きみの瞳(め)が問いかけている
シェークスピアの作品中の言葉らしいね。
キムタクも中年なり、ハマっていた淑女たちも中高年となりにけり。現今の彼女たちの流れは、横浜流星の方向へと動いているようだ。
横浜流星、なんぼのもんじゃいと思っていたが、かなりの者であることを認識した。
とりわけこの作品では、キックボクサーの役であるから、6分割された腹筋を一瞥しただけで、元キムの女性たちはとろけ込んでしまうに違いない。
事実は小説より奇ともいうが、交錯する偶然とスレ違いにおいて、やはりストーリーは
小説ベースと言わざるを得ないが。
浮世離れしたお嬢さん役が似合う女優かと思えば、今作で盲人を演じた吉高由里子の瞳の動きは秀逸であり時折、俳優の女神が降りて来ている感さえする。
横浜流星は認識しかけたが、顔は覚えられない。女優では浜辺美波、最近では森七菜の顔は何度見ても覚えられない。