2022年も残すところあと数日…

寒さが増していますが、今この年末に、心理相談室セラペイアの庭でアイスチューリップを観れるのは感謝です。

 



寒い季節だけに、花はすぐには開かず、かなり長くもちます。

多分2月上旬ぐらいまでは…



球根を冷蔵庫を入れておいてから出すと、冬の季節でも春が来たと勘違いをして花を咲かせる…

なんか人間の身勝手のようにも思えますし、

旧日本軍みたいでもある???

自然のままが一番いいのでは…

確かにそうかもしれません。


ただ、元々ガーデニングは人為的なもの…

地中海沿岸に咲いていた原種の小さな花を、ローマ帝国、そして、イギリスで改良して華やかな花園が生まれた…


心に深いダメージを負った人は、自然の流れにまかせていても、本来の生き方を取り戻すことは難しい…

多少の風邪なら、自然治癒力で治せても、

肺炎になったら入院して、器具を使った治療が必要なもの。


多少の悩み事ならば、内なる回復力を引き出すカール・ロジャーズのカウンセリングスタイルでいいのですけど…

ある程度、重篤な心の病には、やはりトラウマ治療などの人為的な介入が必要となるもの。

そして、トラウマが解消されると、

今まで気づいていなかった長所やタラントに気づけたりします…

そして、大きく開花できるのです。

 



カウンセリングは、アメリカではプロのスポーツマンや芸能人が受けるもの。

つまり、一つの社会的なステータス。


人生は結構短いもの…

自然の回復力を待っているうちにどんどん月日が経ってしまう…

春になったら、もちろん、多くの花は咲きますが…

寒い季節、厳しい環境の中でも、綺麗な花を咲かせられた方がいいのでは…

と私は思ったりします。