へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

初演に勝るものは、ない

2022-07-02 07:10:34 | へちま細太郎

どーも、はるみです。。。

つまんないことで細太郎くんと喧嘩して、半年経っちゃいました。その間、実孝のバカにくどかれて迷惑していたので、奥さんに言いつけてやったわよ。そしたら、大喧嘩して叩き出されたらしい。
ザマアミロだ。
で、遊びにいらっしゃいと奥さんに言われたので、訪ねていくと、宝塚づけになった。
朝から晩まで宝塚のDVDを見せられ、すっかりハマってしまった。
「エリザベート、いいでしょう?宝塚以外でも、同じ東宝系のミュージカルでやっているけど、やっぱり初演よねえ。一路もいいけど、タータン最高よ〜」
タータンとは、香寿たつきさんのことで、本来ならどこかの組のトップを長くつとめられるほどの実力の持ち主だったらしい。観客が減ってきたことでの改革で煽りをくった数名の実力者の一人だらしい。
らしい、らしいばかりで申し訳ないけど、だって宝塚のこと知らないもん。
でも、しっかり基礎を学んできた人たちの舞台だ、そこらへんの「ただうまい」芸能人とはわけが違う。
で、エリザベートは、ウィーンのミュージカルだ。
「本場でもみてきたわよ〜、もちろん、バカのお金で」
あ〜、そうですか…。
「全く、根暗な内容だよね。ハプスブルグ家の終焉を描いたものだけどさ〜、美貌の皇后ゆえに悲劇のヒロインになってるわけ。その美貌にトート=死が惚れちまってつきまとうわけよ。意味分かんない」
と内容にケチつけるも、
「そのトートの一路が最高なのよ、息子のルドルフのタータンも、ルキーニの轟さんも最高!高嶺さんも最高!」
タータン以外にも、実は愛称で呼んでいるんだけど、わからん。そんなもんなの?
と思うけどさ、これがすごいのよ、一路の前のトップの杜けあきの美貌…
はあ、とため息をついたけど、エリザベートをいろいろ見まくったけど、宝塚に勝るものなし、そして初演に勝るものなしだわ。
「それにしても、子供の教育をするっていってトメ=皇太后ゾフィーから皇太子を取り返したのはいいけど、その後育児放棄してんのよね、結果死なしちゃうわけだから…」
ルドルフの自由主義は母親譲りでしょ?家庭教師がほとんどそうだって書いてあったわよ。ま、育児放棄はひていできなわいわな。私は、ん、暗殺説を指示するわ〜。
でも、泣けたわルドルフのシーンは。後半涙ボロボロよ。
「二人の行き着く港は?の夫婦のあり方にも涙出るわ〜」
まあ、そうでしょうねえ。
みなさんも、エリザベートを見る時は、初演を見てからにしましょう。他の組のエリザベートも年が経つにつれて演出も変わってなかなかいい。
しかし、宝塚みると、男なんて汚くて嫌になるわ〜。


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