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チュバイス、神経疾患で入院。毒物を盛られたか? プーチン側近、ウクライナとの戦争に反対。3月に出国。イスラエルに(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-08-04 | ロシア・ウクライナ情勢

アナトリー・チュバイスはエリツィンの経済改革で側近中の側近だった。企業民営化を推進し、一方で多くの新興財閥がロシアに誕生した。92年に第一副首相兼財務大臣としてガイダルとともに「経済改革」を推進したが、通貨危機に襲われた。

このため2005年には何者かに銃撃されたこともあった。 チュバイスが育てた「実業家」にはアブラモウィッツ、ベレゾフスキーら世界的な大富豪がいる。

チュバイスがベラルーシ系ユダヤ人であるように、ロシアの当時のオルガルヒは、殆どがユダヤ人という共通性がある。

2022年8月1日、エルサレムポスト、モスクワタイムズなどがチュバイスの緊急入院を伝えた。3月にロシアから出国したチュバイス夫妻は、4月にトルコのスタンブールでATMから現金を下ろしているところが目撃され、その後、イスラエルへ入国したことまでは判明していた。イスラエルのメディアは、その後のチュバイスの動静を殆ど使えなかった。

突然、襲われたのは手足がしびれ、喋ることが不自由になる「ギラン・バレー症候群」で、国名は明かされていないが、おそらくロンドンの病院に入院した。 日本神経学会による「ギラン・バレー症候群」の説明は次の通り。

「急性免疫性ニューロパチーの代表的疾患であるギラン・バレー症候群(Guillain─Barre Syndrome, GBS)は、感冒等の上気道感染や下痢を伴う胃腸炎に感染して1 〜2週間後に、手足の先にしびれや力の入りにくさが出てきます。その後数日から2週間のあいだに急速に症状が進行することが特徴です。神経症状が出てから2週から4週で症状はピークになり、重症例では四肢麻痺が進んで歩行に介助を要し、10数%の患者さんは呼吸筋にも麻痺が及んで人工呼吸器を装着することが知られています。

また約半数の人は顔面神経麻痺、複視、嚥下障害といった脳神経障害を生じます。頻脈、徐脈、起立性低血圧、膀胱直腸障害といった自律神経障害を伴うこともあります」。


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