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【有本香の以読制毒】林外相の頓珍漢な弾き語り「レット・イット・ビー」は国辱だ 近々ある?内閣改造での交代必須 百田尚樹氏との新番組「あさ8」スタート

2022-11-26 | 日本の事情
話題の新番組「あさ8」。(右から)有本香氏、百田尚樹氏、司会の森下つよし氏=24日

私の出演最終回となった17日には、東京・虎ノ門のスタジオ前に数百人の視聴者が詰めかけ、番組への別れを惜しんでくださった。多くの方々が「平日の朝8時に『虎ノ門ニュース』を見ることが習慣になっていた。来週月曜からどうしていいか分からない」といい、中には涙ぐむ方もいた。

その後も「虎ノ門ロス」を訴えるコメントが私のSNSに多数書き込まれ、ありがたく思うと同時に、申し訳ない気持ちも膨らんだ。

思いを同じくしたのが、同番組の火曜レギュラーを務めていた作家の百田尚樹さんだった。

そんな流れから、19日(土曜)夜の百田さんとの電話で、「虎ノ門スピリットを受け継ぐ番組を2人で立ち上げようか」ということに相成った。やるとなれば、「善は急げ」「視聴者さんに一日も『虎ノ門ロス』を感じさせてはならない」との思いから、翌週月曜(21日)の朝8時に、「百田と有本がニュースについてタブーなくしゃべる生放送をしよう」という無謀なことを決めてしまったのである。

ということで、準備期間わずか24時間の新番組「百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時!」(通称・あさ8)が、バタバタとスタートした。番組は、Youtubeの「百田尚樹チャンネル」「有本香チャンネル」の2つで朝8時から同時生配信している。

初日から3日間は、さまざまな不手際もありつつ、何とか毎朝8時に生放送をすることができた。おかげさまで生放送時の同時接続4万超えとなり、これは虎ノ門ニュースに迫る勢いである。3日連続ツイッターのトレンド入りし、3日目の23日には、YouTube同時接続数トップとなった。

今後は、虎ノ門ニュース以上に「タブーなし」のニュース番組を目指していく所存ではあるが、何分、百田さんと私の手弁当での運営である。また、還暦過ぎの2人が、自ら毎朝出演しての生放送でもあり、いつ力尽きるか分からない。

「長く続けてほしい」という視聴者の声に応えるためには、走りながら、継続できる態勢を整えていかなければならない。

放送初日には、夕刊フジが番組スタートの記事を掲載してくれたうえ、地上波テレビが決して扱わない「激安中華アパレルSHEIN」の真の背景などを取り上げたことを紹介してくれた。

夕刊フジからの応援の気持ちを大変ありがたく思いつつ、勝手に「今後はコラボもお願いしたい」などと思っている。

読者の皆さんが本コラムを目にする頃には、4日目の放送分がネットに上がっているはずである。そこでは、やはり中国関連のネタなどに深入りしつつ、同時に日本国内の親中派人士の動向にも目を光らせていく。

私が取り上げたいネタの1つは、林芳正外相が、イスラエルとの国交70年の記念イベントで、ビートルズナンバーを弾き語りした件だ。過日、米国の国務長官とも「ビートルズをセッションしたい」と言って断られたというエピソードを週刊誌にすっぱ抜かれた。林氏が、ご機嫌で歌う映像が、イスラエル大使館のアカウントによってSNS上に拡散されている。

林芳正外相

曲目は「レット・イット・ビー」。ビートルズメンバーの不仲が言われた時代にリリースされた曲で、歌詞のサビの趣旨はこうだ。

「私が苦難のとき、聖母マリアが現れて知恵を授けてくれた。『あるがままを受け入れなさい(Let it be)』と」。

極めてキリスト教的色彩の強い歌詞。イスラエルにはキリストの聖地もあるとはいえ、ユダヤ教徒の多い国との「友好」に「聖母マリアが~」というポップスを屈託なく歌う外相。赤面するのは私だけだろうか。

安倍晋三元首相が築いた「外交のレガシー」が音を立てて崩れていくような気さえする。近々あると噂される内閣改造では、林外相交代は必須である。

■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。


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