中露による欧州と太平洋同時侵攻――その危機の可能性！？

日本では新型コロナのオミクロン株と、安部元総理が放った発言に対する中国の反応が

「中国人民のボトムラインに挑戦しようとすれば、必ず頭を割られて血を流すことになる」

などという大仰で、おどろおどろしいモノでしたｗ　コトが話題になっておりますが実は世界では

 

ロシアがウクライナ侵攻計画！？ 　
来年早々にも17万人規模でっ！――米報道。

 

という、にわかに高まった欧州方面の危機に注目が集まっているようです……

 

 

●ロシア、ウクライナ侵攻計画で17万人動員か 米報道

2021/12/4(土)
【AFP＝時事】

 米紙ワシントン・ポスト（Washington Post）は3日、米情報機関の報告書の内容として、ロシアが来年早々にも最大17万5000人を動員したウクライナ侵攻を計画していると報じた。

【写真】「ボルシチ戦争」 ロシア・ウクライナ紛争の新最前線

　同紙によると、ロシア軍は4か所に集結しており、50の戦術部隊が配備されたほか、新たに戦車なども運び込まれた。

　また匿名の米当局者の話として、ロシア側の計画は「推定17万5000人の兵士から成る100の大隊の広域行動が含まれる」ものだと報じた。

　ロシアがウクライナ国境地帯に軍を集結させていると米ウクライナ両国が報告したことを受け、ジョー・バイデン（Joe Biden）米大統領は3日、ロシアによる侵攻を阻止するために新たな対応策を準備していると述べた。

　アントニー・ブリンケン（Antony Blinken）米国務長官は2日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ（Sergei Lavrov）外相と会談。米国は「ロシアによるウクライナへの新たな侵略計画への深い懸念」を示していると述べ、ロシアが「侵略的な行動を続けた」場合、「厳しい代償」があると警告した。

　米ロは3日、バイデン氏とロシアのウラジーミル・プーチン（Vladimir Putin）大統領が両国間の緊張の高まりを議論するため、テレビ会議を行う予定だと明らかにした。

【翻訳編集】 AFPBB News

 

なんて欧州方面もキナ臭くなって来ていますよねぇ？(´＿｀｡)
国境にロシア軍が九万人移動しているというニュースがありましたが、威嚇じゃなく侵攻ですか（爆
ウクライナが消えたら、次はポーランド辺りまで火の海になる未来が欧州の方々の頭には、よぎるんじゃないでしょうか？

ロシアから侵攻する理由は、ウクライナは穀倉地帯で資源も多いですし、ソ連時代の失地回復という面もあるでしょう。
ロシアから見れば「クリミア同様、ウクライナはロシアの勢力圏！」……なのにウクライナは欧州に靡きEU加盟まで望んでいるとなれば黙っていられません。

一方の欧州は……ウクライナの穀倉地帯と資源は魅力的ですが、旧東欧、ポーランドなどのEU域内の“後進国”への財政支援や移民問題（シリアなどの外部の難民ではなく、EU内の豊かな国へのEU内移動による経済移民問題）で手一杯ですから、その負担が確実に増えるウクライナの新規加盟には躊躇しています。

また「なにもロシアの逆鱗を、わざわざ触れに行く」こともないですし、それに言い方は悪いですが東アジアにおける“朝鮮半島”のごとく欧州とロシアの間を階（きざは）す緩衝国として今のウクライナは都合がいいんですよねぇ？(-"- ）

ロシアからしてもウクライナが欧州に組み込まれれば、もしウクライナに米軍基地でも作られた日には、ロシア滅亡のカウントダウン開始だから必死です！
親ロシア政権ならともかく、EUに媚び売っているようでは「危険」との判断……まではいいんですが、そこでイキナリ『侵・攻（準備）』っすか！？
さすがプーチン大帝！　そこにしびれる（けど）あこがれない！ｗ

「お前の家はオレの生命線なんだわ、お前出てけ」

ロシアだけの戯言やんｗ
100％ロシアの都合のみでウクライナ侵攻が目論まれている……ようだケド世の中、そんなコトは通じません。
通じませんというか、欧米が許さないでしょう┐(￣ヘ￣）┌

未だに他国の領土侵略しようとしてるのなんて、まあ中国ロシア北朝鮮くらいですが、彼らの傍若無人な無法を許してしまえば、同じように周辺国に野心（もんだい）を持つイラクやトルコ、アフリカの問題国にお墨付きを与えるよーなモンですからねぇ（呆れ
国際社会も、批判はしてもなんもできずにウクライナ占領を事実上（クリミア同然に）黙認してしまえば、次は台湾を中国がやると乗り出してくるキッカケになりかねません！？

しかし欧州（EU）には、ロシアによるウクライナ侵攻を防ぐ力は期待できないでしょう(＞_＜)
何故なら欧州各国の軍事力がボロクソだからです！？
ロシアの脅威を感じている旧東欧諸国はできる限りの軍備を揃えていますが、その後方の西欧ドイツやフランスがねぇ？

 

肝心のドイツに至っては稼動可能な戦闘機が四機だけ……戦車も稼働するのは全盛期のわずか3％という有様で――かつての戦車王国の面影はありません！？
それもこれも、女帝メルケル率いる現政権が「見せ掛けだけの財政健全ｗ」を追求して、そのついでに軍事費を削りまくった弊害が出ているんです。
コトは軍事にもとどまらず医療費も削りまくったもんだから、コロナの初期に集中治療室や医療関係者が足らず大騒ぎになりましたし┐(￣ヘ￣）┌
しかし軍事関係に関しては、NATOでアメリカが守ってくれるというコトと、ポーランドはじめ東欧が“壁”になってくれると高をくくり軍備を削りまくったのですからねぇ。
それに万一ガスの供給を止められたら、即ヤバいコトになるからEUも強気に出られない
結局、イザという時の備えをしてなかった欧州は、また宥和政策から入ると思うわ ( ﾟдﾟ)､ ペッ
結局、アメリカがケツを拭くコトになるのでしょう┐(￣ヘ￣）┌

しかし一方で、ロシアが国境に大軍を集めているといっても、それは警告と圧力で終わるかもしれません。
たとえば、ベラルーシの国境が何者か（ｗ）に破壊されて、EU（ポーランド国境に）に移民がなだれ込んで来てますが、これもロシアによるEUへの“警告”というか圧迫の一つでしょう(｀・ω・´)

と、いいますのも今のロシアもまた、大規模な戦争を行う余裕があるわけではないからです。
ロシア国内では今、過去最悪の感染四万人の新規感染、一日の死者1200人を越えるという深刻な感染状況なありさまですし。
何よりもロシアの財政は実際は火の車です。
本当は軍事行動を起こしてる余裕は無いハズなのです。
それでも火遊びをやめないのは、例えばヒトラーがラインラント進駐あたりまでは、まさか本気で戦争する気ないやろと思われてたように、プーチンはどれくらいまでなら欧米がガチギレしないか様子を見てるともいえます。
もちろん欧州以上に、ウクライナに対して「これ以上、欧州に近づいたら……わ・かっ・て・る・な？」とドスの効いた牽制という可能性が実は一番ありえるんですけどね？
実際、西側と全面戦争に陥ったら……ロシアは破産しますがなｗ
軍事力も短期間の行動なら可能だが、長期ともなると耐えられません！
ただ、ロシア軍が国境に集結していますが、、もしも機があればロシア系住民地域を奪う可能性は拭えませんが(´＿｀｡)
もっとも、ロシアは最大限やってもロシア人区域の併合程度であり、全土の併合は考えないでしょうね。
なにせウクライナは経済的に苦しく、重荷になるだけで反ロ勢力の多い地区を抱え込むメリットはない。

ただ、そうなると同時進行のシナリオよりも、ロシアがウクライナを簡単に制圧できて、それを見た中国がその気になって台湾進攻のシナリオの方がありそうなので困ったモノです(＝◇＝;)


いずれにしてもロシアがウクライナ侵攻すれば、中国の台湾侵攻も同時に起こるって噂は本当になるのかね？
もし、ほんとにロシアのウクライナ侵攻と中国の台湾侵攻は同時に起きたら……第三次世界大戦の開始ですな（棒
あと、北京冬季五輪中止になった場合、面子を潰された習近平が怒り狂ってロシアが動こうが動かなかろうが台湾侵攻に踏み込むかも知れません┐(￣ヘ￣）┌

無論、そうはならず、このまま新冷戦がだらだら続くだけで武力衝突は起きないとも思うわけですけどなあ……
とかく「歴史が動くのか～」という感じですが、何事も起こらず収まるのが一番なんですが……地震とかと同様、「起こるモンはいつか起こる」のです。
だから備えは怠ってはなりませんし、日本はともかく欧州勢は――ドイツを筆頭に、前トランプ大統領に青筋立てて切れられていたケド「GDPの２％は」軍事費を支出し備えをせい！　という警告を無視して軍事費を削り戦車や航空兵力の整備を怠っていました(-"- ）
そのツケを今、ロシアの襲来に怯える、あるいはロシアに「軍事的冒険の余地」を考えさせるモトになってるんですから考え物ですよね？
日本は１％のくびきを踏み出して防衛費を２％に――事実上の倍増を検討していますが、中国の脅威をもろに日々受けているコトを考えたら必要なんじゃないでしょうか？

本日は『ロシアがウクライナ国境に大軍を運を集結させ侵攻計画を!?』と見てきましたが、遥か欧州の出来事と真逆の極東の台湾周辺の危機とは、中露の共闘という形が予想される中、無関係とはいえずたいへん憂慮されます(´・ω・`)
「事実上の第三次世界大戦」へと発展しかねない危機の、まさにその前夜に私たちは居るのかもしれませんねっ！
これからどうなるか判りませんが、イザという時の覚悟はしておいた方が良さそうですね。
ただ、日本の場合は欧州と違って、防衛（たたかい）への用意はそれなりにできています。
あからさまな中国の愚かな恫喝（こうどう）や、その実、内側は火の車な習近平体制の（勝手に）追い込まれつつ内情も日米には筒抜けですから（棒
三期目の権力延長を狙う習近平ですが、なにか――それこそ「北京冬季五輪中止」のような失態があれば致命的です。
そうなれば、なんとしても自己の中共内での権力を維持するために、台湾侵攻をはじめ尖閣や半島、あるいはインドとの国境で“軍事的冒険”を行い「そこで勝利を得て」権力掌握の寄り代にするでしょう。

結局、体制維持が至上命題だし、散々最近の記事でも書いているが恒大集団の問題をはじめ中国国内のバブルは弾け、豪雨災害や洪水、蝗害などが続いている上に石炭供給や輸入の失敗などで電力を確保できず大規模停電が続きそれに新型コロナがトドメを刺そうとしていますｗ
そうした危機と問題が山積みの中、三期目を狙う習近平が突然、一か八かの賭けにでる恐れは充分にありえます！？

無論、そーした未来が予想できるから、日本もアメリカも警戒を強め、軍事力強化や演習も繰り返し備えているのです。
しかし日本の場合問題は、自衛隊の錬度や兵器の備えではなく、それを運用する際にまとわり付いてくる『九条』を始めとする有事時の法体制の不備や日本国内に居るマスゴミやサヨク勢力（に在日の特亜連中）といった足を引っ張る連中でしょう┐(￣ヘ￣）┌

ま、もしかすると予想されるような“危機”が起こった際こそ『日本国内救う内患』を一気に掃除するいい機会なのかもしれませんがっｗ
しかし今の岸田総理に、そうした危機を乗り越えられるのでしょうかね？
一抹の不安を覚えます。
確かに新型オミクロンへの対応で、外国人入国禁止措置を即断したコトは評価しますが、外務大臣に媚中派といわれる林芳正外務大臣選んだりしてるから親中外務省の無能さにブレーキがかけられないんじゃなか？　という不安がどうしてもよぎる。
オマケに岸田派で外務大臣の林は親の代からの日中議連会長で、安倍の宿敵だったのにですよ？
アメリカも林の台湾や中国に関するコメントに対する疑念コメント出してるし、これで安倍元首相が（ 「台湾有事は日本有事」発言 ）言わなきゃ日本までグルと思われかねないところだった！？


岸田政権、林芳正外務大臣の媚中親韓を許させず、安倍総理時代に引いたクワッドやTPPに代表される『対中包囲網』への路線を引き継ぎ貫き通して欲しい。
そうして態度と覚悟を決める中、毅然とこれから起こるかも知れない『台湾有事』を始めとする国難を乗り切って欲しい。

そう願いますが……どうでしょうかねぇ？(´□｀｡)
ともかく日本は実力では決して中国なんぞに後れは取りません。
問題はその実力を「出させない」よう蠢く獅子身中の虫が日本には毅然といるというコトです。
無論、今のネットが普及した時代、新聞をはじめ、そうした連中の操作煽動に乗る日本人は大幅に減ったのですが――有事法制やスパイ防止法など普通の国ならば当然の法整備からして遅々として進まぬのが現状です┐(￣ヘ￣）┌

九条の改正は憲法ですから難しいならそれは置いといて、せめて有事法制やスパイ防止法などをキチンと整備して国防に関わる人々が心起きなく活躍できる――そして国内に野放しの反日サヨクや海外のスパイを駆逐する方向に舵取りをして欲しいモノですよね！

中露による欧州と太平洋同時侵攻――その危機の可能性について今回は取り上げてきましたが、皆様はどう思われますでしょうか？

また、皆様のご意見ご感想などが聞ければうれしいですｗ
ではでは、また次回もよろしくお願いしますm(u_u)m