利上げが意識されてきた。こんな記事すら流れている。

日本は四半世紀以上、長期のデフレ(最近インフレに転じたが)と低金利であり、かなりの異常事態である。当然いつまでも続くわけがない。


YCCが昨年末に修正されたのは実質的な利上げであり、今後は利上げが意識されてくる。今、米国の景気後退だとか今年は利下げだという声が多数あるが、あれは間違いなく利下げ(金融緩和)による株価上昇期待のポジショントークだと思う。このようなことが永久に続くわけがない。


もし、米国で年内に利下げが始まった場合、より酷いインフレが復活し、更なる利上げになるだけである。既にその段階まで予想している人もいる。そうなると日本も全く利上げしないわけにいかなくなる。


今まではとにかく「全てが低金利、ゼロ金利」が前提だったが、その前提が根本から崩れていくだろう。


住宅ローンがそうだ。今までは固定金利より変動金利でローンを組んでいる人が多かった。変動で組んだ方が利息が低く毎月の返済額が少ないからだ。


しかし、今後0.5%、1%、1.5%と金利が上昇すると、毎月の返済額が急速に膨れ上がるのだ。もちろん固定金利に組み換えることはできるが、最初に組んだ時から転職してたり、他に色々あると審査に通らないことがよくあり、条件が厳しくなってしまうことがある。


私はこの点は住宅ローンを組んでなく、賃貸で良かったと思っている。

こちらは日銀の毎月の国債購入額。

2013年以降急増してるのは異次元緩和の為だが、昨年は更に急速に膨れ上がっている。

日銀は既にこれ以上、国債を購入できない地点まで来ている。


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