目覚めたら眼前には水平線。そう今日は渓流じゃなくて海つ・・・
おはよう相棒
じゃねぇよ! ココドコ?
そうじゃなくて今日は昨日のお隣にある戸地川に来ているのだが河口から結構それっぽい渓相になるので
そんじゃいっそのこと海からスタートじゃい!となった。
※車も好きに止められるし
作戦って程作戦ではないけど行けるトコまで遡上しべぇである。
海は広いが
ここから渓流?!
そんじゃ行ってみようぞ
既に幾つか見た佐渡の川だが実は珍しいタイプ。川の河口部は浅かったり泥だったりで水温高く渓魚のイメージはない。
実際どこでも季節柄稚鮎の遡上がありキラキラ泳いでいるのがデフォなのだがここは最初っから渓魚の存在を想像出来る稀有な川なのだ。
※あくまで当人データ比です
そんな訳で朝5時にスタートしたのだが答えはアッサリ返ってきた。
ものの数分。幾つか目の落ち込みでミノーを襲ったのは・・・おやアメマスかな?
イワナとは基本陸封魚なのだが降海形になるとアメマスになる。
とりあえず海まで数秒の距離なので上がってきたアメマスタイプだと思う。
とにもかくにも今遠征第一号!おめでとうありがとう。サイズも30cm近くで悪くない。
本来のアメはもっと大きくなるけどここではこのボディサイズがキャパ一杯だろう。
雨雨キター
なんて精悍なフェイス
このレベル
海から徒歩10秒
幸先よくゼロは回避出来たので後はお気楽に行く。調子っ外れだった一年振りのバンブーベイトタックルもようやく馴染んで来た。
プレッソベイトリール。軽いハンドメイドミノー。PE06直結。少しづつシンクロしてゆく。
こうゆう狭い川の攻略のコツは一撃必殺だ。
つまり一投目で一番良いレーンを通さねばまず出ない。だからキャストフィールはとても大事だ。
大事なのだがそこは下手なルアーマン。まだまだワンキャスト率は低い。でもこれからこれから。
遺影?
でも比べるのは酷だがやっぱ北海道とは懐の深さが段違いだ。無限供給されるアソコとは違い小さき渓で細々と生きている。
まぁもっとも違うのは水量じゃな。これは先無き事だが。だけどメリットもある。それも巨大な。
ヒグマがいない!
渓相いいでしょ
これだけで(これこそだが)どれだけ安心感が違うか!マヂで絶対的恐怖の具現化だからね。ある意味彼等こそ死神よ?
こんな風に渓に単騎深く潜り込んでもなーんの心配もせん。いや事故怪我とかもあるけどそれは別。
ってチビイワナがポチポチと釣れる。本当にチビ過ぎて気の毒なサイズなのだが小さき落ち込みに潜むのはこれくらいなのかも。
佐渡って土地柄でどれくらい渓魚キャッチノットリリース人がいるかは不明だがサイズアップは難しい展開になるだろう。
でもチビでもいちいち感動的。ありがたや。
おっ!?
ちょっとイイ引き?ってコレは・・・
山女魚!
感動の塊じゃの
サイズはともかく体高あっての美姫!ホンと美しいねぇ美しいよ。感謝感激またいつか。
***
かれこれスタートから数時間。川は何度か二股に別れその都度にメインっぽい方をチョイスし登ってきた。
楽しい。でも疲れた。静かに興奮し自覚はないが川歩きは消耗が激しい。本来なら帰路はその辺にあろう林道が超楽なのでそうしたい。
さすれば探すのは人工物。具体的には橋が最有力。だって橋があれば道があるじゃん。
そんな願いが叶ったのか古ぼけた低い橋が出現した。
こんなの
頃合いかな
それで意識が緩んだのかルアーを木に引っ掛けてしまう。誰かのハンドメイドだがハードオフで詰め込まれて一袋500円で
売ってた不遇な子達なのだがナウ我が元で大活躍している。その価値はもはや値段じゃない(←前振り)
そんな子を回収しようと奮闘する。
悲劇はそこで起きた。
煽って引っ張ってようやく手が届いたと思ったら
ボキリ
・・・?今誰がボキリと言った?
と確認すれば(するまでもないが)折れたのはまさかのバンブーロッド。いやまさかまさかと二度見w
マヂかよぉぉぉぉ!!シンジラレン
不注意とはいえ厳しいの
と谷間に絶叫がこだまする。バンブーは5マンエンはする希少ロッドやで(多分)
あーあやっちまった。いやいつかはやるとは思ってたけど遠征早々ほぼ初日かよ・・・
そんな訳でロッド折れ心折れ。そして頭上には小汚い橋。
帰るかの。
***
だが面白はまだ続く。
橋を登ると隣にミニ水路あり。確かに川には幾つかの取水口があったがそれはもう壊れてウンじゅん年の遺跡レベル。
でもこうやってまだ流れているのは更に上流に稼働中の施設があるかもしれない。
だがこの橋はもうだれも使ってない様子でもちろん道はなく水路の横に幅30cmに満たない獣道があるだけだ。
こんなの
だがこうゆう言葉がある。
水は低きに流れる。
本来は悪い意味なんだけどここでは水は勾配している方に流れるからこれを辿ればいつか下界に着く・・・よね?
だが意に反して道は並行なフィール。下っている感覚がない。さすがに30分も歩くと己の判断に疑問を抱く。
ちなみに道幅は30cm。右は超が付くほどの崖であり転んで落ちたらゲームオーバ必至である。
いっそのこと笹船でもつくり水路に流されたい。いや地獄流しは辞めて。
ようやく小一時間で森の切れ間から海が見えた。あぁ大丈夫。下ってる下ってる。
そんな訳で折って彷徨って結構散々な渓でしたが自分が無事ならまぁいいかと。
何処まで何時まで?
ダンジョン出れた
いつだって遠征にはトラブルは憑き物ですがそれをいかにクリア出来るかが問題なのです(←これも姑息な前振り)
おはよう相棒
じゃねぇよ! ココドコ?
そうじゃなくて今日は昨日のお隣にある戸地川に来ているのだが河口から結構それっぽい渓相になるので
そんじゃいっそのこと海からスタートじゃい!となった。
※車も好きに止められるし
作戦って程作戦ではないけど行けるトコまで遡上しべぇである。
海は広いが
ここから渓流?!
そんじゃ行ってみようぞ
既に幾つか見た佐渡の川だが実は珍しいタイプ。川の河口部は浅かったり泥だったりで水温高く渓魚のイメージはない。
実際どこでも季節柄稚鮎の遡上がありキラキラ泳いでいるのがデフォなのだがここは最初っから渓魚の存在を想像出来る稀有な川なのだ。
※あくまで当人データ比です
そんな訳で朝5時にスタートしたのだが答えはアッサリ返ってきた。
ものの数分。幾つか目の落ち込みでミノーを襲ったのは・・・おやアメマスかな?
イワナとは基本陸封魚なのだが降海形になるとアメマスになる。
とりあえず海まで数秒の距離なので上がってきたアメマスタイプだと思う。
とにもかくにも今遠征第一号!おめでとうありがとう。サイズも30cm近くで悪くない。
本来のアメはもっと大きくなるけどここではこのボディサイズがキャパ一杯だろう。
雨雨キター
なんて精悍なフェイス
このレベル
海から徒歩10秒
幸先よくゼロは回避出来たので後はお気楽に行く。調子っ外れだった一年振りのバンブーベイトタックルもようやく馴染んで来た。
プレッソベイトリール。軽いハンドメイドミノー。PE06直結。少しづつシンクロしてゆく。
こうゆう狭い川の攻略のコツは一撃必殺だ。
つまり一投目で一番良いレーンを通さねばまず出ない。だからキャストフィールはとても大事だ。
大事なのだがそこは下手なルアーマン。まだまだワンキャスト率は低い。でもこれからこれから。
遺影?
でも比べるのは酷だがやっぱ北海道とは懐の深さが段違いだ。無限供給されるアソコとは違い小さき渓で細々と生きている。
まぁもっとも違うのは水量じゃな。これは先無き事だが。だけどメリットもある。それも巨大な。
ヒグマがいない!
渓相いいでしょ
これだけで(これこそだが)どれだけ安心感が違うか!マヂで絶対的恐怖の具現化だからね。ある意味彼等こそ死神よ?
こんな風に渓に単騎深く潜り込んでもなーんの心配もせん。いや事故怪我とかもあるけどそれは別。
ってチビイワナがポチポチと釣れる。本当にチビ過ぎて気の毒なサイズなのだが小さき落ち込みに潜むのはこれくらいなのかも。
佐渡って土地柄でどれくらい渓魚キャッチノットリリース人がいるかは不明だがサイズアップは難しい展開になるだろう。
でもチビでもいちいち感動的。ありがたや。
おっ!?
ちょっとイイ引き?ってコレは・・・
山女魚!
感動の塊じゃの
サイズはともかく体高あっての美姫!ホンと美しいねぇ美しいよ。感謝感激またいつか。
***
かれこれスタートから数時間。川は何度か二股に別れその都度にメインっぽい方をチョイスし登ってきた。
楽しい。でも疲れた。静かに興奮し自覚はないが川歩きは消耗が激しい。本来なら帰路はその辺にあろう林道が超楽なのでそうしたい。
さすれば探すのは人工物。具体的には橋が最有力。だって橋があれば道があるじゃん。
そんな願いが叶ったのか古ぼけた低い橋が出現した。
こんなの
頃合いかな
それで意識が緩んだのかルアーを木に引っ掛けてしまう。誰かのハンドメイドだがハードオフで詰め込まれて一袋500円で
売ってた不遇な子達なのだがナウ我が元で大活躍している。その価値はもはや値段じゃない(←前振り)
そんな子を回収しようと奮闘する。
悲劇はそこで起きた。
煽って引っ張ってようやく手が届いたと思ったら
ボキリ
・・・?今誰がボキリと言った?
と確認すれば(するまでもないが)折れたのはまさかのバンブーロッド。いやまさかまさかと二度見w
マヂかよぉぉぉぉ!!シンジラレン
不注意とはいえ厳しいの
と谷間に絶叫がこだまする。バンブーは5マンエンはする希少ロッドやで(多分)
あーあやっちまった。いやいつかはやるとは思ってたけど遠征早々ほぼ初日かよ・・・
そんな訳でロッド折れ心折れ。そして頭上には小汚い橋。
帰るかの。
***
だが面白はまだ続く。
橋を登ると隣にミニ水路あり。確かに川には幾つかの取水口があったがそれはもう壊れてウンじゅん年の遺跡レベル。
でもこうやってまだ流れているのは更に上流に稼働中の施設があるかもしれない。
だがこの橋はもうだれも使ってない様子でもちろん道はなく水路の横に幅30cmに満たない獣道があるだけだ。
こんなの
だがこうゆう言葉がある。
水は低きに流れる。
本来は悪い意味なんだけどここでは水は勾配している方に流れるからこれを辿ればいつか下界に着く・・・よね?
だが意に反して道は並行なフィール。下っている感覚がない。さすがに30分も歩くと己の判断に疑問を抱く。
ちなみに道幅は30cm。右は超が付くほどの崖であり転んで落ちたらゲームオーバ必至である。
いっそのこと笹船でもつくり水路に流されたい。いや地獄流しは辞めて。
ようやく小一時間で森の切れ間から海が見えた。あぁ大丈夫。下ってる下ってる。
そんな訳で折って彷徨って結構散々な渓でしたが自分が無事ならまぁいいかと。
何処まで何時まで?
ダンジョン出れた
いつだって遠征にはトラブルは憑き物ですがそれをいかにクリア出来るかが問題なのです(←これも姑息な前振り)