みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

赤木雅子さん 応援してます

2021年03月21日 | 憲法守るべし

「森友公文書改ざん」を強いられ自死した赤木俊夫さんの妻赤木雅子さんが、朝日新聞に寄せた手紙が載った。

俊夫さんは、3.11東日本大震災直後には職場で真っ先に手をあげて、津波の被害があった宮城県七ヶ浜町へ復興支援に行った。政子さんは、その足跡を知りたくて七ヶ浜町を訪ねた。その際、当時を知る役場職員が財務局の活動に感謝を述べて下さり、真剣な顔で背筋を伸ばし仕事する俊夫さんの写真をもらい、その姿が本当に誇らしかったと書いている。

そして、「そんなトシくんが公文書の書き換えをしなくちゃいけないなんて、どんなにつらかったやろうね。」と書き、「提訴から1年、たくさんの応援に助けられています。私は強くなりました。負けないからね。一緒に頑張ろうね。」と俊夫さんに語りかけている。

何ができるわけではないけれど応援したい。こんな理不尽がまかりとおってはならない。

 

 


ミャンマー国民を尊敬し支持する

2021年03月05日 | 憲法守るべし

ミャンマーでクーデターにより権力を掌握した国軍が、抗議デモに参加した国民に発砲して多数の死者が出ている。

そもそもクーデターで、選挙で選ばれた政府を覆すこと自体が許されないことである。加えて、この暴虐は絶対に許されない。暴力むき出しの行為である。

軍隊は、本来が暴力装置であり、ミャンマー国軍のように国民を弾圧する装置としての性格も有している。だから、戦後の日本では、憲法で二重三重の規制をかけて、文民統制を厳しくして〝軍部〟が勝手な行動をできないようにした。悪い性格を出現させないように、憲法は権力に対して厳しい命令をしている。それでも暴走が起きるかもしれない。万が一にもそうならないように、憲法は国民に「不断の努力」を求めている。常に権力を監視し、意見を言うことを求めている。今ミャンマーで起きていることは、私たち日本の問題でもある。

クーデター直後、日本政府はミャンマー国軍とつながりがあることを生かして解決に努めるとの報道もあったが、なにをしているのかさっぱり見えない。イランの核問題で、当時の安倍首相が、日本はイラン政府と話ができる国だからと自慢してテヘランに出かけたが、何をしたのかさっぱり分からなかった。

諸外国に日本外交ってその程度かと疑われないように、ミャンマー国軍の行為を厳しく批判する態度を鮮明にして、解決のために頑張ってもらいたいと思う。


島根とバークリーからの声

2021年03月02日 | 憲法守るべし

北国にも春が近づいている。雪がとけ、道路のあちらこちらに大きな亀裂や穴が目立つようになって、冬は終わり!を実感している。各市町村、今年の冬は除雪費を追加して倍額ちかくに膨れたが、これからは道路の補修に追われる。

県内には財政規模が200億円、300億円程度の自治体が多くあり、それより小さいところもある。そのほとんどが少子・高齢化の負の影響をまともに受けている。人が戻ってくるように、人が集まり賑わいのある「まち」になるようにと懸命に頑張っているが、なかなか願いが叶う方には進んでいない。オリ・パラは言うに及ばず、コロナ禍でさえも大都市圏にばかり注目が集められる仕掛けがある。島根県知事が言ったことは、素直な勇気ある地方の声であろうと納得する。

アメリカ・カリフォルニア州のバークリー市議会が、「辺野古基地建設を中止すべし」という決議をした。自然破壊や軟弱地盤の存在、何よりも県民多数の強い反対を理由に挙げている。アメリカからの嬉しい応援である。

よく調査した事実に基づいた意見表明であり、これもまた勇気のいる行動だと思う。


政権に都合よく「前例」をもちだすな

2021年02月27日 | 憲法守るべし

菅首相が「記者会見を拒否」して、官邸のホールでぶら下がり取材に変更した。だれも〝山田隠し〟だと思っている。

ところが首相は、記者が理由を質したのに対して、「昨年5月に宣言を部分的に解除した際、当時の安倍晋三首相が会見を開かなかったこと」も理由に挙げた。つまり、前例に従ったということだ。おかしいじゃないか。昨年、菅首相は学術会議会員の任命を拒否した際に、ただ前例に従うことを改める必要を強調していたではないか。

前例を踏襲することは良い場合も、よくない場合もある。それは、民主主義、立憲主義、国民の福祉を広げるなどの役に立つように使われるべきもので、菅首相は自分のために、政権のために都合がいいように前例を利用している。

「前例にとらわれない」とアピールすれば、国民は「新しいことをやってくれそうだ」と期待を高めるだろうと、学術会議会員任命に利用した。それが大失敗だったので、この前言ったばかりの「前例にとらわれない」を忘れたことにして「前例に従った」。こんなご都合主義では「国民のための政治」はほど遠いということだ。

 


身内を特別扱いする政治はもうやめてくれ

2021年02月25日 | 憲法守るべし
総務省は、菅首相の息子が勤める放送関係会社の接待を受けていた官僚の処分を発表した。総務大臣は、「再発防止に全力で取り組む」と述べ、省内に放送行政への影響を調べる検証委員会を設置する方針を示した。不祥事が起きるたびに、大臣が頭を下げ、「再発防止に努める」と言うのが一つの儀式であって、何度繰り返されてきたことか!またしても「再発防止に努める」でうやむやにしようとする動きだ。検証委員会も、結局は「影響はなかった」というためのものにしかならないだろう。
たくさんの放送関連会社がある中で、こうした会社の接待はやばいとわかっていながら、どうして局長らが東北新社の接待だけには応じたのか。この点だけ考えても、安倍内閣の〝もり・かけ〟問題とまったく同じ構図、官僚が権力者の意向を忖度して、権力者の身内を特別扱いするところは、同じではないか。ここを正さないで「再発防止」はできない。
モラル崩壊が政治の分野で著しいのには本当にあきれる。自民党にそれを正す能力はあるのか?