実質賃金が5月連続マイナス 令和4年8月分毎月勤労統計調査速報

実質賃金が5月連続マイナス 令和4年8月分毎月勤労統計調査速報

「毎月勤労統計調査 令和4年8月分結果速報」よると、現金給与総額は、前年同月比1.7%増の27万9,388円となりました。現金給与総額とは、労働者1人あたりの平均賃金を示すものです。

現金給与総額は、これで38か月連続で前年同月を上回る結果となりました。

その一方で、実質賃金は、前年同月比1.7%の減少となりました。これで5か月連続で前年同月を下回る結果となりました。

実質賃金とは、物価と賃金の関係を表したもので、労働者が実際に受け取る名目賃金から消費者物価指数の影響を差し引いた賃金です。
 
今回の結果から、給与は上がり続けているものの物価高が影響して、実質的な賃金が下がっているということがわかります。

毎月賃金統計の詳細は、こちらをご覧ください。

<毎月勤労統計調査ー令和4年8月分結果速報>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/2208p/2208p.html