tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

晩秋の気配、ススキの穂ふくらむ

2021年11月04日 15時53分48秒 | 環境


昨日の文化の日は、明治節のころから 天候でいえば「特異日」でいつも晴れといわれていました。

そして、確かに晴れの日が多かったように記憶にも1残っています。多分気象庁の記録でもそうではないでしょうか。

昨日は真っ青な空で、もう11月ですから、窓から家の中に随分日が入り、部屋はサンルームのようになって、窓を開け網戸にして扇風機で外の空気を入れたりしていました。気候変動のせいか、未だ庭には蚊をはじめ結構羽虫がいるのです。

今日も有難いことに、朝から昨日に負けない好天で、部屋には陽が入り、着ている長袖ポロシャツの袖をたくし上げ、これを書いています。

その窓のすぐ先にススキの穂が燦々と注ぐ太陽の光を受けて銀色に輝いています。

今年は立秋を過ぎても暑い日が続きましたが、ススキは暦に従って確り穂を出してくれていました(8月10日のブログ)。

これから本当に長い間、ススキの穂は、雨の日はしおしおと、晴れの日は風のとおりに揺れながら、旧暦8月の中秋の名月、翌月の13夜、通称「芋名月」「栗名月」にも風情を添えてくれ、未だに秋晴れの午後の日差しに燦然と輝いて、狭い庭をお明るくしてい呉れています。

しかし、よく見ると、一本々々の穂も先端の方から次第に柔らかく膨らみ始め、銀色に輝く爽やかな穂も、だんだんぼやけて来ている様子です。

もう少しすると、雑司ケ谷の鬼子母神のお守りのミミズク(フクロウ?)のようにボワボワの穂になるのでしょう。

毎年夏から秋にかけて楽しませてくれるススキですが、今年もそろそろ根っこからて刈り取ってコンポストに入る時期になるようです。

今日は、何日か後には、老骨に鞭打っての刈り取り作業のことを考えながら、「今年も有難う」とススキにお礼を言うタイミングという事になりそうです。

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