そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

二階は処分逃れの不出馬表明をする、党は免罪し何も変わらない自民党である

2024-03-25 | 岸田文雄
自民党の二階俊博元幹事長が次の衆院選に出馬しないと表明した。いうことが振るっている。「自らの政治的責任を明らかにすべく、本日、岸田文雄自由民主党総裁に対して、次期衆議院選挙に出馬しないことを伝えました」というのである。自身の政治団体の収支報告書不記載が3526万円、二階は領袖として五年間で5億円もの政策活動費を受け取っている。単純に一億円もの報告不要な金で、二階派だけでななく党員を操っていたといえる。
この次回不出馬の記者会見ですら、腹心の林幹雄を伴っての会見である。政倫審に出るつもりはないのか問われ、派閥事務総長の竹田良太が出てると切って捨てた。
85才の二階に記者が年齢は関係ないかと問われると、「お前もいつかこの年になる、バカモン」と呟いた。
細かい質問は林幹雄が全部答えている。二階派表では発言もできない。裏では甚大な権力をかざすこんな人物が、国家権力の中枢にいる日本の不幸である。
この不出馬宣言は、岸田の処分をかわすものである。
二階は殊勝にも、「派閥の政治とカネの問題が政治不信を招き、その責任を取るためだ」と、持ってきた文章を訥々と読み上げた。誠意もなければ反省の弁すらない。結局こうした体質を自民党が脈々と引き続いてゆくことになる。
二階のように地元に税金を還元する政治家は、どんなことがあっても事業で潤う地元土建屋たちが懸命に支援する。悪行を重ねてもそうした支援で議員席を得た政治家は、禊をしたとか民主主義のルールであるとか胸を張る。
イギリスのように地元から立候補できないようにすれば、こうした議員も二世議員阻止できるのである。しかしそうしたルールを作るのが、こんな汚れた老害議員であるから、民主主義などこの国では程遠い。

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