お久しぶりです。 | サーシャのひとり言

サーシャのひとり言

音楽や絵画など日々見たり聴いたりしたことの備忘録的ブログです。

とってもお久しぶりです。

その節はお優しいメッセージをくださった皆様、ありがとうございました。気にかけてくださり、感謝しています。




ご自身のブログ内で私の事をメンションしてくださった方々、

前回のブログを訪れていいねをくださった皆様もありがとうございました。


何とか戻って参りました。

開店休業になりそうですが、戻れて自分でも嬉しいです。


さて、ブログをお休みした8月から本当に色々な事がありました。


⭐️9月にはコロナで延びていた長男の披露宴。

披露宴の前には「もう1年以上前に結婚してるのに今更・・」的な気持ちもありましたが、蓋を開けて見ればできてとても良かったです。

幸せそうな姿に想像以上に感動しました。

お友達を中心に50人くらいの披露宴でしたが、結果的にコロナ感染も出ずにホッとしてます。


色々子育てが大変な子でしたが、なんかもう、これで私は手を離して良いんだ、な気持ちに。

彼に今後願うのは、車の運転と釣りに行った時の安全、横断歩道渡る時気をつけて、くらいなもんです。



⭐️披露宴の翌日から、14 歳のチワワのミルクの食欲が落ちて獣医さんに通っていたのですが、1週間後に体調が急変し片麻痺をきたし、検査で大きな脳出血が見つかりました。

二子玉川の日本動物高度医療センターでの入院治療を経て、自宅に一旦帰って2日目に虹の橋を渡りました。


元気だった時から虹の橋を渡るまで2週間、とあまりにも経過が急でしたので、本当は何か他にしてあげられる事が無かったのか、とずいぶん落ち込みました。

我が家の台風だった長男の幸せを見届けて旅立ったとしか思えないのも、胸が痛みました。


わんちゃんの長い療養も大変だと思いますが、あまりにも急に旅立たれるのも辛いですね。

今でも、病院の面会時間が終わって、動物用ICUの扉を閉める時のミルクの悲しそうな声が耳に残っています。


同級生の犬友さん達が、一緒にミルクを悼んでくださったのもありがたかったです。



⭐️11月には前から予定していた胸腔鏡下の肺区域切除を受けてきました。

幸いなことに、肺上皮内腺癌だったため、今回の手術をもって治療は終了です。


1cmほどの腫瘍で、実は普通のレントゲンでは映っていません。

数年前から人間ドックの肺CTですりガラス陰影が見つかり経過を見ていましたが、今年になって3ミリ拡大し陰影が濃くなってきたので、今が取り時、と主治医に判断して貰いました。


癌かも、と言われた時はやはりショックでしたし、手術後の痛みもまだ続いていますが、このタイミングで取れてラッキーだったと思うようにしています。


術前はコロナが怖くてオペラも控えていたので、ちょっと贅沢しようと特室を希望。

特室と言っても1種類しか無くて

ワンルームマンションみたいなお部屋でしたが、消灯も気にせず好きな時にシャワーも使えてのんびりとできて大正解でした。


限度額適用認定証をあらかじめ提出して、特室9日間を含め支払いは49万円。

日本の国民皆保険、ホント素晴らしいです。

せっかく無事に終わったので、これからはおしゃれして美味しいものを食べて、オペラを見て楽しく過ごそうと思っています。


これまでハードルが高くてチャレンジしてこなかった美容皮膚科も(今更なんですけどねー)、退院後さっそく通い始めました。
色々楽しまなくては、ですね!


療養中、本当に心から良いなぁと思ったのは、中原中也の「頑是ない歌」。
読んでいると涙が出て来ます。
今はまだ長く歩くと情け無いほど疲れてしまいますが、無事に先週から仕事にも復帰できました。
もう少し元気になったら、中原中也の記念館も行ってみたいなぁ。