浪漫飛行への誘(いざな)い

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ジョージア旅行の思い出

2020年09月12日 09時19分20秒 | 旅行

2013年5月25日、アゼルバイジャン航空でバクーからジョージア(当時はグルジア)の首都トビリシに入った。ジョージアは、91か国目の訪問となった。26日は朝から強い雨が降っており、観光にはあまりにも悪条件であったが、ジョージア正教の総本山のツミンダ・サメバ大聖堂、ゴーリキーも幽閉されていたメテヒ教会、6世紀創生のトビリシの中心的教会のシオニ大聖堂、プーシキンも絶賛したハマム浴場等を見て回った。ジョージアは1991年5月26日にソ連から独立したが、その日がちょうど独立記念日(祝日)となっており、街中でいろいろな記念イベントが行われていた。昼すぎには雨が止み、街の中心に行くと独立記念日のイベントがいっぱいあって、ジョージア人に紛れ込んで楽しませてもらった。観光客らしき人はほとんど見かけず、もちろん日本人も一人も見かけなかった。

メイン通りが歩行者天国になっていて、そこかしこにステージがあって、歌や民族舞踊が繰り広げられていた。民族衣装を着た人達やプラカードを持った人達のパレードもあった。また、ジョージア軍の戦車や装甲車が通りに展示され、子供たちが乗り込んだり,銃を構えさせてもらったりしていた。軍の戦闘機による空中飛行もあった。たまたまとはいえ、トビリシの市内観光の日がジョージア独立記念日と重なるとは、すべて無料で楽しませてもらって、ラッキーであった。


27日は地下鉄と路線バスを乗り継いで、トビリシから車で約30分のところにあるムツヘタという世界遺産に指定されているジョージアの古都を訪ねた。地下鉄のディドウベ駅に隣接したバスターミナルからバスが出ているとガイドブックに載っているが、バス番号などはなく、ジョージア語による行先表示だけなので、どのバスか全くわからない。その辺にいる人に訊きまくって、何とかバスに乗ることができたが、バス代は、たった1ラリ(約63円)。帰りのバスの乗り場も確認したが、全く違う場所であった。この辺の確認を怠ると路線バスは安いけど痛い目にあうことになるので注意を要する。

この町には、元は4世紀に建てられ、11世紀に再建されたジョージア最古のスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂があり、要塞としても使われたので城壁にも囲まれている。さすが世界遺産に指定されている歴史観あふれる大聖堂である。向こうの山の頂上には、6世紀に建てられ、やはり世界遺産に指定されているジュヴァリ聖堂があるが、交通手段がないため、タクシーを15ラリ(約1000円)でチャーターした。この聖堂のそのものも古くて由緒あるが、そこからのムツヘタの町の眺望が素晴らしいので、わざわざタクシーを使ってでも来た価値は十分ある。

また、思ったより早く、トビリシに戻れたので、夕方前に、ゴンドラに乗って、ナリカラ要塞まで登った。頂上からは、ジョージアの母の像(右手に剣、左手にワインの杯を持つ)のところまで行ける。要塞からのトビリシの街が一望できるので、登る価値は十分ある。

写真は、ナリカラ要塞から見たトビリシ旧市街、世界遺産のスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂とジュヴァリ聖堂から見たムツヘタの町並み

ジョージア旅行の思い出: https://youtu.be/udW02SNpKKE



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