森の貴婦人オオヤマレンゲが見頃 うつむくように咲き甘い香り
(三重テレビ によるストーリー • 金曜日)
うつむくように咲くかれんな姿から「森の貴婦人」と呼ばれるオオヤマレンゲが、三重県津市にある蓮蔵寺で白色の花を咲かせています。
オオヤマレンゲはモクレン科の落葉樹で、漢字で記すと寺と同じ「蓮」の文字が入ることから、住職の山田盛隆さんが親しみを込めて30年ほど前に境内へ植えました。
高山植物のため平地で咲くのは珍しいですが、白色の花に赤色のおしべ、そして緑色の葉のコントラストが鮮やかで、周囲に甘い香りを漂わせています。
寺の関係者は「小さなつぼみが多く、これから咲き始める花もある。上品な香りを放つかわいらしい花を楽しんで欲しい」と話していました。
蓮蔵寺のオオヤマレンゲは、5月いっぱい楽しめそうです。