶことだけがすべてであるというスタンスでは、やはり厳しいのだと思います。

 すばらしい制度だと冒頭に申し上げましたが、ネット系企業にお勤めとのことですから、動きの速い業界において会社が制度として従業員にすべての知識や最先端の事例などを提供することは困難である、したがって個々がそれぞれ業務を通じて大事だと思うことを学ぶべし、ということなのだと私は受け取ります。

 逆に言えば、現在、お勤めの会社においてどの程度評価されうるか、そして将来の転職可能性がどの程度広がるかは、きたろうさん自身にかかっています。

 ちなみに私は、現在、いわゆるコンサル会社と区分される会社に勤務しておりますが、こういった会社においても会社から提供されていることだけをしている人は、正直、将来性はありません。会社から提供される学びの場は最低限のものであり、そこから先は自分で自分の成長における方向性を考え自分で学ぶ、というスタンスが継続的に求められるわけです。

 そもそも会社や仕事を通じた学びだけでは、隣の席の同僚と同じく交換可能な人間になってしまいますから、それでは個人としての価値、その人でなければいけない理由はないわけです。

 私自身は長時間労働の環境でしたが、実は労働時間が短いとしたら、給料はもらえなくとも、もうひとつ仕事をしようと考えていました。副業禁止の会社もあり実際は難しいかもしれませんが、とにかく仕事をしたい、誰よりも多くのことを経験し、早く仕事で実績を出したいと考えていましたので、手段としてはアリだと真剣に検討していました。学生でもダブルスクールをやる人がいるくらいです。もっと真剣に自分に向かい合うべきである社会人なら、ダブルワークもあっていいはずです。そう考えていました。

 実際は、1日18時間勤務とかザラで週6日は最低働いていましたので、仕事以外の時間をすべて勉強に注力していました。自分が今の自分よりも少しでも成長できると思えることに時間を使う、というコンセプトは共通です。

 もちろんある程度、仕事における自分の基礎体力が固まってきたら、仕事以外の時間において仕事関連のことに費やす時間の比率を徐々に小さくして、プライベートに費やす時間の比率を上げていけばいいのです。

■ 効率的な時間の使い方が人生の成功につながる

 結局、時間の使い方が仕事における成功だけでなく、人生における成功につながります。教室の中で人生を生きているわけではありませんので、そういった事は誰かが教えてくれるわけではありません。自分で考えてバランスを取りながらやっていかなければならないのです。

 冒頭にて大人の自由には責任が伴うと申し上げましたが、学校と違い大人の人生では周りから強制される分野はほぼなくなります。つまり、自分の裁量に応じた時間や分野が増えるのです。その自由を使って何をするかが人生の楽しみであり、苦労なのです。

 きたろうさんは入社されて間もないわけですが、仕事は最初の数年間にどのように仕事に向き合い、自分に投資するかでその後のスタイルなどはおのずと決まってきます。そういった重要な時期だからこそ、仕事だけでなく仕事に通じる自分への投資も考えてみてください。

 将来、きたろうさんが過去を振り返った際に「いい選択をした」と思えるようなスタイルを確立されることを応援しております。

出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151007-00087008-toyo-soci&p=2

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