五稜郭タワー直近にホテルを取ったため、当初予定していなかった五稜郭に立ち寄ることにした。
早朝の登城だが、広島より相当日の出時間が早いので充分明るい。
多くの函館市民が早朝ウォーキングに精を出していた。
満々と水を湛えるお堀。
鉄砲が主武器となった時代のお城だけあって、掘の幅は相当に広い。
五稜郭公園として市民の憩いの場所となっいて、植生の剪定や清掃も行き届いている。
早朝函館の澄んだ空気を胸いっっぱい吸い込む。
これでもう少し寿命が延びるかな?
要所要所に石垣を配して、崩壊を防いでいるようだ。
石垣は単純な「谷積み」で、上部は近年改修された跡がくっきりと残っている。
五稜郭防御塀の大半は、土盛・版築構造となっている。
風雲急な幕末に、よくぞここまで築いたなの感慨。
6月初旬に、藤が満開!
やはり北海道ですね。広島とは季節が違います。
郭の中心に「函館奉行所」が再建されている。
芝生広場と背の高い綺麗に剪定された松に、奉行所が守られているようだ。
帰り際にこいつが眼に入ったが、まだ開館までに1時間以上ある。
今回の北海道訪問は、鉄印帳の記帳と未踏の乗り鉄達成が主眼なので、五稜郭タワーは諦めた。
2010年に訪れた時の資料映像。
五稜郭タワーから五稜郭を俯瞰した。