岸田氏の党役員人事について、政治評論家の有馬晴海氏は「衆院選を意識して、もうちょっと派手な顔ぶれになるとも思っていましたが、正直地味な印象を受けました。選挙後の実務を考えての人事になったと思います」と感想を語った。

 甘利氏の幹事長就任は「これまで(現幹事長の)二階(俊博)さんとポストを争ったという経緯があり、安倍、麻生さんの意向を入れるという意味では織り込み済みでした」。それ以外は派閥のバランスを考えたものとし、「うまい人選だと思います」と評価した。

 総裁選で争った高市氏を政調会長とした一方で、河野氏は広報本部長という、国民に対しては目立たない立場に。「高市氏は政策を勉強しているので適任だと思います。ただ、主要閣僚としなかったのは『出しゃばり過ぎ』を防ぐためでは。河野氏は党の見え方を変えていくという適任のポストにも見えますが、隅に追いやられた印象もあります」

 また、総務会長の福田達夫氏については「当選3回ですが能力はあるし、これで“一流”の仲間入りとなる。ただ、『党風一新の会』の論功行賞に見えてしまう点で、別のやり方もあったかもしれません」と話した。

着々と自民党党内人事が明らかになっています。

一番気になるのは高市さんの処遇です。

昨夜、政務会長内定との速報が流れましたが、ちょっと落胆しました。

政務会長ってあまりテレビに出ません。

高市さんの弱点は知名度です。

それ以外は他の誰よりも負けません。

兎に角、知名度がなかったが為に、地方票が伸びなかったのです。

では政調会長ってどんなポジション? そしてどんな仕事?

自由民主党政務調査会 - Wikipedia

政府の政策立案にも強い影響力を持つのが政調会長だそうです。

また全ての実務を仕切る幹事長、議決機関である総務会長の3つのポストを総称して「党三役」、

選挙対策委員長も加えて、「党四役」だそうですから重要ポストです。

更には総理大臣になった人の多くは政調会長を経験しているようです。

これなら高市さんには適任ポストとも言えそうです。

でも。。。

高市さんは政調会長を以前経験済みですし、唯一?の弱点の知名度を上げるには物足りません。

海外へのアピールには外務大臣や防衛大臣に、国内だけを考えると官房長官も。

とはいっても、岸田政権ですからこれは無理と言うもの。

目立つ人事は岸田陣営になるのが当たり前と言えば当たり前。

欲を出したらいけません。

それにしても有馬さん、「高市さんは出しゃばり過ぎ」とは言い過ぎじゃないですか。

出しゃばり過ぎと言うより、他の候補がダメダメだから、そう見えるだけ。

ホント、失礼にも程があります。

 

ところで一番目立ちそうな官房長官が松野博一さん。

安倍さんの側近? 知らなかったですし、松野さん自体知らなかったです。

外務大臣が茂木さんねえ。岸田さん支持だったようですが、茂木さんはどうかと思います。

あと福田達夫さん。

総裁選で初めてこの方の存在を知りましたが、

「あなたとは違うんです」の福康夫元総理の息子さんだそうですね。

党3役の一つ総務会長ですから大抜擢です。

ただ、親中派の福田康夫さんの息子と言うと、河野さんとよく似た感じ。

という事は既に中国共産党の歓待を受けていそうですから、警戒した方がいいと思いますね。

 

河野さんは総裁選でマイナス面が次々出てきていますから、広報担当でいいんじゃないですか。

得意のtwitterも駆使して、最適任だと思いますね。

当然、石破さんや小泉進次郎さんには重要ポストは用意されていないでしょう。

多分ですが。。。。