やんごともなく

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まだまだ枯れぬ!無尽蔵にある心のフィッシング金山と自分遺産ここにありとは如何に?DAY1

2022-06-25 14:17:22 | 旅部
歳を重ねると言うのは勿論悪い事ではない。がしかし「悪くはないが良いだけのものでもない」だ。
具体的に言えばまずは肉体。若作りも抗い難し。そして内面はそれなりに大事なはずの感性の低下。


つまり何を見ても感動せんのだ。


大抵の出来事は既に体験した事の更なる追体験でありファーストインパクト的に痺れるような感動は中々ない。


だが釣りの道には感動ネタがゴロゴロしている。


だから釣りに行くのだ。


そして遠征とはそんな痺れ多めの旅。


***


心が痺れる前に腰が痺れた400km移動。休み休みで6時間。身体も痛いが眠気も凄い序章の新潟西港佐渡汽船。
だが心ワクワクここから何かが始まりそうな予感。


無事乗船手続きを通過し出港したのは9時半頃。そこから2時間半の船旅で憧れの佐渡島である。
碧い海は穏やかでまるで僕らを歓迎してくれているよう。


船旅大好物

ただただ藍い(どうしてだろう?)

あれ佐渡?


ここに往復移動日を含め8日間滞在予定だ。さぁ佐渡は一体何を見せてくれるのだろうか?


海路も国道という衝撃

さぁゲートオープン


ってもちろんそんな受動的なスタンスではなく能動的積極的にプレジャーを獲得に行きたい。そりゃそうだろう。


そんな思惑を乗せフェリーは両津港に到着。早速行動開始である。


佐渡島を思い浮かべると上下が似たような形状でありそれを上から大佐渡小佐渡と呼ばれ基本的に山を背負うような地形だが
その間に広がる平野部こそが住宅地であり商業地でありそして農地でもあります。


市内はコンパクトでもあるが過不足なく色々ある。どうもユニクロはないようだがしまむらはある。
だがひとたび街を抜ければそこはただただ田園地帯が広がる美し風景であり米どころなのだ。
(見たことないけど)日本の原風景ってこんな感じなのだろうか?


だがそんな景色には目もくれずただただ地図を睨みつけている


まずは河川のチェックから。


言い忘れた(そうだっけ?)が今回のメインターゲットは渓流魚でありヤマメイワナである。
豊かな海はとりあえず置いておく。


上記にもあるが佐渡島外周は背に山を持つ形状でありその一本一本の河川は非常に短い。
海から渓流なんて場所すらある・・・と思う。


とにかく具体的な情報がないので走って歩いて探すしかないのだ。






なんて面白いんだ!


それこそが遠征の醍醐味であり面白味である。でもでもこれが2回目になると捜索ではなく確認作業になる。
だから初回って大事。何事も。


そんな訳で地図をガン見しながら川を探してゆくのだがこれがまぁいつものヤツで帯に短し襷になんとやら。
とりあえず全ての河川を見れる筈もなくそして一本一本追える訳もないので例えば川を跨ぐ一瞬のルックスが情報の90%。
それで気になれば車を降りて覗くしもっと気になるなら側道を登ってみるのだがこれが中々難しい。


川が短いというのはすなわち水量が少ないと同義。幾ら幾つかの沢が合体してもだ。
そしてその水温も非常に大事で温いと苔が繁殖しすぎて渓魚の生息域ではない。
ちなみにパッと見稚鮎が物凄くいる。そうゆう季節だがともすれば渓魚の雰囲気はなくなる。


ナマズ川やろこんなの

夜用にチェックしとこ


見て見て見まくって結論が一つ。






なくない・・・


って話が終わってしまうがそんな中から外海府にある石花川ピックアップ。
ダメ元で車で側道を登ってみたら良さそうな淵が見えたので今回のファーストアタックはここに。さぁ準備じゃ!


渓流の場合は入渓点と駐車スペース問題が発生するが両方とも同時にクリア出来たので嬉しい。先人に感謝。
実はこれ重要中の重要事項でこんな風に当日探して考えている様では普通駄目。今回たまたま。


凹み見つけた

久しぶりのバンブーベイト


夜中からの移動で結構ヘトヘトだが夕刻迫るなかスタートしたのだがこれがまぁ意に反して上手くない。ちっとも。


そもそも水量が少なくポイントらしいポイントがない。あの淵をクライマックスにするとしても
本当に小さき段差レベルしかなく当然ノー感じである。いやいやそんなもんだよ?と自分に言い聞かせる様にゆるゆると進撃する。


悪くなさそうな相なのだが


んでようやく件の淵。






居ないんかいマヂデ?


ここで出なければドコにいる


丁寧にアプローチをしたつもりだが無視。うーんうーんここが駄目なら絶望的やん。
本当はそこで(大物でも釣れちゃって)引き返す皮算用だったが怒りで突破w


だがその後もゼムゼムでワンチェイスあったかな?レベル。


離島→秘境→魚バホバホの公式は机上の空論なのだろうか?これが幻想帰納法ブレイカーか?


とりあえず心折れて適当でリターンしどちらかと言えば得意のダウンリバー方を試してみるがこれも駄目。
失意のまま再びあの淵へ。


今度は上からのアプローチ。高さと角度を考えるとミノーよりシャッドでありいつもの熱虎チビマーゲイをチョイスしたのだが
そのルアーを追う結構デカい影が見えた!だがしかし喰わず。そして二度と出ず。うーん残念!


そんな感じでゼロで初日終了。だが旅はまだ始まったばかり。そして今は夏至。夕刻が長く明日の為のロケハンも出来た。
まぁ今日は茶番。本番は明日や!
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