2023-24 Serie B 第25節 SAMPDORIA 1-1 Brescia 痛恨の引き分け…

2024-02-23 21:11:01 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止DFジョルダーノ

怪我FW ボリーニ、ペドローラ、エスポジト
   MF ヴェッレ、ヴィエイラ、リッチ
   DF コンティ、フェラーリ、ムッルー

さらに増えて10人も不在🤣

あ、ちなみにヴェッレは怪我ではなく、移籍問題でフロントと揉めてるだけです

リアルにプリマから7人ベンチ入り😱

不在者の多さもありますが、左SB/WBのジョルダーノ、ムッルーを欠いている事も有って前回の3バックを継続してきました

確かに試合前の記者会見でピルロはピッチーニを起用する事を示唆してましたが、CBどちらを外すのかな?と思っていたら、こういう事だったのですね

左は久々先発のバッレーカ。新加入ダルボエが出場停止明けのジェペスとダブルボランチを組みます。攻撃はデ・ルーカをスタメンに戻して、シャドーっぽくアルヴァレス。

カザミの位置も高いですが、実質は3-5-2ですかね?

キャプテンマークはちょっと板についてきたデパオリが巻きます

SAMPDORIA<3-5-2> 監督アンドレア・ピルロ

      ⑨デ・ルーカ(87分㊸ンタンダ)

  ⑲アルヴァレス(87分㊵ストヤノヴィッチ)

 ⑤⑤ダルボエ(69分⑧⓪ベネデッティ)⑭カザミ

③バッレーカ           ㉓デパオリ(c)

     ㉘ジェペス(87分⑤アスキルドセン)

 ㉝ゴンザレス  ②ピッチーニ(80分㊻レオーニ)

     ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK⑫タンタロッキ、㉒ラヴァーリア;DF:㊲ランジェッラ;MF㉜ジレッリ、㊼ポッツァート、㊽ウベルティ;FW:㊺アレジ

イエロー:ダルボエ 


※一方のブレッシャはマラン監督の4-3-1-2

前回対戦時は4-4-1-1でしたが、だいぶ変えてきました

ここまで8勝8敗8分けのブレッシャは失点24でリーグ2位の好成績

しかし得点25はワースト2位

2トップはサンプも狙っていた現在6得点でチーム得点王のFWモンチーニビアンキ

その下を元サンプのビャルナソンがトップ下

菱形の中盤でいわゆるジャンパオロフォーメーションです

右にキャプテンのビゾリが攻守の橋渡し役

元サンプは、MFビャルナソン

Brescia<4-3-1-2>監督:ロランド・マラン⇒退場79分

 ビアンキ(46分ヤロウ) モンチーニ

    ビャルナソン(57分フェッロ)

ベルタニョーリ(77分ベサッジョ) ビゾリ(c)

    ファン・デ・ローイ(71分パゲラ)

ファレス(57分マングラヴィティ) ディックマン

  アドルニ  パペッティ

    アンドレナッチ

ベンチ:アヴェッラ、フアルド、カルターノ

イエロー:モンチーニ、ファレス

*備考:アボナメント18.229人(1試合200.234 euro),有料入場者数3.409(51.837 euro);芝状態そこそこ
*ロスタイム前半0分、後半6分

★土曜16:15キックオフで行われたアンティチポ


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコヴィッチ 6 ほとんど出番は無かったが・・・別にGKの責任は無いが、最後の最後に痛恨の失点
  • DF ピッチーニ 6.5 サンプに来てから一番良かった。守備は堅実で、攻撃面でも効果的なパスを出していた。それだけに交代が悔やまれる
  • ⇒80分レオーニ 5 まぁ17歳の彼に責任は押し付けられないが、失点に絡んでしまったのは事実
  •  ギラルディ 6.5 守備の中心となっていた。忘れてはいけないのは、今季サンプで一番出場している彼はまだ21歳
  •  ゴンザレス 6 壁となって、クロスを跳ね返し続けた。彼はまだ20歳
  • MF デ・パオリ 6 右サイドを走り続けた快速電車だったが...…2度PKをもらいに行ったが、正直両方贔屓目に見てもPKではない。倒れないで頑張って欲しかった
  •  ジェペス 6 出場停止明けだったが、いつも通り球さばきの中心となった
  • ⇒アスキルドセン ND
  •  ダルボエ 7 サンプにクオリティを加えている。得点のアシストも見事。もう少し長時間プレーできないものか
  • ⇒ベネデッティ 6.5 出場時間少ないなりに頑張ってはいた
  •  バッレーカ 6 久々先発だが、効果的なクロスも何本か供給し悪くは無かった
  •  カザミ 6.5 貴重な先制点だったが。それ以外にも中盤のカリスマ的な存在とはなっていた
  • FW アルバレス 6.5 何故か取り消されてしまったゴール。さらにはクロスバー直撃のヘッド。この日は彼の日では無かったという事か。ただ、前節出場しなかったのが不思議なぐらい出来は良かった
  • ⇒ストヤノヴィッチ 5.5 彼にも決定機が来たので、あれをトラミせずに決めていれば・・・
  •  デ・ルーカ 5 相変わらずの”点取らない屋”っぷりを発揮。逆にCFっぽくない柔らかいクロスを送ったり、実はアシストの方が貢献しているのだが、やはりこのポジションは点取ってナンボ。あの超決定機を外した罪はデカい
  • ⇒ンタンダ 5.5 カウンターから、最後にパスを出せば点取れた場面が1個有った
  • 監督 ピルロ 5 ピッチーニ交代はドクターと彼、両方の責任だろう。そもそも交代するなら17歳投入ではなく、違うポジションの経験有る選手入れて4バックで守り切ると言う選択肢もあったのではないか!?

後半、最終フォーメーションはこうなりました

[後半87分~ 5‐4‐1]

     ㊸ンタンダ

⑧⓪ベネデッティ   ㊵ストヤノヴィッチ

  ⑤アスキルドセン ⑭カザミ

③バッレーカ       ㉓デパオリ

 ㉝ゴンザレス  ㊻レオーニ

    ⑧⑦ギラルディ

   ①スタンコヴィッチ

※最後、守り切ろうとしたCB3人は20歳-21歳-17歳


(ポイント)

・最終的なポゼッションはサンプ51%:ブレッシャ49%

・最終シュート数はサンプ13本(枠内3):ブレッシャ8本(枠内4)

・ピサ戦に比べると、内容は格段に良かった

・中盤ジェペスからダルボエ、カザミでボールを支配

・ここまでセリエB失点2位の堅守ブレッシャ相手に先制点

・冬の新加入組、アルヴァレス、ダルボエ、ピッチーニが揃って活躍

・とにかく勝ち試合を落とした

・ほぼそれが全て

・ここ7試合でわずか1勝


’23-’24 サンプ プリマヴェーラ選手紹介!

※現在野戦工場と化しているサンプですが、その影響も有ってこのブレッシャ戦のように今季は多数のプリマヴェーラの選手がトップチームの試合にベンチ入りしており、さらに時には出場までしています。この日はなんとプリマから7人!レオーニをどっちのカテゴリーに入れるかは微妙ですが、彼とンタンダの2人は実際出場しています。元々トップチームも20歳のゴンザレス21歳のギラルディ、怪我中ですが19歳のペドローラなどレギュラーもめちゃくちゃ若い今季のサンプですが・・・さらに下のプリマヴェーラからはなんと都合17人もの選手が今季すでにトップチームでベンチ入りを果たしてます。その面々をトップチームでの背番号と共に少し紹介します

FW

  • ㊸Samuel Ntanda サムエル・ンタンダ 2005年6月30日 左WG ベルギー ※すでにトップで7試合出場
  • ㊹Simone Leonardi シモーネ・レオナルディ 2005年7月18日 CF イタリアU-17代表
  • ㊺Gabriele Alesi ガブリエレ・アレジ 2004年1月28日 右WG イタリアU-18代表 プリマ19試合5得点 ※すでにトップで1試合出場
  • ⑨②Noah Lemina ノア・レミナ⇒すでにPSGにレンタルバック

MF

  • ㉞Ardijan Chilafi アルディジャン キラフィ 2004年6月3日 センターMF マケトニアU21代表 
  • ㊴Francesco Conti フランチェスコ・コンティ 2004年10月23日 センターMF プリマ・キャプテン ※すでにトップで1試合出場
  • ㊷Andrea Dacourt アンドレア・ダクール 2005年7月30日 攻撃的MF フランスU-19代表 オリビエ・ダクールの息子
  • ㊼Simone Pozzato シモーネ・ポッツァート 2004年10月18日 攻撃的MF
  • ㊽Nicolò Uberti ニコロ・ウベルティ 2004年7月25日 センターCMF

DF

  • ㊱Ilario Porzi イラリオ・ポルツィ 2005年8月23日 右SB
  • ⑮Arttu Lötjönen アルトゥ・ロティオネン 2004年1月28日 CB フィンランドU-21代表
  • ㉟Hugo Buyla ウーゴ・ブイラ 2005年3月8日 CB 赤道ギニア代表
  • ㊳Lorenzo Costantino ロレンツォ・コスタンティーノ 2006年1月28日 CB
  • ㊶Fabiano D'Amore ファビアーノ・ダモーレ 2006年6月12日 CB
  • ㊻Giovanni  Leoni ジョヴァンニ・レオーニ 2006年12月21日 CB ※すでにトップで2試合出場
  • ㊲Matteo Langella マッテオ・ランジェッラ 2005年2月7日 左SB

Gk

  • ⑫Elia Tantalocchi エリア・タンタロッキ 2004年6月30日

※これ以外にもまだ上に呼ばれた事ありませんがFWでイタリアU18代表のLuca Polli=ルカ・ポッリとか、エンリコ・キエーザの息子かつフェデリコ・キエーザの弟のLorenzo chiesa=

ロレンツォ・キエーザとかもいますし

楽しみな選手は多い、サンプ・プリマヴェーラです。もちろん早熟でダメな選手もたくさん見てきましたし、ここから将来活躍できる選手はほんの一握りだとは思います。

しかし、これだけトップチームの空気に早くから振れた選手達には期待していきたいと思います。

特にンタンダ、レオーニ、ブイラあたりを特に期待で!!

現実のプリマとは違いますが、さしずめ彼らでフォーメーションを組むとしたらこんな形でしょうか?

ちなみにトップチーム招集が多くなっているため逆にプリマでしっかりしたフォーメーショんが組めない事が多くて、現在彼らは14位とそんなに成績は良くありません…

Sampdoria Primavera 2023-24<4-3-3>監督:David Sassarini

      ㊹Simone Leonardi

㊸Samuel Ntanda       ㊺Gabriele Alesi

  ㉞Ardijan Chilafi    ㊷Andrea Dacourt

       ㊴Francesco Conti(c)

㊲Matteo Langella         ㊱Ilario Porzi

   ㉟Hugo Buyla ㊻Giovanni Leoni

       ⑫Elia Tantalocchi


 

と言うわけで、今年に入ってわずか1勝のサンプです

次の相手は南部カラブリアのコセンツァ。💩ェノアと仲が良い彼らは、我々にとっては敵となります

カタンツァーロと共同戦線を張って、彼らを倒さなければなりません

何としても勝点3を!!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第26節 2024年 2/23(金) 対コセンツァ@コセンツァ 現地20:30Kick Off(日本時間深夜4:30)

’23-’24 SERIE B 

25試合 8勝6分11敗 勝点28(-2点ペナルティ) 得点32 失点39 得失点差 -7 15位


2023-24 Serie B 第24節 Pisa 2-0 SAMPDORIA 退場者出して痛恨の黒星

2024-02-17 23:53:10 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止MFジェペス

怪我FW ボリーニ、ペドローラ

   MF ベネデッティ、ヴェッレ、ヴィエイラ

   DF コンティ、フェラーリ

不在者の多さもありますが、突然のサプライズで3バックにしてきました

確かに試合前の記者会見でピルロはピッチーニを起用する事を示唆してましたが、CBどちらを外すのかな?と思っていたら、こういう事だったのですね

エスポジトの1トップ、と言うか本当に攻撃的な選手は彼しかいない・・・こんな時には出番も有りそうなヴェッレもフロントと移籍で揉めてベンチから外されている始末で・・・

と言うわけで1トップの下を普通のサブMFのアスキルドセンと、本来右SBのデパオリが務めるかなり守備的な3‐4‐2-1です

出場停止の為、フィットし始めてから現サンプの心臓とも言えるジェペスが久々の不在となりました

そこでこの日は本来ジェペスに抜かれる形になったリッチと、新加入ダルボエによるダブルボランチにしてきました

キャプテンマークは2試合連続でデパオリが巻きます

SAMPDORIA<3-4-2-1> 監督アンドレア・ピルロ

     ⑦エスポジト(65分⑨デ・ルーカ)

 ⑤アスキルドセン  ㉓デパオリ(c)

  (65分㉜ジレッリ)    (89分㊺アレジ)

㉑ジョルダーノ■45分    ㊵ストヤノヴィッチ

   ⑤⑤ダルボエ  ⑧リッチ

  (80分㊴F・コンティ)  (46分③バッレーカ)

  ㉝ゴンザレス ②ピッチーニ

     ⑧⑦ギラルディ

    ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK⑫タンタロッキ、㉒ラヴァーリア;DF:㉙ムッルー、㊻レオーニ;MF⑭カザミ、㊼ポッツァート;FW:⑲アルヴァレス

イエロー:ジョルダーノ、ゴンザレス、リッチ、F・コンティ 


※一方のピサはアクイラーニ監督の3-4-2-1

おそらくピルロはこのピサのフォーメーションに対抗してミラーフォーメーションにする為に3バックにしたんでしょうね

ピサは4か月前に対戦した時は4-4-2でしたが、3バックに変わってました

理想とするサッカーもかなりピルロと似ており、グラウンダーのパス中心にポゼッションを上げてゲームを組み立てていくタイプ

もちろんサンプとピサの選手編成、チーム状況はだいぶ違いますが

FWは元サンプのトッレグロッサを1トップに据えて、その下を若武者アレーナなどが自由に動き回る形

中盤のルーマニア代表のマリンと大ベテラン、ミゲル・ヴェローゾが効いてました

DFはキャプテンのカラッチョロを中心とした3バック

ちなみにサンプが退場者を出した後、後半頭からDFエルマンソンを下げてFWボンファンテイを投入⇒4‐4‐2に変えてきました

元サンプは、FWトッレグロッサとMFデ・ヴィティス、DFレヴェルベの3人

Pisa<3-4-2-1>監督:アルベルト・アクイラーニ

    トッレグロッサ(73分モレオ)

  トゥーレ   アレーナ(73分レヴェルベ)

エステベス        バルビエリ

  マリン  M・ヴェローゾ(89分ピッチニーニ)

 カネストレッリ  エルマンソン(46分ボンファンティ)

     カラッチョロ(c)

      ニコラス

ベンチ:ロリア、カンパーニ、トラモーニ、ムラカル、ベルアット、マスッチ、ヴァローティ

イエロー:エルマンソン、カネストレッリ、マリン

*備考:有料入場者数6.802;芝状態そこそこ
*ロスタイム前半5分、後半5分

★土曜16:15キックオフで行われたアンティチポ。強雨の中、行われました


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコヴィッチ 6 失点にほぼ責任は無く、見事なセーブもあったので彼自身は及第点であろう
  • DF ピッチーニ 5 攻守両面で不安が残る。まぁまだ加入2試合目ではあるが・・・
  •  ギラルディ 5.5 失点にはもちろん責任あるが、ドリブルで長い突破をみせたり何とかしようとはしていたが
  •  ゴンザレス 5 2失点目はボールウォッチャーとなってしまい、責任は重大。全体的に良くなかったDF陣の中でもこの日の彼はいつもに比べると良くなかった
  • MF ストヤノヴィッチ 5 やはり守備に不安を残す。特にポジショニングやクロスへの対応。この日は得意の攻撃参加も影を潜めた
  • リッチ 5.5 まぁいつもの彼よりは悪くなかったと言えば悪くなかったが。数的不利になった為に、1枚イエロー貰っていた彼が犠牲になった
  • ⇒バッレーカ 5.5 後半から退場したジョルダーノに代わって左WBに入ったが、特に貢献はしていない
  • ダルボエ 6 フィールドでは1番良かったのでは?サンプ初先発となったが、対人の強さとテクニックなど個の力は十分見せていた。あとはチームとして彼が活かせるか
  • ⇒F・コンティ 4 言っちゃ悪いがまだトップチームは早すぎる。一応彼はプリマのキャプテンだが。レベルに着いていけずイエローも貰い、しまいには肩を脱臼して最後は途中退場
  • ジョルダーノ 4 残念ながら戦犯。彼の退場がゲームを大きく変えてしまった。1発目のイエローも無駄だし、2発目もDFとして気持ちはわからんでも無いが、どちらにせよ彼の責任
  • FW デパオリ 5.5 再びキャプテンマークを巻いた彼は、チャンスにはかなり絡んで頑張ってはいたが
  • ⇒アレジ ND
  • アスキルドセン 5 まだ彼が2試合続けて良かった事は無い
  • ⇒ジレッリ 5.5 久々登場な感じがしたが、アスキルドセンよりは頑張ってはいたが。限界がある
  • エスポジト 5.5 怪我明けと言うのも有るし、やはりCFのポジションだとあまり輝けない。後半65分に負傷で交代
  • ⇒65分 デ・ルーカ 6 この日唯一得点の臭いを感じさせたのは彼。最初からスタメンで使ってれば良かったのに
  • 監督 ピルロ 5 怪我人続出である程度しょうがないとは思うが、結果論ではあるがやはり突然の3バックは疑問符。どいうよりエスポジトの1トップでトップ下が本来ただのMFと右SBの守備的布陣での入りが疑問符。3バックでもトップにデ・ルーカ使っていれば違う展開になっていただろうに

後半、最終フォーメーションはこうなりました

[後半65分~ 3‐5‐1]

     ⑨デ・ルーカ

  ㉜ジレッリ  ㉓デパオリ(89分アレジ)

③バッレーカ      ㊵ストヤノヴィッチ

     ⑤⑤ダルボエ(80分F・コンティ)

 ㉝ゴンザレス  ②ピッチーニ

     ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ


(ポイント)

・最終的なポゼッションはピサ61%:サンプ39%

・最終シュート数はピサ10本(枠内4):サンプ8本(枠内2)

・初先発ダルボエの好プレー

デ・ルーカ、途中出場からもまずまずのプレー

・先制されてから、全く勝てる気はしませんでした

カザミ、ベネデッティに続き、またも致命的なレッドカードを貰いました

・内容的にも完敗

・またもやエスポジトを怪我で失う

・さらに次節は当然ジョルダーノも出場停止


と言うわけで、プレーオフどころか降格プレーアウトまであと1つの15位まで転落したサンプです

相変わらず怪我人も多い上に出場停止選手もいるので、次節も10人ぐらいいないでしょう・・・

しかし、15位と言っても8位との差はまだ勝点6と言うのが唯一の救い

とりあえずブレッシャ戦はホームなので、何としても勝点3を!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第25節 2024年 2/17(土) 対ブレッシャ@ジェノヴァ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜24:15)

’23-’24 SERIE B 

24試合 8勝5分11敗 勝点27(-2点ペナルティ) 得点31 失点38 得失点差 -7 15位


全セリエB展望 保存版 SAMPDORIA 冬のメルカート'23-'24総集編 

2024-02-06 11:11:03 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

さて、2023-24の冬のメルカートもあっという間に閉まりました。

先代の偉大な会長様のおかげで、まだサンプは財務上の問題で選手を先に売らないと買えない状況です。お金が使えない状況ではフロント陣は精一杯やったのでは無いでしょうか? 事実、新加入の4人は全員が加入したその週にデビューを果たしてますし、アルヴァレスはすでにゴールも決めてます。欲を言えばダルボエは買取OP付きで獲得したかったですが... また、デッレモナケのレンタルで彼に出場機会を作れそうなのも良かったと思います。その他、余剰整理にもある程度成功しました。こちらも欲を言えばキリが無いのですが、コンティ整理は相当ハードル高いですし、ヴェッレアスキルドセンに関しては本気で放出を試みましたが駄目だったと言う事で、方向性としては合っているのかと思います。ここから先はフリー移籍かだけなので、可能性が報じられてるのがFWステファノ・オカカのサンプ帰還。有るとしたらこれぐらいですかね


そんな中2/8、突然でしたがマルコ・ランナ会長の辞任が発表されました

史上最悪だったフェレーロ政権の末期。まさに「火中の栗を拾う」形でサンプの為に一肌脱いだランナ

ジェノヴァ生まれ、サンプユース出身、スクデットメンバーでもあるランナにとって、愛するクラブが破綻していく姿は耐えられなかったのでしょう

最初はお飾りだけでもうれしいと思っていましたが、どちらかと言えば寡黙な方のランナの、ヴィアッリ追悼の時のSUDの下でのスピーチは堂々としており、非常に感動しました。

その後、ラドリ-マンフレディ新体制となりましたが、サンプのIDを残す意味でも会長に留まり続けたランナ。

しかし、生まれ変わろうとしているサンプの中で、彼の立ち位置が微妙になりつつあるのは事実で、実質仕事としてやる事、やれる事がどんどん無くなっていました。

特に新体制は、オスティはもとより、40年以上続いたドクター”アメデオ”やみんなに愛されたマネージャーの”アルベルト・マランゴン”もあっさり切ったように、旧体制を一新しようとしています。そんな中、唯一と言えるぐらいわずかに残っていたランナでしたが、このタイミングでの辞任となりました。まぁ深くは詮索しませんが、とにかく彼には感謝しかないと思います

Grazie Marco!!


さて、冬のメルカートの総括です。まずニューカマーの紹介

’23-’24 冬メルカート 新入団選手

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Agustín Álvarez Martínez ⑲アグスティン・アルヴァレス

 ●FW 

 ●2001年5月19日(23歳)

178cm73kg

昨季:22試合1得点(サッスオーロ)

●ウルグアイ代表 4試合1G

ウルグアイのペニャロールから鳴り物入りでヨーロッパに初見参。サッスオーロに加入した彼は、昨季サブFWとしてほぼ途中出場で22試合に出場。1ゴール1アシストの成績を残し、順調な成長が期待されました。しかしシーズン終盤の2023年5月に十字靱帯断裂の大怪我を負い、約半年以上の離脱を余儀なくされます。その後長いリハビリを経て今季セリエA18節のミラン戦(2023.12.30)についにベンチ入りを果たしました。しかし3試合ベンチには入ったものの出場機会は無く、その後すぐにサンプドリアにドライローンでの加入となりました。まぁ怪我前のプレーを見ると良い選手なのは間違いないです。サンプが欲しい完璧なCFタイプと言うよりはちょっとエスポジトに近いタイプにも見えますが、どれだけ回復しているか。現状のサンプの財務状況ではまともな補強と言うのはなかなか難しいですが、ドライローンで有るという事がサッスオーロもまだ彼に期待をしていて、活躍可能性が有るという事を信じましょう。初スタメンのモデナ戦で早速サンプ初ゴールを決めました!

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Cristiano Piccini ⑲クリスティアーノ・ピッチーニ

 ●DF 

 ●1992年9月26日(31歳)

183cm77kg

●今季:13試合1得点(マグデブルグ=ドイツ2部)

●イタリア代表 3試合0G

フリー移籍・センターバック・イタリア人

フィオレンティーナ出身の彼は若い頃はかなり期待されており、かつてはバレンシアやベティス、スポルティングリスボンでもプレーした選手。 お金が全く使えないメルカート CBが本来左SBのムッルーいれて3人のみ、センターバックは次節に至ってはムッルーも怪我、ギラルディ出場停止で本当に1人。こんな状況のサンプでこれ以上望めない最高の補強だと思います。まぁ大怪我負って、現在ドイツ2部リーグプレーの31歳だから、過度な期待はもちろんできませんが・・・ただし、サンプDF陣が故障者続出で危機的な状況であるのも事実なので、加入数日後のモデナ戦ででいきなり先発デビューしました。今後は2024年6月までとなってる現契約の延長に向けてのアピールとなるでしょう

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Ebrima Darboe ⑤⑤エブリマ・ダルボエ

 ●守備的MF 

 ●2001年6月6日(22歳)

178cm69kg

●今季:5試合0得点(ラスク=オーストリア1部)

●ガンビア代表 15試合0G

ローマからレンタル移籍したガンビア代表のボランチ。ガンビア代表と言う事はあのオマール・コリーの後輩であります。きっと、このサンプ移籍に関しては、ガンビア代表キャプテンでもあるコリーにアドバイスを求めた事でしょう。実は2021年5月2日のローマvsサンプ戦でセリエAデビューを飾っており、これは何かの運命でしょうか?ローマでも将来を期待されている選手なので、買取OP付きで獲得できれば万々歳だったのですが。今のサンプのMF陣では怪我しているヴィエイラ以外、あまり守備力&フィジカルに優れている選手がいないので、早速の活躍が期待されます。彼も加入直後のモデナ戦で、途中出場ながら早速のデビューを飾りました。

↑↑©Club Doria46より

Giovanni Leoni ㊻ジョヴァンニ・レオーニ

 ●DF 

 ●2006年12月21日(17歳)

193cm??kg

●今季:3試合0得点(パドヴァ=セリエC-A)

  :12試合0得点(パドヴァ・プリマヴェーラ)

まだ弱冠17歳1ヶ月のセンターバック

誰がトップチームの補強だと思うんでしょう!?しかも今季もプリマヴェーラ中心の出場で、セリエCのパドヴァで3試合だけトップチームデビューしただけの選手

彼が凄すぎるのか、サンプDF陣が危機的にヤバいのか・・・まぁ両方でしょうな

ただ、とりあえず立派にデビュー戦をこなしました。

本人も相当興奮した様子で、インスタを更新しておりました

パドヴァのセンターバックと言えば、アメリカ代表の”ヤギさん”、ことアレクシー・ララスを思い出しますねー

まぁとにかく17歳ですでに193㎝の長身と言うのは今後を期待させます。もちろん早熟な選手なんてサッカー界には山ほどいて、サンプでもFWサルヴァトーレ・フォーティとかGKのフィオリッロとか、10台でデビューして全く期待外れに終わった選手もいるので過度の期待はできません

ただ、この日のデビューは様々な要素が重なってラッキーだったとしても、ここから順調に成長してサンプを背負うCBになってくれればものすごくうれしいです

なぜなら、センターバックは近年のサンプのずっと課題なので

とりあえずは買い取りオプション行使まで温かい目で見守りましょう!


※移籍情報総まとめ<2024・2・10現在>

IN

DF クリスチャーノ・ピッチーニ(31)⇐マグデブルグ(ドイツ2部)からフリー移籍

DF ジョヴァンニ・レオーニ(17)⇐パドヴァから買取OP付きレンタル移籍

MF エブリマ・ダルボエ(22)⇐ローマからレンタル移籍。ガンビア代表

FW アグスティン・アルヴァレス(23)⇐サッスオーロからドライレンタル。ウルグアイ代表

OUT

MF ロレンツォ・マラグリーダ(20)⇒リミニ(セリエC-B)にレンタル移籍

MF シモーネ・パナダ(21)→アタランタにレンタルバック

FW アントニーノ・ラ・グミナ(27)→ミランデス(スペイン2部)にレンタル

FW マルコ・デッレモナケ(18)→ヴィチェンツァ(セリエC-A)にレンタル

FWノア・レミナ(18)→パリSGにレンタルバック→ウォルバーハンプトンにレンタル移籍

レンタル選手

MFマッティア・ヴィターレ(19) チェリニョーラ→モノポリ(セリエC-C)にレンタル先変更

FWダニエレ・モンテヴァーゴ(20)グッビオ→ヴィルトゥス・エンテッラ(セリエC-B)にレンタル先変更

さて、冬のメルカートはこんなものであとはとにかく怪我人の回復待ちですね!!本当にヤバすぎます。

いくらなんでもここまで怪我人が多い状況はなかなか経験した事がありません。

現代っ子は子供のころから上品に育てられて、骨や筋肉が弱いのか・・・

私は中学の野球部で、水も飲ませた貰えずひたすら走らされたおかげで、ちょっとやそっとの事じゃ怪我はしない身体になりましたけどね・・・

もしくはドクターの交代のせい。その影響かどうかはもちろんわからないですが、本当に今季の怪我人の多さは酷すぎます。「アメデオ、帰ってきてくれー」(今年解任されるまで40年やっていたサンプの元ドクター)

この冬のメルカートの結果と、現在の怪我人の状況で現時点でのフォーメーションはこんな感じになります。夏の時点では4-3-3でスタートしたピルロ・サンプでしたが、紆余曲折を経ましてこうなりました

SAMPDORIA 2023-24<4‐3‐2-1> 監督アンドレア・ピルロ ※2024・2・10現在 🏥=長期怪我 赤字=冬新加入(昇格)

        ⑨デ・ルーカ(⑯ボリーニ🏥)(㊸ンタンダ)

⑦エスポジト(⑩ヴェッレ)     ⑲アルヴァレス(⑪ペドローラ🏥)

⑧⓪ベネデッティ(④ヴィエイラ🏥)(⑤⑤ダルボエ) ⑭カザミ(⑤アスキルドセン)(㉜ジレッリ)  

         ㉘ジェペス(㉘ジェペス)

㉙ムッルー(c)(㉑ジョルダーノ)(③バッレーカ)  ㉓デパオリ(㊵ストヤノヴィッチ)(⑬コンティ🏥)

   ㉝ゴンザレス(㊸レオーニ) ⑧⑦ギラルディ(㉕フェラーリ🏥)(②ピッチーニ)

        ①スタンコビッチ

       (㉒ラヴァーリア)(⑫タンタロッキ)

 
☆各ポジションを細かく見ていくとこんな感じです
  • FW陣 6.5⇒とにかく全員怪我が無い状態で、ペドローラ、エスポジト、アルヴァレスかボリーニのそろい踏みがみたいです。まぁいずれにせよ4人とも生粋のCFでは無いので、そういう意味で戦術的に結局デ・ルーカの存在が重要になってくるのでしょうが…それかシンプルにペドローラトップ下の誰か2人2トップでも良い気がしますがね・・・新生ンタンダは見た目はプロレスラーの”ブッカーT”みたいですが、とにかく大きく育って欲しいです。
  • MF陣 6ジェペスがアンカーにしっかり収まってから安定してきました。ただ、MF陣の問題は守備が出来るファイタータイプがあまりいないところ。ヴィエイラがその筆頭となり彼が出ている時は比較的失点が少なかったですが、いかんせん怪我がちです。そういう意味では新加入のダルボエはヴィエイラっぽいタイプでもあるので、期待がかかります。ここも怪我人が多くてあまり固定できていないので、結局真のレギュラーは誰かわからない感じ。ジョルダーノの左MF起用の回数もかなり多く、実際結構機能もしていました。今後も考えるととにかくベネデッティの復調が待たれます

   アンカータイプ⇒ジェペス、リッチ、ヴィエイラ

   インサイドハーフタイプ⇒ベネデッティ、ダルボエ、ジレッリ、アスキルドセン

   攻撃的MFタイプ⇒ヴェッレ、カザミ

   彼らをチーム状況や相手によって、フォーメーションも変えて組み合わせていく。怪我人が戻ってきたらピルロの手腕が問われるところでしょう

個人的には全員元気なら

 ヴィエイラ(ダルボエ) ベネデッティ(カザミ)

       ジェペス

この形が良いかなと思っています。

  • DF陣 5⇒そもそもがフェラーリ長期離脱の時点でCBが実質2人、しかも共に20歳そこそこの若者と言うのがおかしいです。ギラルディ・ファクンドの2人は頑張ってますし、将来性含めて考えたらものすごく期待できますが、残念ながらずっとサンプに留まる可能性は限りなく低いでしょう。以前も書きましたが、急造CBとしてムッルーは相当頑張ってるとは思いますがさすがに限界はあります。ましてセリエAに上がった時を考えたらありえません。まぁお金が無いのでピッチーニ獲得ぐらいが精一杯なのはわかりますので、あとは若手勢のレオーニ、赤道ギニア代表のブイラあたりがブレイクしてくれる事を祈るしかありません。SBはセリエBとしてはまずまずの陣容では無いでしょうか。ただまぁMF陣同様、本当に守備面で長けた選手が、DF陣にもいませんね・・・
  • GK陣 6スタンコヴィッチは開幕早々の2度の大きいミスで一旦ティフォージの槍玉に上がりましたが、時間をかけてもう信頼を取り戻したと言えるでしょう。今後は経験とPKの成長、そして足元の技術のさらなる向上ですね。ラヴァーリアは相変わらず、世界一頼りになるベンチのスペシャリストです

 ここで、ここまでの世界最凶リーグセリエB全体の状況を見てみましょう

2024/2月 第23節終了時点の順位です 

やはり実力的にも実際の順位も一つ抜けてるのが同盟国のパルマ

パルマは昇格する可能性はかなり高くなってます

ヴェネツィアパレルモは強いなと思いましたが、この順位に沈んでるサンプから見ても別に対等に戦えなくは無いなと言う感じでした

つまり、パルマ以外のチームは、極端に言うとギリギリ降格プレーアウトの1個上の順位であるバーリですらまだ昇格の可能性は有ると思います。全部で14チームから2チーム(笑)

それくらい団子状態なセリエB

8位に滑り込めば昇格プレーオフを戦えるセリエB(6チーム中1チームとかなり難易度は高いですが)

現在8位のブレッシャと15位のバーリ(=サンプも同勝点)まで勝点差わずか5しかありません

残り15試合、何が起きても本当におかしくありません

一応、今季開幕時にX上のファンカルのイベントに参加して、私が書いたセリエBの簡単な名鑑を載せておきます

 


と言うわけで、もう1時間後にアウェイのピサ戦が迫ってます

現在同勝点で並ぶピサ

ピルロの友達でも有るアクイラーニ監督率いるピサに、ホーム開幕戦では完敗しました

その借りを返して、傾いている斜塔をそのまま倒してやりましょう!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第24節 2024年 2/10(土) 対ピサ@ピサ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜24:15)

’23-’24 SERIE B 

23試合 8勝5分10敗 勝点27(-2点ペナルティ) 得点31 失点36 得失点差 -5 14位


2023-24 Serie B 第23節 SAMPDORIA 2-2 Modena 失った白星…

2024-02-05 22:10:48 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止DFギラルディ

怪我FW ボリーニ、ペドローラ

   MF ヴェッレ、ヴィエイラ

   DF ムッルー、コンティ、フェラーリ

それ以外にも冬のメルカートで

MFパナダ、マラグリーダ FWラ・グミナ、デッレモナケ

が旅立っております

ほぼ唯一の朗報はエスポジトが怪我から帰ってきた事

また、獲得したばかりのCBピッチーニが誰もいないのでいきなり先発となり、それ以外の今週新加入組のMFダルボエ、DFレオーニも途中から出場となりました。

DFレオーニなんか、プリマヴェーラかトップチームかもわからないような補強でしたが、サンプDF陣のヤバさを物語っています

SAMPDORIA<4-3-2-1> 監督アンドレア・ピルロ

      ⑨デ・ルーカ

  ⑦エスポジト  ⑲アルヴァレス

(72分⑤⑤ダルボエ) (87分㊸ンタンダ)

⑤アスキルドセン    ⑭カザミ

      ㉘ジェペス

㉑ジョルダーノ      ㉓デパオリ(c)(59分㊵ストヤノヴィッチ)

   ㉝ゴンザレス ②ピッチーニ(72分㊻レオーニ)

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK⑫タンタロッキ、㉒ラヴァーリア;DF:③バッレーカ;MF:⑧リッチ、㉜ジレッリ、㊴F・コンティ、㊼ポッツァート;FW:㊺アレジ

イエロー:デパオリ、ジェペス、エスポジト 


※一方のモデナはビアンコ監督の3-5-2

3か月前に対戦した時は4-3-2-1でしたが、3バックに変えてきました

中盤の元サンプのパルンボが攻守の起点になっており、もちろん2得点取った以外でも目立ってました

その他、元サンプはGkセクリンと、この冬にレッコから移籍したFWディ・ステファノです

Modena<3-5-2>監督:パオロ・ビアンコ

  アビウーゾ リオッツィ(85分マニーノ)

コッラード(71分サントーロ)  ポンシ(71分コターリ)

  パルンボ     バティステッラ(85分ディ・ステファノ)

     ジェルリ(c)

 カウツ      リッチョ

      ザーロ

     セクリン

ベンチ:ヴァンデッリ、ガーニョ、ペルグレッフィ、トレモラーダ、ヴクシッチ、ボーザナイ、モンデレ

イエロー:バティステッラ、パルンボ、アビウーゾ、サントーロ

*備考:アボナメント18.229人(1試合200.234 euro),有料入場者数3.123 (58.882 euro);芝状態そこそこ
*ロスタイム前半4分、後半6分

★土曜16:15キックオフで行われたアンティチポ

主審はこの”マリア・ソーレ・フェッリエーリ・カプーティ”と言う長い名前の女性でした。

もうセリエBでも主審を何度も務めるまで定着してきて素晴らしいと思います。男性でもやりたくないイタリアでのカルチョの審判だと言うのに・・・

私が住んでいた事もあるリヴォルノ出身ですので、ちょっと親近感が持てます。まぁ判定は過去の試合も含めて、正直あまりサンプよりじゃない気がしますが


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコヴィッチ 6 前半見事なセーブもあったし悪くは無かった。PKは今のところ強い片鱗はあまり見えないが、アウデーロも最初の3年間は全く止められなかったからな……
  • DFデパオリ 6 ついにキャプテンマークを巻く。インスタで彼女とのラブラブ写真を上げるだけの選手かと思っていたのに。後半ケガで退場。彼まで長期離脱だとヤバい
  • ⇒ストヤノヴィッチ 4.5 実力ある程度あるのに、出られないからああいうPKを冒すのか、ああいうPKを冒すから出られないのか…どちらにせよこの日の戦犯の1人
  •  ピッチーニ 5.5 加入いきなりの先発で多くを期待するのは酷だが。前半は予想以上に良かったが、後半はスタミナ切れか、失点につながるPKにも絡み責任は有る。怪我で退いたが、もはや戦力なので重症でないと良いが・・・
  • ⇒レオーニ 6 まさかパドヴァのプリマヴェーラから加入した彼が、加入3日後にトップチームでセリエBデビューを飾るとは思わなかった。これが名選手への幕開けとなれば良いが
  •  ゴンザレス 6.5 貴重な先制ヘッド!守備ではもう少し頑張って欲しかった
  •  ジョルダーノ 6 久々な左SBな気がするが、無難にこなした。当たり前だがいつもより攻撃には絡まなかったが
  • MFカザミ 5.5 バーに当てたシュートは惜しかったが、最後の最後の決定機はもう少しなんとかして欲しかった
  •  ジェペス 6 悪くは無かったが、スーパーなプレーも無かった
  •  アスキルドセン 6.5 ピルロの起用に応えて、放出しろ候補no.3の汚名を晴らした。この日はまずまずだったと思う。先制ゴールのCkを蹴ったのも彼
  • FWアルヴァレス 7 サンプでの初ゴール!今後にも期待を抱かせるできだった。ペドローラが帰ってきた時に、彼がCFも出来れば良いの万々歳なのだが…
  • →87分ンタンダ ND
  • デ・ルーカ 6 戦術的には役に立ってる気がする。やはり押し込まれた時にも彼を残して、とりあえず前に蹴飛ばしてキープさせ押し上げると言う作戦もわかる。あとは本人の得点力
  • エスポジト 6.5 久々の出場で最高潮では無かったが、やはり彼の存在は大きいなと思わせた。2点目のアシストも一応彼だった
  • ⇒72分ダルボエ 6.5 こちらも加入3日でいきなりサンプデビュー。その姿は「初めて私がスイスのザカリアを観た時」の印象にそっくりで、今後にも期待しかない。ヴィエイラの代わりは彼が務められそうな気がするが。「ダルボエ」「ダルボー」かは今後見極めていきたい。今のところピルロだけ「ダルボエ」と呼んでいた
  • 監督 ピルロ 6 アスキルドセンの先発や、限られ過ぎたた中での選手交代など悪くは無かった。ただ、2-0での前半を何とか勝ち星までは持って行って欲しかった

後半、最終フォーメーションはこうなりました

[後半42分~ 4‐3-2-1]

      ⑨デ・ルーカ

 ⑤アスキルドセン  ㊸ンタンダ

⑤⑤ダルボエ       ⑭カザミ

      ㉘ジェペス

㉑ジョルダーノ       ㊵ストヤノヴィッチ

   ㉝ゴンザレス ㊻レオーニ

     ①スタンコヴィッチ

 (ポイント)

・最終的なポゼッションはサンプ48%:モデナ52%

・最終シュート数はサンプ10本(枠内5):モデナ17本(枠内3)

アルヴァレスの初ゴール!

新加入3選手、それぞれまずまずのデビュー

エスポジト、復活

・とにかく、勝てた試合を勝ちきれませんでした

ピッチーニ、デパオリとさらに怪我人を2人出す。2人とも重症でない事を切に祈ります


’23-’24 冬メルカート サンプ新加入選手紹介!

さて、前回冬のメルカートの収支を書きましたが、レオーニはまさかトップチームに、しかもいきなり加入3日後から出るとは思わいませんでした。

そこで今回はレオーニを紹介しておきます

↑↑©Club Doria46より

Giovanni Leoni ㊻ジョヴァンニ・レオーニ

 ●DF 

 ●2006年12月21日(17歳)

193cm??kg

●今季:3試合0得点(パドヴァ=セリエC-A)

  :12試合0得点(パドヴァプリマヴェーラ)

まだ弱冠17歳1ヶ月のセンターバック

誰がトップチームの補強だと思うんでしょう!?しかも今季もプリマヴェーラ中心の出場で、セリエCのパドヴァで3試合だけトップチームデビューしただけの選手

彼が凄すぎるのか、サンプDF陣が危機的にヤバいのか・・・まぁ両方でしょうな

ただ、とりあえず立派にデビュー戦をこなしました。

本人も相当興奮した様子で、インスタを更新しておりました

パドヴァのセンターバックと言えば、アメリカ代表の”ヤギさん”、ことアレクシー・ララスを思い出しますねー

まぁとにかく17歳ですでに193㎝の長身と言うのは今後を期待させます。もちろん早熟な選手なんてサッカー界には山ほどいて、サンプでもFWサルヴァトーレ・フォーティとかGKのフィオリッロとか、10台でデビューして全く期待外れに終わった選手もいるので過度の期待はできません

ただ、この日のデビューは様々な要素が重なってラッキーだったとしても、ここから順調に成長してサンプを背負うCBになってくれればものすごくうれしいです

なぜなら、センターバックは近年のサンプのずっと課題なので

とりあえずは買い取りオプション行使まで温かい目で見守りましょう!

<冬メルカート>

IN

DF クリスチャーノ・ピッチーニ(31)⇐マグデブルグ(ドイツ2部)からフリー移籍

DF ジョヴァンニ・レオーニ(17)⇐パドヴァから買取OP付きレンタル移籍

MF エブリマ・ダルボエ(22)⇐ローマからレンタル移籍。ガンビア代表

FW アグスティン・アルヴァレス(23)⇐サッスオーロからドライレンタル。ウルグアイ代表

OUT

MF ロレンツォ・マラグリーダ(20)⇒リミニ(セリエC-B)にレンタル移籍

MF シモーネ・パナダ(21)→アタランタにレンタルバック

FW アントニーノ・ラ・グミナ(27)→ミランデス(スペイン2部)にレンタル

FW マルコ・デッレモナケ(18)→ヴィチェンツァ(セリエC-A)にレンタル

FWノア・レミナ(18)→パリSGにレンタルバック→ウォルバーハンプトンにレンタル移籍

レンタル選手

MFマッティア・ヴィターレ(19) チェリニョーラ→モノポリ(セリエC-C)にレンタル先変更

FWダニエレ・モンテヴァーゴ(20)グッビオ→ヴィルトゥス・エンテッラ(セリエC-B)にレンタル先変更


と言うわけで、勝ちきれなかったサンプは次は同勝点、13位のピサとのアウェイ対戦になります

ピルロの友達でも有るアクイラーニ監督率いるピサに、ホーム開幕戦では完敗しました

その借りを返さなくては!

中世のイタリアには、

「ジェノヴァ」「ヴェネツィア」「ピサ」「アマルフィ」

4大海運国家がありました

ジェノヴァピサは中海の覇権をかけて、度々対決してきました

時は変わり、カルチョの世界

セリエBでも負けられない戦いがそこにあります!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第24節 2024年 2/10(土) 対ピサ@ピサ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜24:15)

’23-’24 SERIE B 

23試合 8勝5分10敗 勝点27(-2点ペナルティ) 得点31 失点36 得失点差 -5 14位


2023-24 Serie B 第22節 Cittadella 1-2 SAMPDORIA きちょーな勝点3!!

2024-02-03 23:37:52 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止:無し

怪我FW エスポジト、ボリーニ、ペドローラ、一応レミナ

   MF ヴェッレ、パナダ、ヴィエイラ

   DF コンティ、フェラーリ

ヴェッレだけは実際は怪我の情報も無く、トルコに移籍が噂されているので放出決まったのか?と思わせる招集外ですが・・・

実際は最後までわからんですねー

とにかく怪我人が多過ぎて、スタメン11人を組むのもやっとの状態。カザミベネデッティが出場停止から帰ってきたので、なんとかスタメンが形にはなりましたが

DFラインは現時点でのレギュラーメンバーと言えるでしょう

中盤もカザミが戻ってきてヴィエイラがいないぐらい

FWが四苦八苦ですが、新加入のアルヴァレスがサンプ初先発となりました

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督アンドレア・ピルロ

      ⑨デ・ルーカ

  ⑲アルヴァレス ⑧⓪ベネデッティ

 (65分㊸ンタンダ)  (78分⑤アスキルドセン)

㉑ジョルダーノ      ⑭カザミ

       ㉘ジェペス

㉙ムッルー(c)(85分③バッレーカ) ㉓デパオリ

   ㉝ゴンザレス ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK⑫タンタロッキ、㉒ラヴァーリア;DF:⑮ロティオネン、㊵ストヤノヴィッチ;MF:⑧リッチ、㉜ジレッリ、㊴F・コンティ;FW:⑳ラ・グミナ、⑦⑦デッレ・モナケ

イエロー:ゴンザレス、ギラルディ 


※一方のチッタデッラはゴリーニ監督の4‐3‐1-2

トップ下にサンププリマ出身のテッシオーレを据えた、いわゆるジャンパオロシステムです。

アルバニア代表でもあるGKカストラーティを中心に堅守からショートカウンターを狙う戦い方

キャプテンでアンカーのブランカのロングボールの配球は結構効いてました。

スタメンほとんどイタリア人で、スター選手はいないものの統率が取れた好チームです

元サンプはそのテッシオーレだけですかね

Cittadella<4-3-1‐2>監督:エドアルド・ゴリーニ

    ピッタレッロ パンドルフィ

       テッシオーレ(61分カッサーノ)

カッリエーロ(77分マストラントニオ) ヴィータ(83分マイストレッロ)

        ブランカ(c)

ジラウド(77分リッツィ)      サルヴィ(61分カリッソーニ)

    ネグロ      パヴァン

        カストラーティ

ベンチ:マニエーロ、アンジェリ、アマトゥッチ、マグラッシ、フラーレ、コーンヴィグ、バルディーニ

イエロー:ブランカ、サルヴィ、パンドルフィ、カッリエーロ

*備考:有料入場者数6.749 (46.233,40euro);芝状態そこそこ
*ロスタイム前半1分、後半6分

★日曜16:15キックオフで行われたゲーム。

試合前にはこの試合の直前に亡くなった元カリアリの大エース”ジジ・リーヴァ”を偲んで黙とうが捧げられた


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコヴィッチ 5.5 悪くは無かったが、失点時の中途半端な飛び出しはやや疑問
  • DFデパオリ 6.5 やはり現チームでは欠かせない存在。ギラルディの得点もアシスト
  •  ギラルディ 6.5 失点の守備は責任有るが、貴重な勝越点がそれを帳消しに。うれしいサンプ初ゴール!ただ、イエロー貰って次節出場停止は痛い
  •  ゴンザレス 6 失点以外は無難に守備
  •  ムッルー 6 攻撃にはあまり積極的では無かったが、守備しっかりしていた
  • →85分バッレーカ ND
  • MFカザミ 5.5 ちょっとブランクを感じさせた。良い状態のプレーを見てしまっただけに物足りない
  •  ジェペス 5.5 チッタデッラの強固なプレス、肉弾戦にいつもより苦しんだ
  •  ジョルダーノ 7 素晴らしい同点ゴール。最近左SBより、こっちのポジションの方が良いんじゃないか?と思ってきた
  • FWベネデッティ 5,5 やはり本来のポジションより前になるので、苦しんでいた。最後、負傷で退場
  • →78分アスキルドセン 6 おそらく守備固め的意味合いで投入されたが、その仕事はしっかりできていたように思う
  •  アルヴァレス 5.5 サンプで初先発。なかなかボールにからめず、消えていた時間が多かった。まだ片鱗は見えない
  • →65分ンタンダ 6 忘れてはいけないのが、彼はまだ19歳のプリマの選手だと言う事だ。しかし、今後に関しては期待しか無い
  • デ・ルーカ 6 ピルロの信頼が日に日に増してる感じがするが、この日はジョルダーノへのアシストでその期待に応えた
  • 監督 ピルロ 6 0-1までの内容は褒められたものでは無いが、今季初の逆転勝ちと言う結果が全て。ものすごいつらい選手層の中、交代も的確だったと言えよう

後半、最終フォーメーションはこうなりました

[後半40分~ 4‐3-2-1]

      ⑨デ・ルーカ

 ㊸ンタンダ  ⑤アスキルドセン

㉑ジョルダーノ      ⑭カザミ

      ㉘ジェペス

③バッレーカ        ㉓デパオリ

   ㉝ゴンザレス ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ

 (ポイント)

・最終的なポゼッションはチッタデッラ44%:サンプ56%

・最終シュート数はチッタデッラ10本(枠内1):サンプ7本(枠内2)が

5位の相手にアウェイで貴重な勝点3!

・今季初の逆転勝ち

・アンダータの1‐2逆転負けをやり返した

アルヴァレス、早速初先発(たいして活躍はしてませんが…💦)

・前半、後半先制許すまでは内容も負けていた

ムッルー、ベネデッティとさらに怪我人を2人出す

ギラルディ次節出場停止


’23-’24 冬メルカート サンプ新加入選手紹介!

あっという間に冬のメルカートが終了しました

IN

DF クリスチャーノ・ピッチーニ(31)⇐マグデブルグ(ドイツ2部)からフリー移籍

DF ジョヴァンニ・レオーニ(17)⇐パドヴァから買取OP付きレンタル移籍

MF エブリマ・ダルボエ(22)⇐ローマからレンタル移籍。ガンビア代表

FW アグスティン・アルヴァレス(23)⇐サッスオーロからドライレンタル。ウルグアイ代表

OUT

MF ロレンツォ・マラグリーダ(20)⇒リミニ(セリエC-B)にレンタル移籍

MF シモーネ・パナダ(21)→アタランタにレンタルバック

FW アントニーノ・ラ・グミナ(27)→ミランデス(スペイン2部)にレンタル

FW マルコ・デッレモナケ(18)→ヴィチェンツァ(セリエC-A)にレンタル

FWノア・レミナ(18)→パリSGにレンタルバック→ウォルバーハンプトンにレンタル移籍

レンタル選手

MFマッティア・ヴィターレ(19) チェリニョーラ→モノポリ(セリエC-C)にレンタル先変更

FWダニエレ・モンテヴァーゴ(20)グッビオ→ヴィルトゥス・エンテッラ(セリエC-B)にレンタル先変更

まだサンプは財務上の問題でまず選手を売らないと買えない状況。

まぁお金使えない中、精一杯やったのでは無いでしょうか? デッレモナケの出場機会を作れそうなのが良かったです。余剰整理にもある程度成功しましたし。コンティ整理は相当ハードル高いですし、ヴェッレとアスキルドセンに関しては本気で放出を試みていたが駄目だったと言う事で、方向性としてはあってるのかと思います。ダルボエは買取OP付きで見たかったですが... 残りはフリー移籍かトルコリーグとかなので、可能性が報じられてるのがFWステファノ・オカカのサンプ帰還。またヴェッレは引き続き招集外なので、まだトルコに売ろうと試みてはいるのでしょう。

メルカートはこんなもので、あとはとにかく怪我人の回復待ちですね!!

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Cristiano Piccini ⑲クリスティアーノ・ピッチーニ

 ●DF 

 ●1992年9月26日(31歳)

183cm77kg

●今季:13試合1得点(マグデブルグ=ドイツ2部)

●イタリア代表 3試合0G

フリー移籍・センターバック・イタリア人

フィオレンティーナ出身の彼は若い頃はかなり期待されており、かつてはバレンシアやベティス、スポルティングリスボンでもプレーした選手。 お金が全く使えないメルカート CBが本来左SBのムッルーいれて3人のみ、センターバックは次節に至ってはムッルーも怪我、ギラルディ出場停止で本当に1人。こんな状況のサンプでこれ以上望めない最高の補強だと思います。まぁ大怪我負って、現在ドイツ2部リーグプレーの31歳だから、過度な期待はもちろんできませんが・・・ただし、サンプDF陣が危機的な状況であるのも事実なので、加入数日でいきなり先発の可能性すら有ります

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Ebrima Darboe ⑤⑤エブリマ・ダルボエ

 ●守備的MF 

 ●2001年6月6日(22歳)

178cm69kg

●今季:5試合0得点(ラスク=オーストリア1部)

●ガンビア代表 15試合0G

ローマからレンタル移籍したガンビア代表のボランチ。ガンビア代表と言う事はあのオマール・コリーの後輩であります。きっと、このサンプ移籍に関しては、ガンビア代表キャプテンでもあるコリーにアドバイスを求めた事でしょう。実は2021年5月2日のローマvsサンプ戦でセリエAデビューを飾っており、これは何かの運命でしょうか?ローマでも将来を期待されている選手なので、買取OP付きで獲得できれば万々歳だったのですが。今のサンプのMF陣では怪我しているヴィエイラ以外、あまり守備力&フィジカルに優れている選手がいないので、早速の活躍が期待されます


と言うわけで、やっと2024年初勝利を挙げたサンプはホームでモデナとの対戦となります

アンダータではアウェイで勝星を挙げてる相手でもあるので、なんとか連勝したいものです

プレーオフ圏内を目指すには大型連勝が必須なので

さらに怪我人が2人とギラルディまで出場停止ですが、新加入選手が一応3人いるのと、エスポジトは怪我から帰ってくる可能性があります

とにかく勝星!!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第23節 2024年 2/3(土) 対モデナ@ジェノヴァ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜24:15)

’23-’24 SERIE B 

22試合 8勝4分10敗 勝点26(-2点ペナルティ) 得点29 失点34 得失点差 -5 14位


Happy New Samp 2024!!

2024-01-28 14:04:09 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

サンプファンの皆様、あけましておめでとうございます‼

........ってだいぶ遅いですが

ぎりぎりまだ寒い1月中と言う事で、お許しを💦

サンプファン以外のこのBlogに間違えて入ってしまった皆様、これを機に是非サンプファンへと洗脳されて下さい!(笑)

人間、歩みを止めるとなかなか復活が難しいもので・・・

どうしても個人的に秋冬が忙しくなるのでよくBlog更新が途絶えてしまうのですが、なんとか復活のきっかけが欲しかったのです

というわけで、2024年はこんな感じで↑↑

2024はすっきりこの2枚です!!

この2枚は私の「嫁さんにとにかく早く捨ててと言われ続けているユニフォームコレクション」の中でも特に愛着がある2枚

もう左のヴェロンは今世紀は変わる事ないのかな?今後よっぽど背番号20で好きな選手が出現しない限り・・・
-20 ファン・セバスチャン・ヴェロン(96-97サンプ3rdユニ)

ヴェロンは言わずも知れた元アルゼンチン代表のスターですね。ボカ・ジュニオールズ出身の彼は、故マラドーナ氏とも交流が深くマラドーナが亡くなった時には何本かインタビューされてました。サンプ時代の思い出はたくさんありますが、とにかく試合前のスタジアムでのアップでピッチの端から端まで使った彼とマンチーニのロングパス交換は圧巻でした。コーナーからダイレクトボレーを決めてコーナーフラッグを抜いて高々上げて喜んでいるシーンとか。まぁユニを2つ持ってるぐらい私も大好きな選手でした。ルイジ・フェラリスで出待ちをしていたら、ヴェロンの黒いフェラーリにひき殺されそうになったのは今でもはっきり覚えています。それも含めてカッコよかったなぁ。

24 サリウ・ラッシッシ(1998-99サンプ3rdユニ)

サンプの24番なんてそんな大した選手はいない(失礼)ですが、私の中では彼一択です。そもそも私が色々なところで使ってるハンドルネーム=”Shussissi”。この語源になっているのが彼なのです。

19試合1得点 4イエローカード 3レッドカード 1443分

これが彼のサンプの全成績です。わずか1年間レンタルで所属していただけで、他の名だたる名選手に比べるとサンプでの実績は限りなく0に等しい

しかし私にはかなりインパクトがあった選手でした。

もともと「黒人の強いけど下手なセンターバック」が大好きな私。サンプで言えばコリーとかオマール・ディエン。古くはデスモンド・ウォーカーとかですね。

ちょうどディエンがいなくなった時だったので、若かりしラッシッシの加入に私は心躍らせました

実は私とタメなラッシッシはサンプ加入時は弱冠20歳。黒人らしい強靭な肉体を持ちつつ、実はテクニックもそこそこ有りました。

20歳ながら、一応前年セリエAで9位だったサンプですぐにセンターバックで出場するようになります。

そしてバッジョトッティなど当時一世を風靡していたスターFW相手にも引けを取らない、ものすごいポテンシャルを持っていました。

しかし、彼は脳筋すぎた・・・

19試合出場で4イエロー3レッドカードが示す通り、プレーが荒いと言うよりは馬鹿過ぎて誰とでもすぐケンカしてしまう

弱冠20歳のラッシッシが、当時大スターだったベテランのバッジョに平気で噛みつくと言うのはある意味凄い事でした。

そんなわけで、私的には彼は史上稀に見る「最大限のポテンシャルをドブに捨てた男」

と言えるでしょう。ちなみに、代表歴も

コートジヴォワール代表 8試合0得点

とありますが、こちらは練習中にチームメイト相手に頭突きで大怪我を負わせ、それ以来2度と呼ばれなくなったそうです。

まぁ最終的にはサンプのあとパルマ、フィオレンティーナ、ローマとそこそこのクラブを渡り歩いた通り、期待はやはりあったのですが、脳筋と怪我もあって泣かず飛ばずで終わってしまいました・・・

ちなみにあだ名は「サッカーピッチのマイク・タイソン」


さて、更新途絶えていた間ももちろんサンプのストーキングは止めておらず、書きたい事は貯まりに貯まっていたのですが・・・

やはりリアルタイムじゃないと書けない事も多いので、難しいですね。

ちょうど更新が途絶えた第9節のアスコリ戦の敗戦後、19位となってました。

ピルロ監督への不満が個人的にはMAXに達しており、サンプティフォージ全体の中の比率でも体感で70%ぐらいまで解任派が増えておりました。

そんな事を書こうとしていた10節のコセンツァ戦から、17節のレッジャーナ戦までピルロ・サンプは

8試合 6勝2敗 得点13失点8 クリーンシートも4試合で順位も10位

とにわかに復調し、私も含め解任はの口を黙らせました。

ただ、その間に怪我人がどんどん増殖して、現在はMAX

プレーオフが現実的に見え始めた18節の最下位フェラルピサロ戦で痛い星を落とし、続くホームのバーリ戦も引き分け

ややトーンダウンして正月休みに入ると、怪我人が戻ってくるどころか増えてしまう始末。

約2週間以上の冬休み明けは、2位のヴェネツィア、首位パルマと、今季のセリエBの中でも唯二実力的にも抜けている強豪の2チーム相手に連敗と言う結果になってしまいました

そこでまた首をもたげてきたのが

#PirloOut

の論調。次のチッタデッラ戦に負けたら本当に危ないのではないか、とまことしとやかに囁かれてますが・・・

ただ、私はもう少なくとも今季はピルロに任せた方が良いと思います

第9節アスコリ戦が終わった時点というのが、間違いなく前半のサンプで最悪の時期で、しかも2週間の代表Week休みがあった。

解任するとしたら間違いなくあの瞬間でその最悪な時期も踏みとどまったので、もう今年はピルロと心中の方が良いと思います。

確かにキャンプからピルロが目指していたサッカーは、間違いなく今季のサンプのメンツ、そしてセリエBと言うカンピオナートに適していなかった。

そこで若手登用うんぬん以前に、あのままピルロがサッカーを変えなかったら1年経っても2年目になってもセリエAに上がれる希望は見えませんでした

なぜなら、セリエBにはサラリーキャップも有りますし、ピルロが標榜するサッカーを体現できる選手リストをサンプが用意できる可能性は財政的にものすごく少なかったので。

そして、”セリエB”と言うフィジカル的にも激しく、ピッチ状態もそれほど良くない戦場が変わる事はないから。

しかし、ちょっと遅かった感はありましたが、サンプファンにはなじみ深い”マエストロ”ことジャンパオロ監督と違い、ピルロはそこから柔軟性を見せました

フォーメーションも選手に合わせて変化させ、また必要に応じては下からグラウンダーで繋ぐだけでなく、サッカー自体も変えてきました

元々、カリスマ性は抜群で、チームをまとめたりモチベーターとしては問題無いピルロ。

それは開幕当初から「ゴール後に選手がピルロ監督の元にはるか遠くから走り寄って、みんなで喜んでいる姿」からも見て取れます。

ですので、サッカー自体も変える柔軟性を持ち合わせており、実際徐々に結果もついてきはじめた現在は監督の問題ではなく、個々の選手の問題でしょう。

さすがにセリエBのどんなクラブでも、ここまで怪我人がいるとそれは相当厳しい。

前節のパルマ戦は

FW エスポジト、ボリーニ、ペドローラ、一応レミナ
MF ベネデッティ(出場停止)、風見(出場停止)、ヴィエイラ
DF コンティ、フェラーリ

が不在。

ペドローラとエスポジト、さらにボリーニは正直今季のサンプ攻撃陣ではBest1,2,3に当たる選手

中盤の3人もほぼレギュラーでし、将棋で言うと「飛車角金銀桂香抜き」の6枚落ちぐらいでしょうか

それで2位と首位との連戦はさすがにどんな名監督でも厳しいでしょう


’23-’24 冬メルカート サンプ新加入選手紹介!

今、冬のメルカートが開いておりますが、まだサンプは財務上の問題でまず選手を売らないと買えない状況。

現在のところ

IN

FW アグスティン・アルヴァレス(23)⇐サッスオーロからドライレンタル。ウルグアイ代表

OUT

MF ロレンツォ・マラグリーダ(20)⇒リミニ(セリエC-B)にレンタル移籍

だけです。

今後も少しは有るかもしれませんが、補強と言う意味では大して期待できないでしょう

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Agustín Álvarez Martínez ⑲アグスティン・アルヴァレス

 ●FW 

 ●2001年5月19日(23歳)

178cm73kg

昨季:22試合1得点(サッスオーロ)

●ウルグアイ代表 4試合1G

ウルグアイのペニャロールから鳴り物入りでヨーロッパに初見参。サッスオーロに加入した彼は、昨季サブFWとしてほぼ途中出場で22試合に出場。1ゴール1アシストの成績を残し、順調な成長が期待されました。しかしシーズン終盤の2023年5月に十字靱帯断裂の大怪我を負い、約半年以上の離脱を余儀なくされます。その後長いリハビリを経て今季セリエA18節のミラン戦(2023.12.30)についにベンチ入りを果たしました。しかし3試合ベンチには入ったものの出場機会は無く、その後すぐにサンプドリアにドライローンでの加入となりました。まぁ怪我前のプレーを見ると良い選手なのは間違いないです。サンプが欲しい完璧なCFタイプと言うよりはちょっとエスポジトに近いタイプにも見えますが、どれだけ回復しているか。現状のサンプの財務状況ではまともな補強と言うのはなかなか難しいですが、ドライローンで有るという事がサッスオーロもまだ彼に期待をしていて、活躍可能性が有るという事を信じましょう


と言う冬のメルカートの状況ですが、怪我人さえ戻ってくれば、FW・MFは人員過多と言えるほどたくさんいます。

本当に必要なのは経験豊富なCB1人だけです

ですので、メルカートには大して期待しないで、怪我人がとにかく早く戻ってくれる事を祈りましょう

※ディフェンスに関しましては、ここで興味深いデータを一つ

ムッルー先発時

15試合 3勝4分8敗 勝点15 得点18 失点26 得失点差-8 1試合平均勝点1.0 1試合平均失点1.73

(10試合 1勝3分6敗 勝点6 得点11 失点18 得失点差-7 ←CB先発時)1試合平均勝点0.6

(5試合 2勝1分2敗 勝点9 得点7 失点8 得失点差-1 ←左SB先発時)1試合平均勝点1.8

ムッルー不在時

6試合 4勝0分2敗 勝点12 得点9 失点7 得失点差+2 1試合平均勝点2.0 1試合平均失点1.17

断っておきますが、ムッルーは現チームのキャプテンです

まさかそんな選手が「出場すると負けやすい」なんて、そんなわけは無い

そして、私は彼が嫌いなわけではありません

これが私のほぼ毎日乗っている自転車の鍵です

ただ、データはデータ。

これはどいう事なんでしょうね・・・

私がメルカートで本当に必要なのは経験豊富なCB1人だけ

と言ったのはこのあたりからです。

このデータが表す通り、ムッルーがCBの時に物凄く失点しやすいサンプ。

やはり元々CBは無いムッルーは頑張ってはいるもののクロスに対するヘッドが弱い。かつてCR7にジャンプ力で1mぐらい差をつけられて頭越しに決められたヘディングゴールは記憶に新しいところです。また彼がCBになる事によって左SBに入るジョルダーノも若さと線の細さで守備はまだまだ正直脆弱です。

またディフェンスが脆弱なのは、確かに本当に守備が強いディフェンダーが1人もいないのも事実ですが、中盤でフィルターが効いていないのも事実

ジェペスは素晴らしい成長を見せてますが、やはりグアルディオラタイプなので、ヴィエイラベネデッティカザミのファイタータイプで中盤のフィジカル&守備力を補わないと守備は厳しいでしょう

後は売る方

ヴェッレ、コンティ、ラ・グミナ、今季来たばかりなので可能性は薄いですがリッチが売れれば万々歳。

あと、デッレ・モナケは使わないのだから絶対レンタルで出場機会を作るべき

そして、怪我人が帰ってきさえすればこの陣容

まぁ少なくともプレーオフは今からでも狙えるは狙えると思うんですけどね・・・

ペドローラ、エスポジト、ボリーニ(もしくは新加入アルヴァレスか超新星ンタンダ)

がベストコンディションで共にプレーした事は無いので、ちょっと見てみたいですね

そんなこんなで、仮に一気に怪我人が帰ってきたとした今季の残りの”夢の陣容”がこんな感じです↓↓


そんなこんなで、今晩はアウェイでチッタデッラ戦です

上の陣容はまだ夢の夢で、現実は以下の不在者リストが・・・

FW エスポジト、ボリーニ、ペドローラ、一応レミナ

MF ヴィエイラ、パナダ、ヴェッレ

DF コンティ、フェラーリ

ヴェッレだけ怪我ではなく、もしかしたら移籍!?🙏かもしれませんが、とにかく相変わらず9人もいません

そこで、私の予想フォーメーションは

SAMPDORIA<4-3‐2-1> 監督アンドレア・ピルロ

     ⑨デ・ルーカ(⑲アルヴァレス) 

 ⑧⓪ベネデッティ  ㉓デパオリ        

 ㉑ジョルダーノ     ⑭カザミ

      ㉘ジェペス

㉙ムッルー(c)      ㊵ストヤノヴィッチ

   ㉝ゴンザレス ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコビッチ

残り17試合、15位からどこまで行けるでしょうか?

まだ、チームの特に財政状況を再建中の長期計画中のサンプ。

そんな中でピッチ上の最低限の現実的な目標、昇格プレーオフ圏内だけはあきらめて欲しくないものです

それではドリアーノの皆様、今年もよろしくお願いします!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエB 第22節 2024年 1/28(日) 対チッタデッラ@チッタデッラ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜24:15)

’23-’24 SERIE B 

21試合 7勝4分10敗 勝点23(-2点ペナルティ) 得点27 失点33 得失点差 -6 15位


2023-24 Serie B 第9節 Ascoli 1-1 SAMPDORIA この引き分けは意味ないんですよ…

2023-10-18 00:44:19 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止:無し

怪我DFコンティ、デパオリ、フェラーリ  MFベネデッティ  FWペドローラ、レミナ

前節で、もはや今季の大エースとも呼べるペドローラを怪我して失ってしまいました

デパオリやレミナも不在で、サイドのアタッカー陣を失ったピルロが急遽用いてきたフォーメーションは3-5‐2でした

DFラインに今季初先発となるファクンド・ゴンザレスを左CBに起用して3バック

両SBのストヤノヴィッチバッレーカがちょっと前目に位置取りしてそのままWB

MFはリッチに代えてジェペスがPLAYのポジションに入り、スタメン落ちしていたヴェッレカザミが返り咲いて総入れ替えの陣容となりました

そして2トップにボリーニエスポジトのベテラン若手コンビが入ります

元アスコリは昨季レンタルでプレーしたジョルダーノ

そして結局フィオも追い出されてサウジまでいったサビリもアスコリ出身でした

 SAMPDORIA<3-5‐2> 監督アンドレア・ピルロ

    ⑦エスポジト   ⑯ボリーニ(80分⑨デ・ルーカ)        

 ⑩ヴェッレ(91分⑤アスキルドセン) ⑭カザミ(83分④ヴィエイラ)

③バッレーカ(80分㉑ジョルダーノ)  ㊵ストヤノヴィッチ(83分㉜ジレッリ)

         ㉘ジェペス

 ㉝ゴンザレス ㉙ムッルー(c)  ⑧⑦ギラルディ

        ㉒ラヴァーリア

ベンチ:GK①スタンコヴィッチ;DF:⑮ロティオネン;MF:⑥パナダ、⑧リッチ、⑰マラグリーダ;FW:⑳ラ・グミナ、⑦⑦デッレ・モナケ

イエロー:ムッルー、ストヤノヴィッチ、ゴンザレス、ギラルディ 


※一方のアスコリはヴィアリ監督の4‐3‐3

ネストロフスキをCFに据え、右にはここまで得点ランク2位の5得点を決めているペドロ・メンデス、左にはパブロ・ロドリゲス

と強そうな名前が並びます

DFはキャプテンのボッテギンがCBで守備の中心

右SBのバイェイェは最近コンゴ代表にも選ばれた選手で、非常に私好みです

ただそのおかげで大好きなアジャポンが見られないのはちょっと残念

GKはサンプファンにとってはおなじみの”バッファロー”ことエミリアーノ・ヴィヴァーノ

元サンプはそのヴィヴィアーノだけみたいです

Ascoli<4-3-3>監督:ウィリアム・ヴィアリ

      ネストロフスキ(79分マンザーリ)

パブロ・ロドリゲス(69分ウフィッツィ) ペドロ・メンデス

ファルツェラーノ       カリガーラ(69分ジョヴァネ)

       ディタッキオ

ファラスコ              バイェイェ

 ボッテギン(c)(86分クアランタ) ベッルーシ

        ヴィヴァーノ  

ベンチ:Barosi, Bolletta, Haveri, Gnahore, Kraja, Adjapong, Milanese, Masini

イエロー:ディ・タッキオ、ネストロフスキ

*備考:アボナメント3.324人(1試合26.268 euro),有料入場者数4.193 (47.917 euro);芝状態最悪
*ロスタイム前半3分、後半5分

 

★土曜16:15キックオフで行われたアンティチポ。

今さらですが、”アンティチポ”とは通常の日程(セリエBだと今季基本的には日曜14:00か16:15がそれにあたる)より前倒しで行われる試合の事。アンティチパーレ=前倒しにする、繰り上げる から来てますね。その逆はポスティチポ。日曜ナイターや月曜の試合がそれにあたります


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkラヴァーリア 6  いきなりCK頭越されて直接入れられそうになったが、その後は彼なりに奮闘した。ただ失点はGKのミスでは無いが、SGGKなら止めていたかもしれない。もしかしたらスタンコヴィッチでも・・・
  • DFストヤノヴィッチ 5.5 失点は彼のサイドから。攻撃も頑張ってはいたが、効果的な攻めとはならず
  • →83分 ジレッリ ND 
  •  ギラルディ 5.5 守備はやや安定感を取り戻したが、ボールが来た時に落ち着きが無かった
  •  ムッルー 5 やっと彼を堂々と批判できる(笑)。何気に今季ここまで頑張っている新たな”我らがキャプテン”だが、さすがに3バックのリベロと言うさらに新たなポジションは難しかったか。守備陣に落ち着きを与えられなかった。どうしてもレジーニの系譜を継いでる感が否めない
  •  ゴンザレス 5.5 待望の先発デビューとなった。まぁいつもの4バックではなく3バックだった事も有るし、いきなり過度な期待はできないか。良いディフェンスもあったし、今後の活躍に期待しよう
  •  バッレーカ 6 4バックの左SBより、より攻撃的な左WBとなりこちらの方が持ち味は出たか。ディフェンス面も負けなかったし、何本か良いクロスを供給した。点には結びつかなかったが
  • →80分 ジョルダーノ 6 わずかな時間だったが、最後決定的なチャンスを演出するアシストパスを出した
  • MFカザミ 5.5 相変わらずチャンピオンズリーグを闘ってきた男の片鱗は見えない…
  • →83分 ヴィエイラ ND
  •  ジェペス 6.5 やはりリッチより彼の方が良いと言うのを再認識させる。もう少し得点に直結するプレーが増えてくれがなお良い。ただしディフェンス面はそれほど強くは無い
  •  ヴェッレ 5.5 前回よりは少しマシになったが。彼によって守備をある程度犠牲にしてるのだから、セリエBではもっと効果的な攻撃面での働きが求められる
  • →91分 アスキルドセン ND
  • FWエスポジト 5 この日は正直良くなかった。PKを獲得したプレーは貢献したが、まぁ正直ラッキーなだけとも言える。彼にかかる期待はデカいので、さらなる飛躍と初ゴールが待たれる
  •  ボリーニ 6 試合全体のプレーは大した事無かったが、前半早々の直接入りそうだったCKを間一髪クリアして失点を防いだのと、PKとは言えこの日唯一のゴールを決めたと言う結果2つで6点
  • →80分 デ・ルーカ 5.5 わずかな時間ながら良い形でゲームには入ったが、FWなら最後の決定的なチャンスはやはり決めて欲しかった
  • 監督 ピルロ 5.5 試行錯誤する彼はついに3-5‐2にトライ。結果はともかく、フォーメーションにこだわらない柔軟性はプラス。ただ、苦悩が見えるGKの入れ替えは疑問。答えがどう出るかはわからないが。

後半、全員使いきって最終フォーメーションはこうなりました

[後半46分~ 3-5‐2]

   エスポジト デ・ルーカ

 アスキルドセン  ヴィエイラ

      ジェペス

ジョルダーノ      ジレッリ

  ゴンザレス ギラルディ

     ムッルー(C)

     ラヴァーリア

 (ポイント)

・最終的なポゼッションはアスコリ48%:サンプ52%

・最終シュート数はアスコリ13本(枠内4):サンプ12本(枠内4)

・前半はシュート数アスコリ8本(枠内4):サンプ4本(枠内3)だったので、後半盛り返したとは一応言えますが

・負けなかった事

・先制されてから追いついた事

・ファクンド・ゴンザレスが先発フル出場

まぁ正直ポジティブな要素はほとんどありません

・ペドローラ不在だと攻め手が無いと言う事を露呈しました

・正直、アスコリ相手でもサッカーの質でも普通に同等か負けていたぐらいです


周死氏の眼👀】

さぁ、問題は「ピルロ監督をどうするか」と言う事ですが・・・

正直、私はこの2週間空くところで是非解任して欲しかったのですが。結果はとりあえず留任でしょうね

もちろん私はピルロは選手としては物凄く好きで、人間的にも問題無い。

もっと長くピルロ政権を見たいとも思います。

ただ、このアスコリ戦で見えた事

過去の監督歴を見てもピルロがかなりはっきりしたサッカー感があって、それを貫こうとしている事は事実

ただし某ジャンパオロより柔軟性は有って、実際フォーメーションに関しては当初頑なに貫いていた4‐3‐3で結果が出ないと、ここ2試合は4‐4‐2、そして3-5‐2と試しています

それでもやはりGKからグラウンダーのパスを繋いで組み立てていくスタイルは変わりません。そして、それがやはり無理なのですよ、今のサンプでは。と言うかセリエBのクラブでは無理です。まずサラリーキャップが有るので、飛びぬけて技術がある選手達だけでチームを作る事は難しい。そしてセリエBのスタジアムは、街によって差は有れど、まぁピッチコンディションはなかなか酷いです。これではグアルディオラが指揮を執ったとしても理想を実現するのは難しいでしょう

先日、10/13にサンプドリアは裁判所から債務の再編の承認を得ました。フェレーロの魔の手から脱出を果たしたとはいえ、まだまだやる事はたくさんあったサンプ。この夏のメルカートを見ても、よくよく見ればほぼ1銭もお金を使っていない。ラドリッツァーニ&マンフレディが言ってる通り、今年はチーム再建の土台を作る年なのです。ただ、私もあと何年サンプを見られるかわからない身です。ハナから1年でのセリエA復帰を諦めて、「今年は再建の年だからしょうがないか」などと落ち着いて言えるほど、人間はできていません。100歩譲って、2年計画でセリエAに戻りその後長い間安定した強豪に戻る。そういうプロジェクトがしっかり見えれば賛同はしますが、それでもピルロは早々と見限るべきかなと思います。なぜなら、このままピルロがサッカーを変えなければ、何年たってもセリエBは突破できないと思うからです。別に彼の人格やサッカー哲学を否定するわけでは無いので、これがAに戻ってからでもう少し強い選手が与えられてからなら良かったと思います。林修先生の言葉の逆です。「今じゃない」

 また、まだ監督経験が浅いピルロ自身も現在は相当悩んでいると思います。その一つがこのアスコリ戦のGK交代。1試合お灸を据える作戦としてならわからなくも無いですが。明らかにGKとしてのポテンシャルはスタンコヴィッチの方が上。もう今年は若手と心中して来年で上がると決めているのなら、どんなにミスをしてもスタンコヴィッチ使い続けるべきだと思います。

まぁ若手に注力すると言いながら、意外とここまでスタメンにはリッチカザミヴェッレなど活躍してないベテランもかなり起用されていますが・・・

というわけで、過去比較的サンプの監督に関しては擁護派だった私ですが、今回は強くお勧めします

「ピルロはすぐに解任するべき」

代わりは誰だって?

それは非常に難しい質問ですね

正直、すぐ契約できる監督にそんなに魅力的な監督は残ってません

もちろん、セリエBを勝ち抜くためにはサンプの監督が解任されるたびに名前が出てくる「イアキーニ」みたいな監督が良いのでしょうが

2011-12、アッツォーリからイアキーニに監督が代わった時、ボリアスコのレストランでサンプの某選手が

「あーあ、監督変わってすげー走らなきゃいけなくなったよ。めんどくせーなー」

と言っていたらしいです

まぁセリエBを勝ち抜くにはGK、CB、点が獲れるCFのしっかりしたセンターラインを確立する事

そして、たくさん走る事。これが一番でしょう

ピルロが昨季トルコのチームを指揮していた時に、「ハーフタイムのロッカールーム内でも特にイタリア人優遇して喫煙を許していた」と、先日暴露していた選手がいました。これには昨季のGKヴィヴィアーノも反論していて、真偽のほどは怪しいですが・・・いずれにせよピルロのチームがここまでのところ「そんなに頑張って走るタイプのチーム」で無いのは間違いないと思います

まぁ今更イアキーニって言うのも「温めなおしたミネストローネ」は大して美味しくないと言う事で、僕もあまりだとは思いますが

あとは

ダヴィデ・ニコラ

パオロ・ザネッティ

マルコ・ザッファローニ

レオナルド・センプリチ

あたりでしょうか

アンドレア・ストラマッチョーニなんてのも面白そうですが、ちょっとモンテッラっぽいですかね

さぁ、ピルロさん

私に「あんな事言っていて、すみませんでした」

と言わせるぐらいここから巻き返してください!

 

みなさんはどうですか?ピルロ擁護派?解任派?

ぜひ、コメントしてください!


と言うわけで、19位のサンプは代表ウィークのお休みを経て、次はコセンツァと対戦します

朗報は怪我人が戻ってくる可能性がある事

エスポジトがいよいよ復調してきて、デパオリとペドローラ、コンティまで戻ってくればかなり大きいですが

ちなみに相手のコセンツァは現在5位。格上ですね

ちなみにサンプがここまで負けた相手は、ヴェネツィア3位、カタンザーロ4位、コモ6位、チッタデッラ8位と結構上位にいます

首位パルマと7位クレモネーゼとも対戦したので、コセンツァやればあとは2位のパレルモだけですか

まぁこれらのチームはサンプに勝ったから順位が高いのもあるので、なんの参考にもなりませんが(笑)

ペドローラ、帰ってきてくれーーー

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第10節 2023年 10/22(日) 対コセンツァ@ジェノヴァ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜23:15)

’23-’24 SERIE B 

9試合 1勝3分5敗 勝点4(-2点ペナルティ) 得点8 失点13 得失点差 -5 暫定19位


2023-24 Serie B 第8節 SAMPDORIA 1-2 Catanzaro セリエBでほぼ最下位(笑)

2023-10-07 18:12:55 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止:無し

怪我DFコンティ、デパオリ、フェラーリ MFパナダ、ベネデッティ FWレミナ

ピルロに私の声が届いたのか(⇐そんなわけない)、メンバーはほぼ変わらないもののピルロはフォーメーションを4‐4‐2に変えてきました

DFラインは前節と同じ。左SBは引き続きバッレーカ

台形のMFはヴィエイラリッチのダブルボランチ

守備に長けたヴィエイラを起用するのが肝で、私の考えと全く同じです

そして左にペドローラ、しかし右サイドハーフは意外なジレッリでした

これはどうですかね?

そして怪我がついに癒えたエスポジトボリーニの2トップです

怪我人続出でベンチの枠が余ったサンプは、プリマヴェーラからMFキラフィをベンチ入りさせました

↓↓

 

Ardijan Chilafi - Player profile 23/24

 

元カタンザーロはいないと思われます

 SAMPDORIA<4-4‐2> 監督アンドレア・ピルロ

    ⑦エスポジト  ⑯ボリーニ        

⑪ペドローラ(30分⑦⑦デッレ・モナケ) ㉜ジレッリ(58分⑨デ・ルーカ)

 ④ヴィエイラ(78分⑭カザミ) ⑧リッチ(78分㉘ジェペス)

③バッレーカ(78分㉝ゴンザレス) ㊵ストヤノヴィッチ

   ㉙ムッルー(c) ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK㉒ラヴァーリア;DF:㉑ジョルダーノ;MF:⑤アスキルドセン、⑩ヴェッレ、⑰マラグリーダ、㉞キラフィ;FW:⑳ラ・グミナ

イエロー:ジレッリ 


※一方のカタンザーロはヴィヴァリーニ監督の4‐4‐2

そもそもカタンザーロがクラシカルな4‐4‐2だからピルロも鏡面的に合わせてきた可能性はありますが

有名な選手はほとんどいませんが、イタリア人中心で昨季も一緒にやっていたメンツが多く残ります

FWイエメッロが中心で、左右MFのヴァンデプッテブリニョーラが積極的に攻撃に絡みます

DFはキャプテンで34歳のベテランのブリゲンティが中心となります

元サンプは左SBのクラインツと、わずか1ヶ月ちょっと前にレンタルで移籍したストッパ

武者修行先の方が強いってどういうこっちゃねん!!

Catanzaro<4-4-2>監督:ヴィンチェンツォ・ヴィヴァリーニ

  ビアシ(60分ダンドレア) イエメッロ

ヴァンデプッテ(60分ストッパ)  ブリニョーラ(78分アンブロジーノ)

  ヴェルナ   ギオン(73分ポンティッソ)

クラインツ         カツェリス(73分オリヴィエリ)

 ブリゲンティ(c)   スコニャミッロ

      フリニャーティ  

ベンチ:Sala, Borrelli, Krastev, Sounas, Miranda, Veroli, Donnarumma

イエロー:ギオン、ブリゲンティ、ビアーシ

*備考:アボナメント18.224人(1試合200.227 euro),ミニアボナメント281人(1試合3.832 euro),有料入場者数6.079 (104.173 euro);芝状態そこそこ
*ロスタイム前半3分、後半4分

 

★日曜16:15キックオフで行われたレギュラーゲーム。スタンドには”マンチョ”、そして”クアリアレッラ”の姿も見られました。

はるかカラブリア州のカタンザーロからは2000人以上のファンが詰めかけました。頭が下がります

ちなみにジェノヴァ‐カタンザーロは1086㎞離れてます


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコビッチ 5  やらかした最初の2試合以降は素晴らしい出来が続いていたが、この日は久しぶりに良くなかった。1失点目は彼だけの責任では無いが、やはりGKのミスであると言わざるを得ない
  • DFストヤノヴィッチ 5.5 攻守ともに悪くは無かったが。持ちすぎたりする場面も有って、やや空回り感が
  •  ギラルディ 4.5 守備もいつもほどの安定感が無く、とにかく1失点目は40%は彼の責任
  •  ムッルー 5 2失点と言う結果は、やはり守備陣の責任でありその中心となっている彼の責任は重大と言えるだろう
  •  バッレーカ 5 ジョルダーノの不調から彼にずっと出番が回ってきているが、正直彼も大した働きは見せられていない。これならジョルダーノを早く戻した方が良い。伸びしろは彼の方があるのだから
  • →78分ゴンザレス ND ユーヴェに彼を起用するようにプレッシャーをかけられ始めたのかな?この日は本来のポジションではない左SBで最後の10数分だけプレー。まぁ確かにもう少しプレーさせてみたいが
  • MFジレッリ 5 頑張ってはいたが、テクニックとスピードで攻撃的な限界が見えている。攻撃的なサイドハーフは間違いなく彼のポジションでは無い
  • →58分デ・ルーカ 5.5 パワープレーの4トップのCFとして途中投入されたが、あまりチャンスは作れず・・・
  •  リッチ 5 守備でも攻撃でも目立たず。物足りな過ぎる。コンディション不足というなら、コンディション整うまでは試合に出さないでくれ
  • →78分ジェペス 5.5 リッチよりはさすがに良かったが、彼は試合を通じてリズムを作っていくタイプだろうから短時間で激変をもたらすのは難しかった
  •  ヴィエイラ 6 MF陣で唯一及第点がつけられる。起用にこたえて特に守備面で効いていた。もうすこし攻撃で違いを作り出せれば、安定したレギュラーにしてみたいが
  • →78分カザミ 5.5 出場時間も短くてあまりボールには絡めず
  • ペドローラ 6 本来の左に戻って、ちょっと位置を低くしたMFでもやはり存在感は際立っていた。30分に負傷で交代。今のサンプの唯一に近い希望が長期離脱しない事だけを祈る
  • →30分デッレモナケ 4.5 今までは出場時間が短かったり相手が弱かったりで目立たなかったが、ペドローラとはだいぶ差がついてしまってる事を露呈。まぁ18歳だからしょうがないが。守備はとてもセリエBレベルですら無い。2失点目の彼の1対1の守備は横綱vs幕下より差があった
  • FWエスポジト 6 絶好のチャンスのシュートをふかしてしまったのが惜しいが、チャンスメークの面で違いを見せて、今後に期待をのぞかせた。やはり生粋のCFタイプでは無いが、FWの軸は彼になっていくであろう
  •  ボリーニ 5.5 PKだが一応サンプ初ゴールを決めた事がここからの彼に好影響を与えれば良いが・・・逆にプレー全体では今までより良くなかった。特に右サイドからの流し込むだけのグラウンダーのクロスは決めたかった
  • 監督 ピルロ 5.5 私の言う事を聞いてくれて(⇐しつこい)4‐4‐2にする柔軟性を見せたり、何とか追いつこうと4トップを試したり、苦悩は伝わる。この日は監督の采配と言うよりは選手個人の問題でこの結果になったとは思うが。ただ、ジレッリの右MF起用はクエスチョンだし、得点直後のあの形の失点はやはり普段からの監督の指導不足と言われても仕方がない

後半、4トップの形でパワープレー、最終フォーメーションはこうなりました

[後半33分~ 4‐2‐4]

   エスポジト デ・ルーカ

デッレ・モナケ     ボリーニ

  カザミ   ジェペス

ゴンザレス     ストヤノヴィッチ

 ムッルー(C)   ギラルディ

    スタンコビッチ


 (ポイント)

・最終的なポゼッションはサンプ49%:カタンザーロ51%

・最終シュート数はサンプ17本(枠内6):カタンザーロ4本(枠内3)

・サンプはマラッシで196日間勝利無し

・サンプはここまでイエローカード25枚でナンバーワン

・CKも11本:2本とさすがに攻め立てましたが、結局PKの1点のみ。確かにGKフリニャーティは当たっていましたが・・・

 まぁメンタル面が一番大きいでしょう

・先制後にピルロ監督中心に歓喜の輪が出来た。チーム内の関係は一応悪くない模様です

・どんな形であれ、ボリーニにサンプ初ゴールが生まれました

・ホームでは先制して、その後2失点して1‐2で敗れると言う試合を3回繰り返してます。学習能力無し・・・

ペドローラを怪我で失いました

・レッコが89分から逆転されなければホントに最下位だった。まぁ大して変わりませんが


周死氏の眼👀】

ずっとAだったサンプとずっとCだったカタンザーロが対戦するのは実に久しぶりでした。七夕で織姫と彦星が出会うようなもの・・・

まず、この遠距離を2000人以上のサポが詰めかけたカタンザーロには敬意を表します

そして試合後にこの歌

🎵 "... Genoa-Cosenza Nessuna differenza..."🎵

=「💩ェノアとコセンツァ おまえら大して変わらなく(うざいよ・・・)」

と言うチャントを大合唱

カタンザーロとコセンツァは、実はカラブリアでは一番熱いDERBY。

そしてコセンツァと💩ェノアがジェメラッジョ関係に有ります。

そこで、敵の敵は味方。カタンザーロはサンプにこのような好意的な歌を歌ってくれたのですね

まぁ、もちろん彼らのチーム状況が良いと言うのも有ると思いますが

このようにサンプとカタンザーロは昔から悪くない関係にはあり、このままジェメラッジョに発展する可能性も有ると言われてます


と言うわけで、落ちるところまで落ちたサンプですが。次のアスコリ戦の後に代表ウィークで2週間空くと言う事で、とりあえずはこのタイミングでのピルロ監督の解任はありませんでした。セリエBで9試合戦って19位って(笑)ホントに笑えますね

レグロッタリエTDはやっと公式の場所で会見し、変わらぬピルロ監督への信頼を強調。しかしアスコリ戦の結果次第では当然余談は許されない状況になってます

もはや、「もし」も「たら」も「れば」も有りません

アスコリ戦に勝つのみ!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第9節 2023年 10/7(土) 対アスコリ@アスコリ・ピチェーノ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜23:15)

’23-’24 SERIE B 

8試合 1勝2分5敗 勝点3(-2点ペナルティ) 得点7 失点12 得失点差 -5 暫定19位


2023-24 Serie B 第7節 Como 1-0 SAMPDORIA 早くも4敗目・・・

2023-10-01 15:16:02 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止:無し

怪我DFコンティ、デパオリ、フェラーリ MFパナダ、ベネデッティ FWレミナ

デパオリが前節で傷んで招集外になりました

中2日での試合の為に、前節のパルマ戦からはスタメンを何人か変えてきたピルロサンプ

まず、ついにエスポジトが今季初スタメン

ボリーニペドローラが本来のポジションに戻ってトリデンテを形成

また試合直前にカザミが負傷したために右MFはジレッリが先発

ヴィエイラではなくヴェッレがスタメンに戻りましたが、リッチは戻らず前節同様ジェペスがアンカーに入ります

左SBもバッレーカが連続でスタメンです

というわけでDFラインは前節と同じ面子となりました

元コモはいないと思われます

 SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

     ⑦エスポジト(91分⑳ラ・グミナ)

⑯ボリーニ         ⑪ペドローラ

 ⑩ヴェッレ(81分⑧リッチ) ㉜ジレッリ(67分⑨デ・ルーカ)

     ㉘ジェペス(67分④ヴィエイラ)

③バッレーカ      ㊵ストヤノヴィッチ

   ㉙ムッルー(c) ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK⑫タンタロッキ、㉒ラヴァーリア;DF:㉑ジョルダーノ、㉝ゴンザレス;MF:⑤アスキルドセン、⑭カザミ、⑰マラグリーダ;FW:⑦⑦デッレ・モナケ

イエロー:ボリーニ、、ストヤノヴィッチ、ムッルー、バッレーカ、ペドローラ 


※一方のコモはロンゴ監督の3‐4‐2-1

サンプの天敵チェッリが怪我でいなかったり、FW陣に故障者が続出しているためにエースのクトローネの1トップ

その下をヴェルディとダ・クーニャのダブルトップ下が支える形

そしてカギは右サイドのイオヴィーネと左サイドのイオアノウのサイド攻撃とガゼッタのコモ番記者が試合前に言ってましたが、まさにその2人によって得点を取られてしまいました

元サンプはいません

Como<3-4-2-1>監督:モレノ・ロンゴ

     クトローネ(85分チャイア)

 ダ・クーニャ   ヴェルディ

(74分アブリガール) (74分ガブリエッローニ)

イオアノウ(66分サーラ)  イオヴィーネ(66分カッサンドロ)

   コネ    ベッレーモ(c)

 バルバ        クルト

      オデンタル

      センペル

ベンチ:Vigorito, Solini, Baselli, Blanco, Kerrigan, Arrigoni, Scaglia.

イエロー:ダ・クーニャ、クトローネ

*備考:アボナメント3.157人,有料入場者数2.449人;芝状態そこそこ
*ロスタイム前半1分、後半5分

★水曜20:30キックオフで行われたミッドウィークのナイター。サンプは白‐白‐白のアウェイユニで挑みました


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコビッチ 6  失点もGKに責任は無く、セービングは終始安定していた。この日の出来で特に問題は無いが、さらに高みを目指すとすればフィードと、さらなる守備範囲の拡大か
  • DFストヤノヴィッチ 5.5 攻守に奮闘はしていたが、失点は彼のマークのずれからによるもの。その責任は大きい
  •  ギラルディ 6 クトローネをよくマークして、なんとか1失点に抑えた
  •  ムッルー 5.5 守備は頑張ってはいたが‥・若いペドローラに対して、キャプテンの威厳として怒ったのだろうが、結果的にはチーム内部の状況が良くない事を印象付けでしまっただけのような気がする
  •  バッレーカ 5.5 イオヴィーネとのサイドの攻防は激しかったが。なかなか攻め上がりが未だに見られない
  • MFジレッリ 5.5 突然のスタメンとなった。豪快な空振りを見せてくれたり技術的な限界は露呈している。その分、運動量とボール奪取でバッレートやリンコンばりにやってくれないと厳しい
  • →67分デ・ルーカ 5.5 途中投入で4トップのCFに。ヘディングのループが1本
  •  ジェペス 5.5 連戦の疲れか、パルマ戦よりは運動量が少なかったように感じる
  • →67分ヴィエイラ 6 低調だったチームに活を入れるべく、チームを鼓舞はしていたが。なかなか結果には結びつかず
  •  ヴェッレ 5 いる意味があるのか?と言う感じ。もともと守備は期待できないMFなのだから、攻撃でもっとチャンスを作ってくれないと厳しい
  • →81分リッチ ND 途中出場でダブルボランチとして10数分プレー。ごくろうさま
  • FWペドローラ 5.5 サンプに来て、初めて良くなかった。終盤にはファールを取ってもらえずにイラついて審判に暴言はいてイエロー。ムッルー主将に怒られる
  •  エスポジト 5.5 待望の初先発となったが、それほどのインパクトは残せず。ラ・グミナよりは期待は抱かせたが結果は残せなかった。やはり彼も生粋のCFタイプでは無いと思うが
  • →ラ・グミナ ND 91分の投入はいくらなんでも遅すぎ。それでも1本だけシュート撃った
  •  ボリーニ 5.5 まぁ彼だけの責任ではなくチーム全体の問題である事は間違いないが、効果的なチャンスは作れず。無理やりのバイシクルが1本あったぐらい
  • 監督 ピルロ 5 選手個別の採点を見てもわかる通り、誰が特別に悪かったわけでも良かったわけでもない。つまりチーム全体の問題。すなわち監督が一番の問題。サイド攻撃に対するマークのずれ。また交代のタイミングもワンテンポ遅い気がする。最後にパワープレーで4‐2-3-1(実質4‐2-4)のような形を見せたが・・・やけくそ感は否めず

後半、4人投入して最後のやけくそパワープレー、最終フォーメーションはこうなりました

[後半36分~ 4‐2‐3-1]

      デ・ルーカ

ボリーニ 46分~ラ・グミナ ペドローラ

   リッチ  ヴィエイラ

バッレーカ     ストヤノヴィッチ

 ムッルー(C)   ギラルディ

    スタンコビッチ


 (ポイント)

・最終的なポゼッションはコモ42%:サンプ58%

・最終シュート数はコモ8本(枠内4):サンプ13本(枠内5)

・中2日の試合のせいか、お互いにつかれば見えてトーンが低い試合でした

・前半はサンプのポゼッションはさらに高く、61%でした。まだ前半の方がサンプはちょっとはマシで、チャンスを作れていましたが・・・

・パスミスも多いが、激しいぶつかり合い、ボール奪取も多い。これがセリエBだなと言うしたね

特に無し

・とにかく結果。7試合ですでに4敗目

エスポジトがスタメンでも、4‐3‐3は機能しないと言う事を逆に証明してしまった

ペドローラが止められると攻め手無し

ムッルーペドローラのケンカに見られるチーム状態の悪さ


周死氏の眼👀】

せっかくのパルマ戦の引き分けを全て台無しにする敗戦となりました

元々、周りが言うよりは物凄い補強をされてるわけでは無いので(何気にレンタル除いて獲得費用は1€も使ってない)、ピルロに全ての責任を押し付けるのはかわいそうだとは思いますが

ただ、ついにエスポジトが先発して不発だった事により、今のチームにピルロの4‐3‐3が合っていないのが証明されてしまったのは事実だと思います。理由としては

  1. 4‐3‐3に合ってる強靭なCFがいない。ペターニャでもいれば別ですがね
  2. MF陣のドゥエルの弱さ。ベネデッティの怪我は痛かったですが
  3. セリエBのピッチコンディション、カンプノウの水がまかれたピッチではありません。サンプの現スカッドのテクニックと、セリエBのプレッシャー、守備戦術の強さ。それを考えると後ろからグラウンダーパスだけでの組み立てだけではやはりきびしいです

また、ここまでの7試合でピッチ上でピルロが怒鳴っているのをほとんど聞いた事がありません。もちろん性格的な物でしょうが、コロナ渦の無観客試合の時、当時のサンプのラニエリ監督の指示の怒号はすさまじかった。これが良いか悪いかはともかくとして、今のサンプは完成された大人の選手が多数いるユーヴェのようなチームではありません。

確かに開幕戦の勝利と、ゴール後にピルロを中心にみんなで喜んでいたシーン。あの印象に少し騙されてしまった感は有ります。若手を「名前だけで黙ってついてこさせる事が出来る」ぐらい”アンドレア・ピルロ”のネームバリューは有りますが。しかしさすがに結果も出て来なく、本人もあまり感情を前面に出してこないと限界があるでしょう

8節のカタンザーロと9節のアスコリ戦。この2試合の後、2週間のお休みがあります。この2試合で結果が最悪な物だと、すでにピルロの解任は現実的な物となるでしょう。

ピルロが4‐3‐3を捨てられるか。捨てなくても、サッカーの内容を変えて結果を出せるか。それが無理なら早々に見限った方が良いかと思います

前も言いましたが、現状のサンプの陣容を鑑みて私なら4‐4‐2か4‐3-1‐2を試してみたいです。

もちろんピルロは絶対やらないと思いますが

4‐3-1‐2だとペドローラをトップ下にするのですが、ウィングタイプが全員行き場を失ってしまうので、とりあえず4‐4‐2で考えてみます

賛成も反対も有るでしょうが、本気で勝点にこだわるフォーメーション

SAMPDORIA 2023-24<4‐4‐2> 仮想監督Shussissi ※2023・9・30現在

     ⑯ボリーニ ⑦エスポジト

    (⑨デ・ルーカ) (⑳ラ・グミナ)

ペドローラ(⑦⑦デッレモナケ)  ㉓デパオリ(⑩ヴェッレ)(⑭カザミ)

(⑨②レミナ)          (⑰マラグリーダ)

 ④ヴィエイラ(⑧リッチ) ㉘ジェペス(⑧⓪ベネデッティ🏥)

  (⑤アスキルドセン)   (⑥パナダ)(㉜ジレッリ)

㉑ジョルダーノ(③バッレーカ)   ㊵ストヤノヴィッチ(㉓デパオリ)(⑬コンティ🏥)

   ㉙ムッルー(c)(㉝ゴンザレス) ⑧⑦ギラルディ(㉕フェラーリ🏥)(⑮ロティオネン)

        ①スタンコビッチ

       (㉒ラヴァーリア)(⑫タンタロッキ)

MFはベネデッティが帰ってきたら変わると思いますが、まずはディフェンスも出来るMFと言う事で、ヴィエイラとデパオリを選びました。やはり守備が上手なMFが全然いないと言う事で、なんとかダブルボランチを守備重視の2人にしてフィルターをかけ、サイドMFはスピード生かして縦突破。負けてる時はヴェッレやデッレモナケを投入できます

ただ、ピルロ解任後の新監督として名前が挙がってるのが

ピッポ・インザーギ

ファビオ・リヴェラーニ

の2人です

2人とも4‐3‐3なんですよね・・・

あまり変わらないような・・・

そして、毎回名前が挙がってくる”モチベーションおじさん”のイアキーニ。そして金払わなくてよくなるジャンパオロ

うーん

なんかパッとしないですな

まぁもうパロンボで良いんじゃないですかね!?


昇格組(ダントツで)のカタンザーロはテルナーナ、スペツィア、レッコといきなり3連勝したり、今季の台風の目となっているチームです

パルマに0-5と大敗してちょっとトーンダウンしましたが、決して侮れないチームです

ただ、攻撃力は有りますが、DFはそれほど強くないので撃ち合いが予想されます

逆にこの相手にサンプがいくら「プレッシャーがかかるホームの大声援」の中でプレーしなければならないとしても、この相手に得点を取れないようだと、もう本当にピルロは見限った方が良いでしょう

ちなみに、私はピルロが嫌いなわけではありません。むしろ少なくとも現役時代は敵ながら”あっ晴れ”と思ってました

彼が変わってチームが立ち直れば何の文句もありません

昨日の記者会見見た感じだと、ピルロも瘦せこけた気がします・・・

そりゃートルコとはプレッシャーが違いますよね

そう、一つ言える事は、今日の試合は

「背水の陣」

です

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第8節 2023年 10/1(日) 対カタンザーロ@ジェノヴァ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜23:15)

’23-’24 SERIE B 

7試合 1勝2分4敗 勝点3(-2点ペナルティ) 得点6 失点10 得失点差 -4 暫定16位


2023-24 Serie B 第6節 Parma 1-1 SAMPDORIA 仲良し対決は結果も引き分け

2023-09-26 23:58:38 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止:無し

怪我DFコンティ、フェラーリ MFパナダ、ベネデッティ FWレミナ

FWのエスポジトとデ・ルーカが怪我からベンチに復帰しました

そして前節良く無くてティフォージの槍玉に上がっていたMFリッチに代えて若いジェペス

左SBジョルダーノに代えてバッレーカ。さらにMFヴェッレに代えてヴィエイラ

ターンオーバー的な意味もあるでしょうが、ピルロは前節の出来を見て早速動いてきました

またFWもラ・グミーナをCFから外して、ボリーニを偽CF”ファルソ・ヌエヴェ”に起用

左に本職のエース・ペドローラが回り、右にはデパオリがSBから昇格しました

元パルマは怪我中のコンティがいます

 SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

     ⑯ボリーニ(77分⑦エスポジト)

⑪ペドローラ        ㉓デパオリ(56分㉜ジレッリ)

 ④ヴィエイラ       ⑭カザミ(85分⑩ヴェッレ)

     ㉘ジェペス

③バッレーカ(83分㉝ゴンザレス) ㊵ストヤノヴィッチ

   ㉙ムッルー(c) ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK㉒ラヴァーリア;DF:㉑ジョルダーノ;MF:⑤アスキルドセン、⑧リッチ、⑰マラグリーダ;FW:⑨デ・ルーカ、⑳ラ・グミナ、⑦⑦デッレ・モナケ

イエロー:ボリーニ、ペドローラ、デパオリ、ジェペス、エスポジト 


※一方のパルマはペッキア監督の4-2-3-1

昨季からずっと採用しているシステムです

セリエBとしてはタレント軍団で、若手も多く魅力的なチームだと思います

ブレイク候補のFWボニーを支える代表クラスのマンベネディチャク

レジスタではベルナベエルナニが中盤を引き締めます

右SBは私好みでサンプに是非欲しいクリバリ。しかしセリエにクリバリやディアラは何人いるんでしょう!?

ミハイラやエステヴェスがベンチスタートなのも層の厚さを感じさせますね

余談ですが、GKのチチゾラとMFエルナニは3月27日で私と誕生日が一緒!

私と誕生日が一緒なサッカー選手は古いところでは”ジャンルイジ・レンティーニ”そしてサンプでは”ペドロ・オビアング”

さらに日本では”内田篤人”がいます

やはり彼らには親近感を感じますな(笑)

元サンプは昨季在籍したGkトゥルク、そしてペッキア監督

Parma<4-2-3-1>監督:ファビオ・ペッキア

        ボニー(58分コラク)

ベネディチャク   ソーム     マン

(73分アンサルディ)(64分ミハイラ)(58分パルティピロ)

    エルナニ     ベルナベ

ザガリティス(64分ディキアラ)  クリバリ

  チルカーティ     オソリオ

        チチゾラ

アマトゥッチ(61分マストラントニオ) ヴィータ

     ブランカ(c)(80分ダンツィ)

ジラウド(46分カリッソーニ)  サルヴィ

   フラーレ  パヴァン

     カストラーティ

ベンチ:Turk, Corvi, Balogh, Estevez, Begic, Del Prato, Hainaut.

イエロー:チチゾラ、ザガリティス、ベルナベ

*備考:アボナメント7.452人(54.033 euro),有料入場者数9.607人(125.519 euro);芝状態そこそこ
*ロスタイム前半2分、後半5分

★日曜16:15キックオフで行われたゲーム。サンプは青、パルマは白の共にホームユニで臨みました


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコビッチ 7 3試合連続で出色の出来。失点はGKの責任はほぼ無く、この日も素晴らしいセーブを何度も見せた。後半日差しが眩しかったのかベースボールキャップをかぶって登場。久しぶりにそのスタイルのGKを見た。赤のユニに紺のサンプキャップと言う、ファッション的に何とも似合わない出で立ちがサンプだとゼンガを思い出す
  • DFストヤノヴィッチ 5.5 個人的な出来は悪くは無かったと思うが、彼のサイドから何本か決定的なクロスを上げられていたのが気になるところ
  •  ギラルディ 6 強力なパルマオフェンスに対してなんとか1失点でしのぐ。中央で唯一に近いヘッドが強い存在
  •  ムッルー 6 経験を頼りになんとか1失点でしのぐ。スピードはなんとかなるが、クロスに対する対応が課題。最後10分は左SBでプレー
  •  バッレーカ 5.5 前節のジョルダーノよりはマシだったが、特に輝けたわけでもない。噂の彼の縦への突破の強さを早く見てみたい
  • →83分ゴンザレス ND 途中交代で念願のサンプデビューとなった。同点の残り10分でCBに投入と言うヒリヒリする場面だったが、なんとか無事に試合を終わらせた。早くもう少し長い時間見てみたい
  • MFカザミ 5 フィジカル的には少し貢献しているのかもしれないが、特に後半のミスパスは多過ぎ、酷すぎ。まだブランクと言う言い訳が通用する時期だが、コンディション上がってくれば変わってくるのだろうか?
  • →85分ヴェッレ ND このスタメン落ちで彼のお尻にも火がつけば良いが
  •  ジェペス 6 とにかく走り回って、ボールにアタックし続けた。チーム全体が守勢だったので効果的なパスなどは少なかったが、1試合通じてとりあえず走り続ける姿勢だけでも今までとの違いを見出せる
  •  ヴィエイラ 6 まさに前号で私がした指摘。MFでの守備、ボール奪取の弱さに関してはヴェッレとの違いは出せていた。もちろん技術的な限界は有り、終盤に決定的なシュートを吹かしたりしていたが、彼なりの良さは出していた
  • FWデ・パオリ 5.5 ここ数試合の彼の出来に比べると少し劣ったが。チーム全体で厳しかった部分もある。後半11分に負傷で交代。重症でなければ良いが・・・
  • →ジレッリ 5.5 本来のポジションではない、右WG(前目の右MFのような感じだったが)での起用。頑張ってはいたが、攻撃の面ではやはり物足りない
  •  ボリーニ 6 得点のアシストは彼だったし、ポストに関してもものすごく強いわけでは無いが、偽9番なりにラ・グミナよりはボールは収まる。あとはとにかく得点が待たれる
  • →エスポジト 5.5 まだわずかな時間の出場だが、絶好調になった時の期待は相変わらず抱かせる。ポストプレーも出来そうだし。無駄なイエローカードがマイナス点
  •  ペドローラ 7 もはやセリエBでは敵無し感がある。貴重な先制点を決め、それ以外にもサンプのチャンスはほとんど彼がらみ。早くもサンプは300万€での買い取りOP行使を決めたと言われる
  • 監督 ピルロ 6 前節の敗戦を生かしてすぐさまスタメンもいじってきたのは評価できる。ただし、ジレッリのあそこのポジションの起用が疑問符。守備固めだったのか?それにしては中途半端な気もして、逆にシステムごと守備固め→例えば4-2-3-1への可変とか戦術的な柔軟性が欲しい。4-3-3だけで1シーズン、全試合の90分を戦うわけにはいかないだろう。あと、あの場面でのファクンド・ゴンザレスの投入は個人的にはかなりリスキーだと思ったが。結果に響かず良かった

後半、4人投入してからの最終フォーメーションはこうなりました

[後半40分~ 4‐3-3]

    エスポジト

ペドローラ     ジレッリ

ヴィエイラ     ヴェッレ

    ジェペス

ムッルー(C)   ストヤノヴィッチ

 ゴンザレス  ギラルディ

   スタンコビッチ


 (ポイント)

・最終的なポゼッションはパルマ55%:サンプ45%

最終シュート数はパルマ12本(枠内7):サンプ8本(枠内3)

・前半はポゼッションほぼ互角だったものの、後半は同点を狙ったパルマの攻勢が強くなりました

システムやスタメンに誰を起用するとか机上では色々言われますが、結局は選手たちがどれだけ走り続けてどれだけ戦えるかという事。この試合はそれを特に感じました

・メンバーが変わった事もありますが、みんながそれを体現した結果セカンドボールが明らかに今までより拾えてました

またこれはある程度予想していましたが、今までの相手と違ってサンプを相手にボールを回せる相手、アウェイでのパルマ戦だったのでサンプの方が引いてカウンターを繰り出すと言う今までと逆の展開が上手くさく裂しました

・チーム全体の危機感、戦う姿勢

・GKスタンコヴィッチとFWペドローラ、この2人はもはや今季の”鉄板のスター”と言えるでしょう。今のサンプはこの2人+その他大勢と言われてしまってもおかしくないと思います

・現在セリエBで1番強いと思われる相手にアウェイで勝点1

・とりあえずファクンド・ゴンザレスがデビュー

・結果は上々だが、83分まで持ちこたえたので欲を言えば勝点3が欲しかったです

・その結果、順位的には16位のままという勝点1の積み重ねとなってます

・デパオリの怪我。重症でなければ良いですが


さて、次節はわずか中2日で連続アウェイでコモ戦

コモも決して弱い相手ではありません

前節はクトローネのドッピエッタも含めて、サンプがホームで完敗したチッタデッラ相手に3-0で快勝。そして3連勝中

厳しい相手です

FWのサンプの天敵チェッリとかが怪我しているので、おそらく3-4-2-1でクトローネの1トップをダブルトップ下が支える形

そしてイオアノウイオヴィーネの両サイドのウィングハーフを生かしたサイド攻撃が主体となるでしょう

まだ今季のサンプは3バック相手に試合をしていないので、このサイドの攻防が一つ鍵になると思います

 

ただしパルマ戦でも証明した通り、フォーメーションも大事ですがセリエBを勝ち抜くにはとにかく気持ち

1試合続けて走り止めずに戦い続ける姿勢が大事です

このパルマ戦の勝点1を意味あるものにするためには、コモ戦でも勝点を挙げなければいけません

ピルロが言う通り、ホームの大声援が若いサンプイレブンにとってプレッシャーになってしまっているとしたら、このコモ戦は平日のアウェイ戦ですしそんなにプレッシャーは無いでしょう

パルマ戦で結構スタメンをいじってきたので、このコモ戦は先発がどういうメンバーにしてくるかも注目されます

頼むから、ピルロさん。正解を選んでください!!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第7節 2023年 9/27(水) 対コモ@コモ 現地20:30Kick Off(日本時間深夜3:30)

’23-’24 SERIE B 

6試合 1勝2分3敗 勝点3(-2点ペナルティ) 得点6 失点9 得失点差 -3 暫定16位