DOC あすへのカルテ 第12話 二度目のチャンス L’imprevisto

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DOC(ドック) あすへのカルテ
(DOC – NELLE TUE MANI)
制作:2020年 イタリア
原作:Pierangelo Sapegno、Pierdante Piccioni

https://www.nhk.jp/p/doc-karte/ts/WL5QPY99G7/

第12話 二度目のチャンス L’imprevisto

脚本/Francesco Arlanch、Viola Rispoli
監督/Ciro Visco

【STORY】

■駅

列車の到着を知らせるベルの音が鳴り響く。
時間は7時10分発。
プラットホームには旅ブロガーのアンジェロ (Emanuele Turetta)
階段から小気味よく降りて来る織物会社経営者のジョヴァンニ・
カント (Gianni Lillo)、子供・フランチェスコ
(Lorenzo Francolini)と、シッターのジョルジャ(Miriam Previati)。
母子のようにして話し合う二人は子供に対して絶対に手を離さない
でと語る。
汽笛がなるといよいよ電車がホームに入ってくる。
駅員(Gian Marco Orati)は乗客が全て乗ったのを確認すると笛を
鳴らそうとする。
しかし階段からは若い女性・ラリーザ・ヴォルコフ
(Yuliia Sobol)が下りて来て待って下さいと語る。
列車はついに駅から出発する。

■カフェ

ジュリアとアンドレアは付き合っていた時に通っていたカフェ
にいく。カプチーノと全粒粉ブリオッシを注文すると
店員のイヴァンが運んでくれる。
アンドレアはよく来ているのかと問う。彼女にしてみれば
彼と付き合ってから来た場所だった。あなたはいつでも
“ザクロジュース/Pomegranate Juice”を注文していたという。
それを聞いて”イメージ出来ない”というアンドレア。
その言葉に彼女は怪訝そうな顔をして質問する。
それって私と朝食を取っていたことに対するものなのか。
しかしアンドレアは朝食にザクロジュースはないだろうと語る
と二人は微笑み合う。

イヴァンは突然厳しい顔をしてテレビの音量をあげる。
それに気が付いた二人は後ろに設置して有るテレビに目を向け
る。

電車の脱線事故。
リポーターはその事故の状況を伝え多くの負傷者が出ている
こと。そして救助者はミラノのアンブロシアーノ総合病院に
救急搬送されているという。
電車は7時10分発、乗客350名であるとのことだった。

■アンブロシアーノ総合病院

マルコは内科医長としてそこで働く医療従事者を集めると
事故に対応する為に内科も救急外来として機能させることを
語る。各部屋に酸素ボンベの設置、輸血用の血液バッグは
届き次第導入。まずは応急処置をしろという。

アニェーゼもまたもうすぐ負傷者が来るとして全員で対処
して欲しいという。今回は“チームではなく各々が個人で
動く各自対応だ”という。
リッカルドは一年目の研修医の僕らもそうなのかと問うと、
マルコから君は医者なのかとし、入院患者は看護師が見る
ので君は救急対応だという。

ドラッグを飲んでいたロレンツォは頭痛の為に遠くから
話を聞いていた。

マルコは現在ウチの病院は訴訟問題を抱えていることを告げ
過去のミスに対する疑いの目に対して我々の名誉を挽回する
チャンスである事を告げる。それを無駄にはするなと。

アルバはリッカルドに対していい加減人にどう思われるか
気にするのは辞めたらどうかと言われる。
ガブリエルはエリーザに対して”二人で一緒に動いて手分け
しようと語る。しかしエリーザは”各自で”でしょと告げる。

アンドレアはこの状況なので自分も対応したいことを語る。
マルコは薬を飲んで居ないのでダメだという。
しかしアニェーゼは私が許可するとし、今日は人手が足りな
い事を主張。

アニェーゼが通り過ぎる際にジュリアは冷たい視線を
向けたことに気が付く。アンドレアに対して彼女に私たち
が付き合っていたことを話したのかと問う。アンドレアは
当時は既にアニェーゼとの関係は終わっていたので問題は
ないだろうことを語る。

【感想】

今回は列車事故が発生し大量の負傷者が出てしまう。
乗客数350人。
アンブロシアーノ総合病院に運ばれてくることになり、
外科・内科を抜きにして全員で救命に当たることになる。

冒頭からチルクムヴェスヴィアーナ鉄道/Circumvesuviana
の車両のペイントがぶっとんでいたので驚いた。
落書きされたものなのかと思ったけど、youtubeなどで見ると
車両・車体によっては描かれていないものも有るので依頼して
描いた模様なのか。

全体の流れを見ると、運命を感じさせるものが多い。
事故とか事件とか自分では制御することが出来ない事象が
降りかかってきた際には必ずそういう要素は含まれているもの
だけど、取り上げられるケースが多い分、よりその分岐点での
成功例・失敗例が描かれるのでより運命的なものを感じさせる。

列車に乗るか乗らないのかによって生死が分かれる。
必ずしもその列車に乗らなくとも良かった人にとっては
その選択により予測できない未来に多大な影響を及ぼしてしま
う。

乗車した事により現状よりも”マシ”な未来が開けたと思われる
ケースは僅かだけどある。
命が助かったという点に於いてはジョヴァンニ・カントの動脈
りゅう破裂が見つかり助かった事。元々自殺する為に銃を持っ
ていたとしたら助かることの皮肉さを覚えるところだけれど。

そしてフランチェスコの両親がベビーシッターの犠牲を通して
子供との生活に於ける問題点に改めて気が付かされたことなどが
あげられる。

より微妙なのはブロガーのアンジェロだ。
事故をきっかけとして旅ブロガーとしての実情・現状を通して、
旅の終着点とするのかどうかの判断材料にもなる。

最悪なケースとしてはマリアとジョルジャ、そしてラリーザ
だ。この三つのケースはいずれも負傷者本人とそれにかかわる
人たちの性格というものを引き出してくれる。

マリアはリッカルドを利用し事故を利用して出世の足掛かりに
しようとしているジャーナリストだった。
ラリーザは火傷によりモデルとしての生命を失われたに近いもの
があり、男は去っていく。
ジョルジャは実の母親以上に子供を気にかけていて最後まで
身を挺して子供の体を守った。その上で子供と両親の距離を
近づける役割を果たした。

ケガの功名の様にして長期的スパンで見れば結果的には良か
ったというケースを患者の中も織り交ぜている。
これは患者だけに留まらず医者の中のエピソードにも同じこと
が言える。

●医者側から見た今回の事故対応

医者として患者の私生活にどれだけ踏み込めば良いのか
分からずにいた面々。緊急事態が発生した状況の中なので
普段とは色んな面で異なることもある。

ただし共通するところは、初心の大切さを改めて
感じさせるところにあり、ひと時失われていた医者としての
本来の意味を思い返すような作りとなっている。

ジュリアにしてもマルコにしても、患者の事情は後回しに
しようとする医師と、事情を考慮した上で解決・治療を施す
ことを考える医師の姿(アルバやアンドレア)が在る。
前にも書いたが外科医はそういう私情は無視するものかも知れ
ないが、ドラマは内科医の物語なので、そういう事情も含めた
所にも言及されるべきものがあるのかも知れない。

マルコは少し癖のあるキャラクターであったが、今回一人の
患者との関係を通した上でアンドレアの熱弁も有り、郷愁を
誘うような初心の頃の気持ちが蘇り始めた。

●現在、過去、未来

必ず現在の自分の立ち位置を図るようにして過去の
エピソードが絡んでくる。
人生をおくる上での複数の選択肢の中から今の選択を選んで
来たものが少なからず後悔するという形で現れて来るのだから
人生は楽しくもあり悲しくも有って、ドラマも面白く出来ている。
多分人生はそんなものの連続なんだろう。

しかしタイトル通りセカンドチャンスを与えられることが
出来る人も居る。病気になって初めて他人に優しくなれる
人なんてのも多いだろう。

医療従事者同士でもうまく互いに影響を与え合っている。

関係が改善していきそうなのは、

・アンドレアとジュリア
・ガブリエルとエリーゼ
・リッカルドの自身の姿勢
・マルコの医師としての姿勢

過去ばかりを振り返っても仕方がないがこのドラマは記憶が
一つのテーマにもなっているので過去が強調されるのも
仕方がない。
記憶が抜け落ちた人にとって、好き嫌いの好みは変わって
くるのだろうか。
記憶がある人でも一度好きになったものというのはなかなか
忘れがたいものも有る。
その一つは今回の患者の一人・ラリーザ同様にケガをした
途端に関係が終わってしまったマリアとリッカルドだ。
マリアはリッカルドの中に過去の自分が居ることを利用して
病院での取材継続の為に留まるような工作をする。
それを許してしまうリッカルドも大した奴ではないと思わせる
が、最後に運ばれて来た心肺停止の患者の状況を冷静に
見抜いて誰もが諦めたことを解決に導いた所は、アンドレア
が普段やっているようなことだった。

実はこの流れでマリアが撮影していたので、恩返しとばかりに
この記事をリッカルドメインで投稿・掲載していくものと
思った。病院に対する信頼を取り戻そうとしていたので
今後この流れが何かに繋がっていくことはあるのだろうか。

【患者】

全体的に見て患者はケガしたことに対して楽観的に見ている
感じがする。そして徐々にことの深刻さというものを感じて
いくというのが一つのパターンだ。
またケガそのものよりも他に何か大事なものが有り、それを
まずは心配している人たちが多い。
患者それぞれが抱えている「本質的なこと」を探っていく事
になる。

●ジョヴァンニ・カント (21番)

一番最初に運ばれて来た患者。痛みは無いというが、運ばれて
来た際に頭を抑えていたことをアンドレアは見ていた。
頭を打っていないかどうかを調べる為に幾つか質問して記憶力
を試す。

テレーザが着て来た服を持つと拳銃を所持していたことが判明。
登録済みで会社経営をしているので護身用とのこと。
銃は守衛室に保管。退院する時に受け取る様語る。
メガネを無くしたので良く見えないというが自己申告では0.3。

彼はやたらと帰りたがる。「約束がある」

マルコがやってくるとアンドレアとは逆にすぐにでも病床を
開けたくて彼を退院させようとする。カルテを確認している
時に嘔吐する。

腹部をCTで見ないと何処が損傷しているのか分からず検査を
オーダーする。
更に彼は「大事な約束」のことを口にしていたが、気が付く
と自分の発言を忘れている。「指輪」をしているのに連絡
する相手は居ないというのは不自然ではないのか。

嘔吐した原因は何なのか。
頭部外傷が原因ではないかというジュリアに対して、アンドレ
アは患者が言った言葉の方を信じていた。頭は打っていない
ということ。

ジョヴァンニの事を調べると倒産した織物会社の記事が掲載
されていた。

テレーザからの連絡で患者が暴れているという。
せん妄状態でミタゾラムを投与。
脳のCTを依頼する。

その画像の結果、彼には動脈瘤の出血。
事故との関係はなく、それ以前から動脈瘤は出来ていた。
嘔吐後の意識障害、運ばれて来た時には頭痛を訴えていた。

すぐに手術になり助かる。

●マリア・ダミーコ

「6話」の時にリッカルドが結婚したいとして彼女が登場した。
ギリシャでの旅行中にダイビングで来た海辺でケガをして
結果としてリッカルドは義足になってしまった。その後彼女
はドイツ・ベルリンに発ち久しぶりの再会となる。

時々彼女を見たり触れたりすると回想モードに突入する。
リッカルドが15歳の時の回想。彼女はリッカルドの母が付き合
っていた人が連れて来た娘で有った。

彼女が本当に電車乗っていたのか分からない。
転んだ時に手首を捻り動かせないとしている。
彼女の肩書は経営コンサルタントだというがこれは後に嘘だと
分かる。

骨折は無く打撲。帰っても良いと言われるが、彼女は手を変え
品を変えて病院に残りたがる。

徐々にカメラで撮影したり、何処かに電話したりしていた。

内蔵損傷も出血もせん孔もない。
痛いとすれば筋肉の収縮の問題ですぐに帰れることを告げる。
しかし彼女は一人暮らしで発作が起こりでもしたら怖いと
してあくまで病院に留まりたがる。これだけ負傷者が居るのに
ベッドを用意すると言い出すリッカルド。

最終的には撮影している姿がありリッカルドは彼女の職業を
調べて気が付いていた。

●ラリーザ・ヴォルコフ (19番)

ウクライナのキーフのパスポートを持っていた。
23歳で職業はモデル。
テレーザによると顔と腕に二度と三度の火傷を負っている
とのこと。対応したアルバだがベッドで目にした彼女は
既に包帯が巻かれていた。

輸液、ガーゼ、パラセタモールの静脈注射をオーダー。

ラリーザの意識が回復。
火傷を負ったことを聞いて患者本人は包帯を取って状態を
確認したがる。

感染症の危険性を告げ、包帯は取ることは許可できない事を
告げるが、実際には火傷の跡が彼女に与える精神的ダメージ
を気にしている。

ラリーザには一年間同棲している恋人のステファノが居る。
ラリーザは彼には言わないで欲しいことを告げるも、アルバは
一人で解決できる問題ではないと考えて話してしまう。
(これはリッカルドとの関係の中でアルバが得た教訓的結論なの
か)

ステファノはラリーザの前では体の良い言葉を投げかけるが
既に別れを決めていたようだ。

その後のケアについてはアルバが専門の医師を見つけていた
が男性はもうそこから居なくなる様だ。

●ジョルジャ

35歳の女性。フランチェスコという子供と一緒にいたが
後に親ではなく子供のシッターであることが判明する。

脇腹に深い傷がありガブリエルが対応する。

救命のアントニオが色々と病院に運ばれるまでに聞き取りした
ことをガブリエルに伝える。
この時はまだ彼女がフランチェスコの母だと思って会話して
いたこと。自分の体で子供を守ったが、頭を打った可能性が
あるという。その子も処置室に運ばれて来たが、エリーゼが
子供の方を担当することになる。

血圧は75-50。輸液、輸血をすることになる。
出血性ショックの状態。血液型はBプラス。
外科に連れて行く前に止血するという。

フランチェスコの無事を確認した後、麻酔をするが、突然
心室細動が起こる。除細動器と輸液の追加。
装置が用意できるまで心臓マッサージするが鼓動が戻らず
アドレナリンの要求。

残念ながら亡くなってしまう。死亡診断書を書くガブリエル。

●フランチェスコ

エリーザが見た限りでは頭部外傷はなく痣も無かった。
呼吸に異常があることが分かり、触診すると肋骨が折れて
いる。折れた骨が肺に穴を開けての気胸。
胸腔ドレナージをして急いで外科に連れて行くことになる。

ジョルジャとタイミングを同じくして意識を失う。

子供は息をし始めたので外科に連れて行く。

無事にオペは成功して助かる。

・フランチェスコの両親

エリーザとガブリエルは両親が来た際に最初は「親戚の方」と
声をかけた。
ミケーラという母とチェザーレという父。
ジョルジャはベビーシッターであり断りもなく電車に乗せた
こと。誘拐で訴えるというチェザーレに対して、亡くなった
事実を伝えた。
「その必要は無いです」

両親とも多忙で、
スタッフミーティングで連絡が付かなかった母。
公判が3件も有ったという父。

息子のことを心配もせず仕事の心配をしている

ジョルジャは息子さんを守ろうとして死んでいった事実。
あまりに失礼な言動にガブリエルは激怒し胸倉をつかんで
しまう。

その中には医師として助けられなかったことへの罪悪感や
憤りを感じて彼自身も感情的になっていた筈だ。

●アンジェロ

自称旅ブロガー
医師が他の人にかかりっきりなのでマルコが対応した患者。
携帯電話やタブレット端末を欲しがる。
アクセス数は月30万回。フォロワーに知らせないと病院に押し
かけてくると思っている。

足を動かすことが出来ない。
脊椎のCTが必要で、深刻な損傷を負っている恐れがある。

「麻痺が残る恐れ」

それを聞いてアンジェロはマルコに対して先生は麻痺が残る
と思うかどうかを尋ねる。
僅かな反射が有ったので残らないだろう事を告げる。
他の病院物語なら医者が簡単に患者の希望を持たすような
ことを言わないように告げることがあるよね。

最終的には足は動き始めた。
マルコの言葉にかなり励まされていた様子。

●電車の車掌

最後に運ばれて来た車掌は直接列車に乗っていた訳ではないが
現場で救助を手伝っていた。
救命士の話では現在でも線路で高圧ケーブルを撤去している。
それを聞いたリッカルドはアドレナリンと除細動器を用意して
もらう。

「今日じゃない」

アンドレアによって注入された医師としての姿勢や心持ちが
改めてリッカルドの心を奮い立たせた結果だった。

その結果助かる。感電による仮死状態だろうと思い、その体
での治療をした。

【その他】

・ロレンツォは薬物中毒

事故で運ばれてくる患者の処置をしている際には意識朦朧
としていて手が震えていた。
彼はエレベーターで5階のボイラー室の様な場所で留まって
いた。必要な時に彼が居ない。マルコはそれに気が付いた
かな。

・アンドレアは向精神薬を飲まない

マルコはやたらと彼を家に帰らせようとする。

「患者を管理すること」
「患者を治そうとすること」

マルコとアンドレアの立場や考え方の違いが現れた。

・医者とは何か

上に書いたようにマルコとアンドレアには考え方の違いがある。

「君はどうして医者になったのか」

その質問をマルコに問う流れがあり、そこからはアンドレアの
独壇場であった。

医者として対峙する「死というとんでもないクソ野郎」

そんな死神のようなものが迫る中で、散々と勉強して理論武装
してきた彼らが出来ることは、無気力・無力感に苛まれること
ではなく、その死神に対して 『今日じゃない』という言葉を
投げかけること。

挫ける時もあれば屈する時にもある。しかしそれは個人として
の問題ではない。

『どんなに忙しくても、どんな人生が患者を待ち受けていよう
と大事なのは僕たちが居るかだ。クソ野郎と患者の間に入る。
それが医者だ』

・恋愛要素

今回一番怖かったのはリッカルドとマリアの様子を見守る
アルバの姿。二度、三度とタイミングの悪い場面を目にして
いたような感じがする。

ガブリエルとエリーゼもまた恋愛ではなく友達の関係に戻る。
エチオピアに帰る彼との恋愛は難しい。

アンドレアとジュリアもまた前に進み始めた。
ラストのカフェで二人の様子を見たアニェーゼはどんな
気持ちがしたのだろうか?

マルコは「サトナル」「パヴェージ」の件で落ち込んで
いるところにイレーネが現れる。マルコは涙してこの件が
夢であれば良いのにと呟いていた。

リッカルドとマリア。10年前の15歳のリッカルドは初めての
相手と結婚したいと思った気持ちは分からないでもない。
15歳で決断できるものではなく、マリア側から見ても
ひと夏の恋として楽しみたかった気持ちは分からないでもない。

【SOUNDTRACK】

・I’ll Find You in the Dark by Nico Bruno
・Need you right now by Nico Bruno
・Changed at all by Nico Bruno

【CAST】

アンドレア・ファンティ (Luca Argentero) 元内科医長
ジュリア・ジョルダーノ (Matilde Gioli) 医師、アンドレアの恋人
アニェーゼ・ティベリ (Sara Lazzaro) 外科医、元アンドレアの妻
マルコ・サルドーニ (Raffaele Esposito) 内科医長、秘密を持つ

エンリコ・サンドリ (Giovanni Scifoni) 精神科医
ロレンツォ・ラッザリーニ (Gianmarco Saurino) 内科医
リッカルド・ボンヴェーニャ (Pierpaolo Spollon) 医師、アンドレア慕う
アルバ・パトリツィ (Silvia Mazzieri) 研修医
エリーザ・ルッソ (Simona Tabasco) 研修医
ガブリエル・キダーネ (Alberto Boubakar Malanchino) 研修医

テレーザ・マラルディ (Elisa Di Eusanio) 看護師
***カロリーナ・ファンティ (Beatrice Grannò) アンドレアの娘
***マティア・ファンティ (Luca Morello) アンドレアの息子
***若い頃のキャロリーナ (Giulia Patrignani)
イレーネ・チェラルド (Maria Rosaria Russo) マルコの妻
レナート (Luca Avagliano) 看護師

***ダヴィデ (Simone Gandolfo) アニェーゼの現在の夫
フランチェスコ (Lorenzo Francolini) 子供、患者
ステファノ (Filippo Gattuso) ラリーザと一年同棲している彼
ジョヴァンニ・カント (Gianni Lillo) 21番、患者、織物工場
(Gian Marco Orati) 電車の車掌・患者
マリア・ダミーコ (Bianca Panconi) Maria D’Amico
ジョルジャ・マルキティ/Marchiti (Miriam Previati) 35歳、シッター
ミケーラ (Chiara Ricci) フランチェスコの母、キャリアウーマン
ラリーザ・ヴォルコフ (Yuliia Sobol) 23歳、モデル、ウクライナ人
アンジェロ (Emanuele Turetta) 旅ブロガー、患者
チェザレ (Giovanni Franzoni) フランチェスコの父、法曹界勤務
アントニオ (Francesco Castiglione) 救急救命士
イヴァン・マルコ (Matteo Taranto) カフェの店員
アンナ () 医者

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