ピエトロ・ベコンチーニ/キャンティ・リゼルヴァ(2020) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

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今回は…1954年創業の家族経営のワイナリー、「ベコンチーニ」の“ピエトロ・ベコンチーニ/キャンティ・リゼルヴァ”2020年VT…をいただきました。(^^♪

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【ベコンチーニとは?/サイトより引用】
ベコンチーノのワイナリーがあるサン・ミニアートは、トスカーナ州北部、斜塔で有名なピサと花の都フィレンツェの真ん中に位置します。家族で経営するワイナリーを切り盛りするのは3代目のレオナルドさんとその妻エヴァさん。とてもホスピタリティー溢れるご夫妻です。
ワイナリーの起源は1954年に遡ります。 ワイナリーとしての礎を築いたのはレオナルド氏の父親ピエトロ・ベコンチーニ。それまで穀物や家畜など幅広く営んでいた農業を、葡萄栽培とワイン生産に専念することを決断しました。 レオナルド氏がワイナリーを継いだのは1990年代初頭。それまで比較的シンプルで若いうちから楽しめるワインを造っていたものを、この土地でしか表現できないワインの追及に舵を切ります。決して枠に捉われることなく、トスカーナでは珍しいスペインの土着品種テンプラニーリョを用いるなど、個性的で素晴らしい品質のワインを生み出しています。
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■ヴィンテージ/2020年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■栽培/ビオロジコ
■認証/ビオアグリサート、ユーロリーフ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、サン・ミニアート
■生産者/ベコンチーニ
■原産地名称/D.O.C.G.キャンティ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ(85%)、カナイオーロ(15%)
■ALC/14%

艶のある外観。色調はエッジ部分がほのかに赤紫がかったやや濃いラズベリーレッド。粘性は豊かで、凝縮感が伺えます。
香りのトップノーズは、ブルーベリー、ラズベリー、カシス、イチジク、干しプラムの果実香が主体。牡丹、スミレ、ドライハーブ、紅茶、シダ、黒オリーブ、タバコの葉や土、トリュフ、樹脂、シナモン、丁子、ナツメグ、甘草、コーヒー、鉄分、ミネラル、ほのかに樽由来のロースト香等、複雑な芳香が感じられます。
味わいは、ソフトでまろやかな果実味と締りのある滑らかな酸味を、心地良い刺激具合のタンニンが包み込んだ、口当たりしなやかでエレガントなフレーヴァーがアタックから広がり、少々のビターかつミネラリーなニュアンスを含んだ、深みのある葡萄のピュアな旨味を余韻に向けて残す。

「サンジョヴェーゼ」の凛々しい酸や厚みのあるタンニンを和らげ、エレガントさを際立たせると言われる「カナイオーロ」ですが、そのパートナーシップ(ブレンド)の妙を感じさせてくれる、強さと優美さを兼備したVINO ROSSOでした。(^^♪
HP 82+pt


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