<<ブログ 330>>
2022年6月14日ニューヨーク外為市場
1ドル=135円48銭
24年ぶりの「円安水準」報道から想うこと
本来、為替レートは「国力」で決まるものなのでは!?
「円高」でも「活き活きとしている国、日本」
そんな「日本」を目指しての動きが大切なのでは?!
~私の変わらない想い~ by 入道
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今回も東京秋葉原のアトリエを基地として
世界への羽ばたきを重ねておられるちょっと年の離れた友達
画家の田中拓馬さんがご厚意で素敵な挿絵を
画いてくださいました。
拓馬さん、ありがとうございます。
田中拓馬さんのサイトも訪ねていただければと思います。
http://www.takumatanaka.info
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挿絵は田中拓馬画伯 画
●「円高」と「円安」とは一体どんなことなのか。既に
ご承知のことと思いますが、改めてふたつの状態で単純に
書いてみたいと思います。
① 1ドル=100円 ② 1ドル=135円
◆ごめんなさい、既にご存知のことの繰り返しとなりますが以下、
頭と心の整理と言うことでお許しいただければ、と思います。
<2つのレートで考える>
① 1ドル=135円 →→ ② 1ドル=100円
(円高)
←←
(円安)
<100ドルは円だと>
① 100×135=13,500円
② 100×100=10,000円
<100ドルで商品「輸入」>
①→② (1ドル135円から1ドル100円へ) 円高の時
13.500円支払って手に入れていた商品が
10,000円で手に入れられる
②→① (1ドル100円から1ドル135円へ) 円安の時
10,000円で手に入れられていたのに、
13,500円支払わなければいけない
<100ドルで商品「輸出」>
①→② (1ドル135円から1ドル100円へ) 円高の時
13,500円もらえていたのに
10,000円しかもらえない
②→① (1ドル100円から1ドル135円へ) 円安の時
10,000円もらっていたのが
13,500円もらえることに
●①から②のレートに変わるのが「円高」
1ドル 135円→100円
逆に②から①に代わるのが「円安」
1ドル 100円→135円
●「輸入」と「輸出」の二つの行動に分けて改めて記して
みます。
円高 輸入 笑顔😊顔 輸出 悲しい顔😢顔
円安 輸入 悲しい顔😢顔 輸出 笑顔😊顔
◆日本は「輸出」にかかわる人たち、会社だけでなく、
「輸入」に関わっている人たち・会社もたくさん存在して
います。
特に「エネルギー」に係わる企業の大半は原油等々
「輸入」に頼っています。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★現実的に既に、日本の電力産業とか輸入商品・製品・食料
品などを扱っている企業では「利益減」「かなりの幅での連続
値上げ」の状況になってきてもいます。
★特に電気は「輸出商品・製品」を形作るに必要
不可欠な原価、でもあります。値上げして輸出しても「円安」
であれば・・・・・なのでしょうか。
★でも・・・・・あたりまえですが、
一般家庭など「輸出価格に転嫁できない」電気あるいは
ガソリン等消費は値上げを受け入れるだけ、
となってしまいます。
★国内販売の商品・製品の価格もアップしていくことになって
きます。
★「値上げ」は「価格を上げること」ですので単純に
「脱デフレ」とはなるのでが、高くなった電気、あるいは、
高くなった商品を購入するための給料がまだあがっては
いない・・・・
やはり、裏で?一方で「悲しい顔」をしている人たちが
たくさん、存在していることも心に留めておく必要がある、
そう感じます。
★この「対応」をどうしていくのか、しっかりと示されていない、
と思います。
挿絵は田中拓馬画伯 画
●「円安」「円高」・・・・・・・あたりまえに考えた時には
どちらがいい、のでしょうか?どちらを
「目指していく」のでしょうか。
●日本が「経済的に強い国」になると
いうことは為替はどうなる、と言うこと
なのでしょうか。
★為替レートは本来、「国力(国の経済力)」に
よって決まるもの、決められていくもの、そうなのでは???
●しかしながら、現実的には、為替レートは本来の「国力」
からかけ離れてしまった『ゲーム的交換レート』となっている
ように思いますが、こんな時にこそ「あたりまえ」に考えていく
ことも必要なのだと感じます。
●????円安がいいのか。円高がエンダカ・・・・????
単純に「交換レート」として考えると
1ドル 135円よりも1ドル100円の方いいのでは?
1ドル135円 → 135円で1ドルのものが買える
1ドル100円 → 100円で1ドルのものが買える
↓
135円あれば1.35ドルのものが買える
★ 円高・円安・・・英語表記はどうなるのか、
調べました。
円安 WEAK 円高 STRONG
CHEAP HIGH
★単純に「STRONG」(高)と「WEAK」(安)。
「強い」と「弱い」、なんです。
「CHEAP」と「HIGH」。「安い」と「高い」なんです。
★すごくすごく単純に考えます。
WEAKより STRONGがいいのでは・・。
★本来、国として考えると国力を挙げて「円高」を求めて
いくものなのでは・・・・。そう昔から私は想い続けています。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★日本の国力が富んでいけば「円高」に
なっていく、ものなのでは。
そんな動きが自然なのでは・・と思うのです。
◆そして、これも単純に「ドルと円の交換レート」として為替
レートをみれば1ドル135円よりは1ドル100円の方が
円の価値があがっていいのでは、なんて普通に思います。
?????????????
単純に「円高」になれば世界通貨の「ドル」建での
日本国民の資産価値は上がる、のでは。
⇒日本は「ドル持ち・金持ち国家」になるのでは!?
⇩
「日本」そして「円」の信用力が高まる
(例示) ① 1ドル=135円 →② 1ドル=100円
1億円のドル価値を考えてみる
1ドル135円が100円の円高になった時
① 100,000,000/135=740,740ドル
⇩
② 100,000,000/100=1,000,000ドル
◆1ドルのものを購入するのに135円必要だったのが
100円で購入できるようになった。
同じ100円使えば1ドル35セントの物が購入できるよう
になった、これが1ドル=135円⇒100円の円高。
◆ドルを「国際通貨」と位置付ければ「円高」は
日本は「金持ちの国になる」と言うことなのでは?
とこれも単純に思うのです。
●でも、そうじゃない?:
「円安」を追い求めている?日本政府と日銀????
★直近の日本の置かれている現実から脱する、
近々のための施策であれば理解できますが、
「未来を考えること」を忘れてしまっては
いけないありたい状態をものさしとして
「今」を考えるべき、とずっと想い続けています。
(次回に続く)
今回も最終行にまで眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
昔から私か゛想い続けている「円高」「円安」どちらをめざすのか
コロナが落ち着きを見せてマスコミの報道でも
トップの座をここのところ「為替・円安」に譲り・・
といった状況から改めて「円安」「円高」に対しての
私の想いを改めて記してみました。
一喜一憂することなく「目指す状況」に対して
日本は 何をしていくのかを分かりやすく国民に語り続けて欲しい
心からそう感じています。
次回は今回の続き的に「外為レート」について
これも私の想うことを記していこうと思います。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入むら道お)