すぎなみ民営化反対通信

東京・杉並発。「一人が万人のために、万人がひとりのために」をモットーに本当のことを伝え、共に歩んでいきたいと思います

子どもの遊び場、地域の公園つぶす杉並区「緊急対策」に絶対反対!問答無用の強行やめ、計画を撤回しろ

2016年06月05日 | すぎなみ保育緊急事態宣言ー田中区政批判

 特報・杉並版

お知らせ

6月9日午後1時15分~東京地裁712号法廷

民事第31部(A)永谷典雄裁判長係属

杉並区(田中良区長)による虚偽告知・押印詐取損害賠償請求事件

 ★第二回裁判★

 【 あんさんぶる荻窪―荻窪税務署・公務員宿舎財産交換の強行のために、地元町会長に対して、「あんさんぶる荻窪の荻窪北児童館は、桃井第二小学校にスッポリ移転する)との虚偽の説明を行い、区が本文から署名・提出日付まで予め印刷済みの「桃井第二小学校早期改築要望書」に荻窪地区連合町会所属の町会長から署名をだまし取って提出させた事件。

この要望書を区は、地元が財産交換・あんさんぶる時廃止に合意していたという証拠として利用した。原告南荻窪会会長と荻窪五丁目町会長は要望書を撤回している。地元への一度の事前告知も、その後の説明会もなく、すすめられている区のあんさんぶる廃止・財産交換に対して反対し、「子どもの居場所を守れ」を掲げて地元荻窪南、桃井第二小学校学区を中心に署名運動を行い、荻窪南口商店街のゲートには大横断幕を掲げて訴えている。地元住民の懸命の取り組みで行なわれた今年1月の情報公開で、杉並区田中区長が2010年12月3日に財務省理財局長に『荻窪税務署建替えについて(要望)』と題する要望書を提出しており、杉並区が「特養整備のために」と一貫して説明していた財産交換の目的・理由が虚偽であり、当初は「特養」のことなどまったく考えていなかったことが明らかになっており、1月22日東京新聞が大きく報道した。この情報公開事実は財務省に保存されていたことから明るみに出たが、杉並区は、住民の請求に対して「既に廃棄処分に付しているので存在しない」とし、証拠隠しをはかっていたことも明らかになっている。

田中区長が権力をほしいままにして地元切り捨て・住民無視を続ける杉並区を引告として、相手に回し、地元町会長が提訴し、異例の原告本人訴訟として取り組まれている。】

公園つぶし・「緊急事態宣言」の田中区政たおそう 

   田中区長・杉並区が「保育緊急事態宣言」「待機児童解消緊急対策」で、いま井草、久我山等、区が決定した「更地化、保育所転用対象の公園」をめぐる「説明会」、テレビ、新聞等メディアを使ってやっていること、開会中の杉並区議会第二回定例会で行なわれている区の答弁は、ことごとく断じて許せない!!

  怒りと抗議が杉並区内を駆け巡っている。事態に直面すれば当たり前に誰もが抱く区への不信とやむにやまれぬ思いは、杉並区・田中区政そのものに向けられた怒りと抗議だ。

 杉並区・田中区政の理不尽に怒り噴出

  以下は、あんさんぶる荻窪と荻窪税務署・国家公務員宿舎跡地の財産交換、荻窪北児童館廃止、桃井第二小学校の急改築に対して「子どもの居場所を守れ!」を掲げて地元の声を背負って立ちあがっている「荻窪 子どもの居場所を守る会」のサイト(http://suginamichildren.tokyo/#)のtwitter (Twitterアカウント:@suginamichild)で掲載されている「更地化、保育所転用対象の公園」をめぐる「説明会」に関する「つぶやき」から拾った意見の転載です。

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 ●杉並区さ、認可保育園の広い園庭で遊びたいのに入れないし、園庭ない認可外で遊びに行ってた公園小さくなっちゃうし、小学生になったら児童館を廃止しちゃうし、学童を学校に入れちゃうし、放課後に校庭で遊んでたら近所にうるさいって怒られちゃうし、公園の広場も奪われちゃうし…何これ?

●うちの周りは公園だらけ。毎日保育園の子どもたちが集まってくる。ワンボックスで乗りつける園も。午前中は賑やかですごくいい感じ。子どもが遊べる公園のありがたみを一番知ってるのは保育園だと思うのだが。区はどこで遊んでるか知らないのかな?

●杉並区の保育園建設。報道で詳しく扱ってたけど、住民が区に要望出して実現した公園だと分かった。住民の交流や避難場所にもなっていて、住民が悪く言われるのは違うかなと思った。

●今回の杉並区の保育園問題は、保育園建設に対する住民の抵抗の問題ではなく、区有地なら住民に説明もせずに自由に使えると考えている、杉並区の行政の進め方の問題。

●子どもは大きくなるんやで…成長するんやで…今の保育園待機児童問題を解決してもその子たちは大きくなって小学生になって、今度は学童に入れない、遊び場(公園)もない、児童館もないってなったら子どもたちの居場所はどこにあるの( ´-` ).。oO

●東京新聞 杉並の公園の保育園今日、区長と対話いつ、どこでって区に聞いても答えない。やっと久我山でという。井草地域は??やらないの?? 区は「(対話ではなく)説明会です」という。は?説明会?でもいいから井草でも開け。 議事録くらい、公表しなさい。記者は入れるんですって。

●3歳、小1、小4と壁だらけですね。滞りなくいけるよう全体を常に見ていく必要があるはず。少子化の予測が外れた以上、児童館廃止や学童の学校内移転も見直すべき。その場しのぎの計画ばかりで、杉並区のこの先が心配です。

●杉並区保健福祉課「民有地に保育所を建設しようとすると2年くらいかかってしまう」…何故2年前から保育園作らなかった?認可保育園の抽選落ちて泣く泣く認可外に流れる人沢山いたのに、泣く泣く保育園諦めた人もいるのに、もっと前からやってたら緊急事態にはならなかったのに。

●杉並には会議室や集会室などを利用した保育室をたくさんある。そうした保育園の子供たちは今回潰される公園にもにきて、のびのび遊んでいる。この実態を知っているなら、保育園に来る子供にとっても公園は残すべき。公園を残してが住民エゴなんて、実態を知らない人の言い分。

●つまりは待機児童対策とは、その児童が大きくなる時のことも考えないといけないわけで、近眼的に公園潰すのは問題の先送りにしかなってないよね。それとも遊び場のない子供は無視してもよいという話なのだろうか(いやまあずっと無視され続けてるけどさ

●杉並区がやろうとしている公園の保育園転用のゴリ押しぶりって、あんさんぶると荻窪税務署+官舎の等価交換(ついでに荻窪北児童館の廃止)といっしょで、住民にとっては寝耳に水のままずんずんゴリ押しされるという剛腕ぶり…。

Q.保育士の確保は大丈夫なのか?A.民間に任せているので大丈夫 →丸投げ!?Q.園庭を保育園児と小学生が共有すると言っているができるのか?A.詳細は決まっていない。 →複数の公園の一部を転用するんだから、公園を利用していた子供たちのことも考えようよ…orz

●杉並の保育園問題。廃校になった某小学校の校舎は10年間ほぼそのまま。保育園や特養にしての声がある中、なぜか民間幼稚園に、園舎を建て直す間といって貸し出した。そばの系列中高の敷地に仮園舎は作れるのにだ。まだ教室はまだ一杯ある。公園をつぶさずとも、駅近で校庭が広い保育園は作れるのだ。

●杉並区は保育緊急事態で保育園一気に作る予定を掲げたが、箱は作るが保育士何処にいるんだ?の現実も。給料安くて職離れが進む保育士にどんな優遇策を出すのかしら?箱あり、児あり、保育士足りない…ありえない。

●杉並の保育園。一気に2000人分もの保育園を作って、保育士はかくほできるの?素朴な疑問。

●区の緊急特集号がポストに入ってた。大学の教授が保育所整備に関して意見を述べている。子ども達が学童期になった時に遊ぶ場の必要性までは述べてない。子どもって、いつまでも零歳児、一歳児じゃないってことを考えてる?保活してる方たちも、我が子が地域で大きくなるってイメージ持ってる?子(続く

続き)育てしやすさ=保育所がある、になってない?学童期の子どもを外で遊ばせたい、ボール遊びを思う存分させたい、って思う頃には空き地がなくなって路しまわないか?今だって路上で遊んでいると近隣から学校に電話かかると聞くが、この先、一体どうなっちゃうんだろう?

●【緊急事態宣言】て言葉が怖い。緊急事態ならなにやってもいいのか?改憲の【緊急事態条項】みたい。

●今日はちょい久々に訪れた児童館で中学生T君達があんさんぶるや児童館,向井公園等の廃止問題について話してた。「あの区長、普通に公共物破壊で訴えられないかな?」だって😅一緒に帰った小6のW君は「区民センターで児童館みたいに騒いだらJJIに怒鳴られる…児童館が良い😭」との事…

●こういうチラシが投函されてたんですが、待機児童問題って保育士の給与アップなどの待遇改善が主な解決策だっていう指摘が色んな人からされてたと思うんだけど、このチラシを見る限りその部分への具体的な言及は無い。大丈夫なのか。

●保育園は増やせば良いって問題じゃないと思う( ´-` ).。oO親御さんたちも安全な場として預けたいわけなんだからただ保育園増設して保育士集まりません、保育の質は悪くなりましたごめんなさいみたいなことにならないと良いな。

●えええ….マジでジャリ公潰して保育園にする気なのか?!(帰宅したら説明会のチラシが入ってた)ネットで覆われててボール遊びが出来る貴重な公園なのに!たしかに待機児童たいへん、いやでも小学生たちが溜まり場にしてる公園潰すのは違うだろ!と思うんだけど

●杉並区緊急事態宣言、どこを保育園にするか公表から採決までの期間が短すぎる!子供の広場をつぶして保育園を建てて、じゃあその園児達はどこで遊ぶの?!保育園を作ってほしい人だってそんな事は望んでいないはず!なんでもやればいいってもんじゃないんだよ!役人さんよ!考える頭はないのかい?!

●毎年毎年、未就学児が増え続けている杉並。保育園の不足は次には学童の場の不足、子供の遊びの場の不足になっていく。その場しのぎで公園や学校を保育園にしてもその後に新たな問題が発生しますよね。

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  これを「一部の人々の意見」だと切り捨てて区の方針を強行するというのか!これを「『保育所整備に反対』する地域住民の『エゴ』」だと捻じ曲げて、区の緊急対策は区民に説明を尽くし理解を得たと強弁して強行し続けるというのか!マスコミは、これでも「保育所に子どもを入れたい住民と子どもの居場所・公園を譲らない住民の対立」と描き、区は「反対の意見の方もいるのは十分理解しているが、今をおいて待機児童解消の機会はない。今後も説明を尽くし、緊急対策を実施する」とうそぶいてあくまでも住民無視、問答無用で強行するというのか。

  区の緊急対策本部も全部、現場で激しい反発と真摯な住民意見に直面してわかっているはずだ。区側がどんなに鉄面皮で、区が決定した通り進めると強弁を譲らず、住民の真摯な意見と抗議に説明責任を拒み続けようと、ひきさがることなく追及する堰をきったように続く住民意見に当初予定時間をはるかに超えた説明会となり、「継続して次回説明会」を開かざるを得ない状況に追いつめられたことも思い知ったはずだ。

  すべては、「保育緊急事態・待機児童ゼロを掲げれば、公園を潰そうと施設を削ろうと何をやってもかまわない」という田中区政の「緊急事態宣言」そのものの問題だ!

  住民がことさらに抵抗しているのではない。住民はまともに当たり前のことを言っているだけだ。区が計画の策定から強行まで、すべてがすべてメチャクチャなことをやっているのだ。

  「待機者解消は待ったなし」を掲げ「喫緊の大規模特養整備」のために、子どもの居場所、あんさんぶる荻窪・荻窪北児童館の廃止を、施設や地元にも何の事前告知もなく国と区で勝手に決定し、強行している「あんさんぶるー税務署交換」と同じように、「待機児童ゼロ」を掲げて、今度は「保育所整備」の目的で、子どもの遊び場、地域の公園を潰すということだ。しかも、幼い子どもを抱えて働いている親なら誰でもわかるように、就学前の保育所保育の後には、必要な児童館(就学後の学童保育)の問題があり、就学前でも就学後でも子どもを地域で安全に安心して自由に遊ばせることができる公園が必要なのに、区は、児童館は廃止と決めており、公園は潰すというのだ。こんなものがまともな保育政策などでは金輪際ないことは、区がどんなに「待機児童解消」「保育所整備緊急優先」と強弁しようと、既に多くの人々に見透かされ批判されているところだ。

 田中区政の暴挙絶対許すな!声をつなげ、怒りを束ねて、公園つぶし・「緊急事態宣言」粉砕を

  子どもと親、地域にとってなくすわけにはいかない子どもの居場所、子どもの遊び場を奪って、そこに保育所をつくるなどということを誰が納得できるか。保育士が確保できるとは誰が見ても思えない、保育士をそろえられるメドもまったく立っていないのに、これから半年で定員2220人分の保育所をつくって、すべて民間に丸投げし、後は野となれ山となれなどという区のメチャクチャな方針に、誰が納得できるか。ありとあらゆる意見と不信、不安、疑問の声は、子どもの居場所のことも、子どもを抱えて働く親たちのことも、子どもの健やかな成長を願う地域のことも、保育所や児童館で子どもと親のために働く職員のことも、まったく眼中にない、その杉並区と田中区長に向けられている同じ一つの怒りだ。

★田中区政足下の区職場からの決起でトップダウン政治の根幹崩そう

  特に訴えたいことは、「緊急事態宣言」「広報すぎなみ緊急特集号」を土日休日も返上させられ全住戸全事業所配付に動員されているのも、「全庁一丸となって」なる区長のトップダウン方針で「緊急事態宣言」強行のために部課部署に関係なく動員されているのも区の職員が、このメチャクチャな田中区政のやりかた、地元無視、区有地・区施設更地化、子どもの遊び場・地域の居場所である公園を潰すことに対して、いかなる態度をとるかということです。

  田中区長がやっていることは自治体そのものの破壊・解体であり、自治体で働く正規。非正規問わぬ職員に、「緊急事態」の名のもとに田中区長の「私兵」となって黙って従えということだ。職員の協力拒否には正義と大義がある。区の施設も区の土地も、区の財政も、区の職員も、自分の箱であり、自分の土地であり、自分の財布(カネ)であり、自分の意のままにできる労力・私兵であり、いつ、どのように使おうと、何に使おうと自分が決められるというのが田中区長が思っており、やっていることだ。しかし、形骸化していようと有名無実化していようと「住民の福祉の実施と増進」は自治体の責務であり、自治体を職場とする労働者の一線です。

  「緊急事態宣言」「待機児童解消緊急対策」の実体の何たるかを一番知っているのは職員だ。声をあげよう。住民とともに一緒になって闘おう。その瞬間に、強権の権化、トップダウンと問答無用の独裁者と思われた田中区政の終わりが始まる。

6・7月参院選の大激突情勢の中で、安倍政権、「杉並の安倍=田中」たおそう

 田中区政は、6月1日をもって事実上、選挙に突入した参院選を、火事場泥棒のようにこの「緊急事態宣言」強行の時として選んだフシがある。しかもおあつらえ向きに、安倍政権が「1億総活躍社会」プランを公約としており、その3本の矢の2番目の的を「希望出生率1・80」、その矢に「待機児童ゼロ」を掲げていることも計算しただろう。

 だが、それは田中の計算違いであり、逆に安倍の改憲・戦争ー「緊急事態条項」は、田中の「緊急事態宣言」と重なり合って、政府や自治体が「緊急事態」で何を狙いとし、どういうことをやるのかの具体的見本となる。「待機児童ゼロ」は、安倍を見ても田中を見ても、ウソとだまし討ちの最たるものだ。全産業標準月額給与と保育士月額給与の格差は10~11万円だ。「保育士給与改善」と安倍が公約しているのは「たった2%、6000円の引き上げ」だ。しかも安倍が右の計算の基準としている保育士月額給与水準はあくまで7年以上勤続の保育士の平均額だから、実際にはもっと低い。低賃金で心身ともに厳しい仕事だから7年も働き続けられず離職していく保育士は膨大な数にのぼる。だから保育士不足が発生しているのだ。給与が15万円ならたった3000円だ。ふざけるな!何が「改善」「引き上げ」だ!だから、前掲twitterでも「保育士確保はあり得ない」という断定的指摘が多数あるが、みんな、保育現場の超低賃金がわかっているから、きっぱり言い切っているのだ。これらは一例に過ぎない。田中は、「杉並の安倍」だ。「緊急事態宣言」の田中ゆるすなは、そのまま改憲・戦争ー「緊急事態条項」の安倍たおせだ。安倍政治と田中区政への怒りを相乗的に解き放って、終わらせるために声をあげよう。子どもたちと私たちが生き抜き、地域と社会、仕事と職場を私たちの手に取り戻す闘いです。

 

 

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