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区の高齢者福祉団体登録要綱の改正

2024年04月16日 07時43分15秒 | スポーツ

 

来る5月15日付で区の高齢者福祉団体登録制度が改正される旨の文書が各高齢者福祉団体に届いた。高齢者福祉団体(自主活動団体)とは、高齢者福祉の増進を目的として、高齢者の社会参加促進に資する活動を後押しするため、団体の登録制度を設け、体育館やテニスコート等の運動施設や区民集会所や区内施設の利用を無料とするものである。高齢者にとっては大変ありがい制度で個人的にも卓球とテニス活動で恩恵を受けているが、区の担当者によるとどうも登録の不正が横行しているようで、今回、より厳しい運用を行うために、制度が改正されたようである。唐突に出てきた制度改正だが、文書によると新制度の概要は下記となっている。

・区有施設の利用要件を明確化

・高齢者福祉団体の重複登録禁止

構成員全員の本人確認書類の提出義務付け

・手続を行えるのは団体の構成員のみ

・記載項目の簡略化や添付資料の一部省略

 

今回の改正について、当事者としては、下記の通り、様々な問題点があると感じる。

・常に最新構成員リストを提出するのはかなり煩雑。退会者、新規加入者が発生したら、その都度、最新のリストを作り直し、新メンバーについては本人確認書類を添付し、登録事項変更届を窓口持参ないし郵送する必要がある。変更届の作成も面倒である。このデジタル時代にメールでの受付も不可というから、区のデジタル化はどうなっているのであろうか? 最新の構成員リストの逐次提出を義務付けるなら、施設利用時の抜き打ちチェックが実行されるべきであるが、そんなことを本当にやるのであろうか?また、それに備えて、メンバーは常に身分証を携帯する必要があるので、周知が必要となる。

・構成員は全員60歳以上であることが条件だが、人数を制限してもいいから、高齢者予備軍の50代後半の人も可能としてほしいものである。高齢者は概ね60歳以上と解釈してもいいのではないか?

・団体構成としては、区民(在勤者を含む)が構成員の半数以上いればよいとなっているが、甘すぎる基準で、区の施設利用なのだから、もっと区民を優先すべきである。自分の区の59歳の人が排除されて、49%もいる他の区の高齢者に施設利用を認めるというのは、どうも納得性、合理性がない。現に、体育館が他の区の高齢者によって我が物顔で使われている実態もある。会員には隣接する他区のメンバーもいると思うので、全面的に排除する必要はないが、活動趣旨からいって、区外メンバーは、せめて20%以下に限定すべきと考える。

区内に高齢者福祉団体がいくつあるか知らないが、何百という各団体が変更がある都度、最新名簿を区の担当部署に送りつけることになり、少ない人数でやっているであろうから、十分に対応できるはずもないことは想像に難くない。担当者は、無駄な書類の整理に忙殺されるだけで、ほとんど実効性がないような気がする。施設利用時に抜き打ちチェックをしなければ、意味のない改正となってしまうが、本当にそんなことを適時やれるほど区役所は暇なのであろうか?指示に忠実に従い、変更の都度、書類を送ることにするが、担当者が悲鳴を上げるのも時間の問題のような気もする。

5月15日までは、従来の要綱が適用されるとのことなので、4月15日についでがあったので、本人確認書類を添付せず、テニスクラブの最新名簿を区の担当部署に届けた。今後も要請に従い、メンバーに変更があるたびに、送りつけるつもりである。提出の際、変更届がメールでも可能となるよう担当者に強い要望を伝えた。

 


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