教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

jlj0011のblog 73憲法記念日<本澤二郎の「日本の風景」(3673)

2020年05月04日 09時53分29秒 | 国際・政治
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73憲法記念日<本澤二郎の「日本の風景」(3673)
2020/05/03 07:493
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73憲法記念日<本澤二郎の「日本の風景」(3673)


<三権分立・政教分離の定着に大義あり>


 改憲派の野望に屈してはならない、日本国民の世界に対する公約、特にアジア諸国民への、ゆるぎない約束である。73年目を迎えた憲法記念日に改めて、そう思う。もう30年以上、40年以上かもしれない。「憲法代議士」という著書を引っ提げて永田町住人になった、宏池会・大平派の白川勝彦にコメントを求めると、彼は「何よりも大事なことは憲法を定着させることです」と答えた。5月3日の憲法記念日に、彼を思い出しながら、憲法定着論を強く訴えよう。日本国民の義務でもあるし、それが人々を幸せにする道である。三権分立と政教分離をしっかりと貫ける日本にする、これしかない。議会人は両手を胸に当てて、憲法定着に順じ、殉じてもらいたい。


<宗教を基盤とする自民・公明は大義のない政党>


 韓国民はすでに実践している。三権分立を。司法は、政府の不正に対して、堂々と法の裁きを貫いて行使する。政府や官僚らの不正に目をつむるような検察は、存在しない。したがって、安倍夫妻のために、公文書の改ざんという犯罪行為で国民を裏切ってしまい、自殺に追い込まれた近畿財務局の赤木俊夫さんのような悲劇の公務員を、韓国で直ちに想定することは困難であろう。


 そもそも、政府の要人犯罪をもみ消す、東京高検検事長のような悪党検事は、いないだろうし、もしいれば韓国国民が許さない。


 日本の戦前の過ちの根源は、国家神道という宗教という名前を冠した邪教によったものであることを、日本国憲法は教訓として、世界に倣って政教分離原則を明文化したもので、これをないがしろにすることは許されない。


<戦争三法は宗教政党の危うい実績>


 信教は自由である。人々の内心の自由を、誰人も抑制することはできない。リベラリズムを基礎にした、いい憲法である。他者に迷惑をかける自由は容認されないが、そうでない限り、信仰者は自由であるが、組織としての教団が政治に関与、信仰者の政治的自由を拘束することは、日本国憲法は禁じている。各国の憲法原則でもある。


 指摘するまでもなく、自民党は神社神道の教団である神社本庁、統一教会や創価学会が支援した政治勢力であるため、政教分離に違反している。特に神社神道は、戦前の戦争勢力の骨格をなした国家神道そのものである。これは余りにも明白な事実である。


 公明党に至っては、創価学会そのものの政党だ。この点について、小泉純一郎秘書をした飯島勲が詳しい。詳細を説明しなくても、全国民が承知している点である。


 日本国憲法に違反している戦争三法は、政教分離に違反した政党によって、強行されたものである。大義などない、危うい政党と断ぜざるを得ない。


<世界に冠たる日本国憲法に順じよう>


 元首相の鈴木善幸は「世界に冠たる憲法」だと議会で発言したが、その通りである。総務会長・鈴木俊一の実父、副総理財務大臣・麻生太郎の義父だ。大平派参謀として大平内閣を誕生させた平和軍縮派で、宇都宮徳馬の国際軍縮議員連盟のメンバーでもあった。


 鈴木邸を夜回りすると、自らジョニーウォーカー赤ラベルの水割りを作って、政治記者に手渡してくれた。空腹時には寿司も出た。接待は、女中代わりの長女(麻生夫人)で、そんな昔が懐かしい。


 鈴木は、訪米から帰国した時点で、外務省が「日米同盟」と吹聴したことに怒り、外相を更迭した護憲リベラルの政治家だった。彼の色紙「徳不孤」は、我が家の居間に掛かっている。


 議会人は、世界に冠たる憲法に順じ、殉じるべきであろう。それほどの価値ある日本国憲法なのだ。


<平和軍縮で帆船・日本丸が安全航海を約束>


 日本の安全航海は、原発にない、空母出雲など武器弾薬にない。


 太陽・風など自然エネルギーで快走する、帆船の日本丸が最善である。武器弾薬は海中に沈めるのである。日本国憲法は、21世紀の世界憲法なのだ。これこそが天下の正論である。


 


<呪われた政治から離脱、健全な民主国家へ>


 三権分立・政教分離に反した自公・日本会議の、呪われた政府は、日本国憲法に違反している。言論界の覚醒が不可欠である。世界は日本を直視・観察している。健全な民主国家実現を、73回目の記念日に肝に銘じたい。


2020年5月3日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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