詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

藤井竜王、史上最年少五冠とA級昇級。

2022-03-13 21:29:15 | 日記
四冠の藤井聡太竜王が三冠の渡辺明王将に挑む「四冠対三冠」のシリーズとなった第71期王将戦七番勝負。その第4局が2月11、12日に行われ、挑戦者の藤井竜王が渡辺明王将に勝ち、ストレートの4連勝で王将奪取となった。これにより藤井新王将は五冠となり、羽生善治九段が持っていた最年少五冠記録22歳10カ月を大幅に塗り替える19歳6カ月での史上最年少五冠保持者となった。竜王・王位・叡王・王将・棋聖の五冠だ。王将を失った渡辺は名人・棋王の二冠となった。藤井竜王は羽生九段が持つ前人未踏の同時七冠の記録にも迫りつつある。

3月9日には第80期名人戦順位戦B級1組最終局が行われ、藤井竜王は勝利を収め、来期の順位戦A級昇級を決めた。これにより藤井竜王は谷川浩司九段の持つ21歳2か月での史上最年少名人の記録を更新する可能性が出てきた。名人戦だけはシステムが独特で、プロ入りし順位戦C級2組からスタートし毎年昇級しても挑戦まで最低5年かかる。藤井竜王は1年足踏みしただけで順調に昇級を重ねてきた。来期のA級で優勝し名人挑戦・奪取となれば史上最年少名人の記録を更新、名人奪取出来なければ谷川九段が引き続き史上最年少名人記録保持者にとどまる。実に興味深い。

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