渋谷Bunkamuraギャラリーでの「万華鏡展2021」

筒を回しながら、覗き口から見える千変万化の花模様の世界。

同じ模様は二度と現れない…

200年ほど前にイギリスで生まれ、アメリカで広まり、近年は日本にも万華鏡作家が結構いるらしい。

カラフルな円形の模様は、カトリック教会のバラ窓、モスクのドーム、東洋のマンダラを想起させるもの。



主に子供向けのセラピーである箱庭療法で、丸い形が作られると、「マンダラ」ができたということで心が回復しつつあるサインとして解釈される。




トラウマによる混乱が治まり、本当の自己(セルフ)が秩序のある円形のイメージとして現れる…



万華鏡は、シンプルな構造ではあるが、無限ワールド、普遍の世界にいざなうもの。



そして、外側のフォルムもいろいろおもしろい。


ポエティカルな陶器のもの…

そして、ゴジラまでもが…