日本最後の寝台列車サンライズEXで東海道本線・山陽本線を西へ【寝台特急とボンネットバスの旅②】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)

(サンライズエクスプレスで迎える朝  @山陽本線)



★過去記事↓↓ 






寝台特急「サンライズ瀬戸」高松経由琴平行き、「サンライズ出雲」出雲市行き
21時50分、東京(とうきょう)駅を発車


品川駅(しながわ・東京都)を通過

都会のネオンや通勤電車の明かりが車窓に流れる。


川崎駅(かわさき・神奈川県)を通過


横浜駅(よこはま・神奈川県)停車、22時15分発

東海道線上り普通列車とすれ違う。




藤沢駅(ふじさわ・神奈川県)を通過
国鉄クハ80形湘南型電車(クハ86023)を模したホーム売店「NewDays」


辻堂駅(つじどう・神奈川県)を通過
駅は大型ショッピングモール「テラスモール湘南」と直結

 

茅ヶ崎駅(ちがさき・神奈川県)を通過  
JR相模線205系500番台電車の明かり。



相模川を渡る。


大磯(おおいそ・神奈川県)付近から山が迫る。

個室内の照明を消すと、車窓に山の稜線が浮かび上がる。


二宮駅(にのみや・神奈川県)を通過



足柄平野(国府津駅付近)


小田原付近。東海道新幹線が矢のように走り過ぎる。


小田原駅(おだわら・神奈川県)を通過

通勤用特急「湘南」運用を終えたE257系が停車中



熱海駅(あたみ・静岡県)、23時21分〜23時23分停車



熱海駅で発車を待つサンライズエクスプレス

JR東日本管内は熱海まで。ここから先はJR東海管内に入る。



沼津駅(ぬまづ・静岡県)停車、23時39発

東海道本線を西へ。


富士駅(ふじ・静岡県)停車、23時53分発



静岡駅(しずおか・静岡県)停車、深夜0時20分発



浜松駅(はままつ・静岡県)、深夜1時11分〜1時12分停車

浜松駅を発車すると、次の停車駅は早朝の姫路。


夜は更け、寝台列車「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」はジョイント音を刻みながら、夜の東海道本線を西へと走り続ける。




早朝4時頃、京都駅(きょうと・京都府)を通過
サンライズエクスプレスは既にJR西日本管内を走行。


寝台列車での夜明け。

大阪駅(おおさか・大阪府)を通過し、淀川を渡る。




神戸の街と六甲の山並み

列車は、東海道本線から山陽本線へ。

サンライズエクスプレスは、グッドデザイン金賞を受賞。ドアの窓に受賞のシールが貼られている。

須磨海岸

朝の大阪湾


須磨海づり公園






舞子(まいこ・兵庫県)付近。住宅街の向こうに明石海峡大橋が見える。

明石海峡。明石海峡大橋の向こうは淡路島

山陽電鉄と並走


加古川を渡る。






夜が明け、まもなく最初の停車駅・姫路



姫路駅(ひめじ・兵庫県)、午前5時25分〜5時26分停車


中間車を先頭化改造した115系電車
 
午前5時29分発普通列車岡山行き(115系)と、
奥にはキハ58系気動車を模した、駅そば屋「まねき」

山陽新幹線の高架をくぐる。
 


揖斐川を渡る。



山陽本線を行く。

朝霧がかかる山



上郡(かみごおり・岡山県)を過ぎ、中国山地を貫く智頭急行の智頭線が分岐






和気駅(わけ・岡山県)を通過 
かつて片上〜和気〜棚原間に同和鉱業片上鉄道という、吉井川に沿って走る私鉄があったが、1991年(平成3年)7月1日に廃止された。


吉井川




吉井川橋梁(502m)を渡る。



間もなく岡山駅

津山線や吉備線用の首都圏色キハ40形・47形気動車が留置

岡山駅では少数派のキハ120形気動車の姿も。




午前6時27分、岡山駅(おかやま・岡山県)に到着

東京駅から岡山駅まで併結の寝台特急「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」は、岡山駅で切り離される。

切離し作業中

「サンライズ瀬戸」は、午前6時31分に先に発車する。

後ろ側の「サンライズ出雲」は、午前6時34分発。




※2021年(令和3年)初夏


(続く)