EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

やっと狩りを楽しめるように

2016年11月26日 | Weblog

サーシャは変わらず住宅街のカラス撃退。ウエイト830g

 

アシュターは、田んぼの中の一本木から逃げ出したカラスをチェイス。

カラスのやや上から急降下攻撃を仕掛けるも逃げられた。

その後、追撃しようとしたが高度が足らずあきらめた。

2回目、球技場に100羽レベルのカラスの群れ。

飛びまわり、チェイス中心の攻撃。

そのうちの1羽のカラスに爪を掛けたが惜しくも外れた。

やや高度が足りない気がするが、近々獲れそうだ。

ウエイト910g。

 


アシュター

2016年11月16日 | Weblog

 

かなり、回復してきた。

飛びがしっかりしてきた。

今シーズン初めてカラスを襲った。

電柱に止まっていたカラスだが・・・

良い兆候

フード付きで900g


その後

2016年11月13日 | Weblog

誘拐・監禁1週間後に保護。

約1週間、犬用の狭いケージに2羽とも閉じ込められていた。

リーシュごとぶち込まれて、ももから下、リーシュまで糞だらけ。

リングナンバーも糞でペンキを塗ったように真っ白で読み取り不可能な状態だった。

尾羽も糞だらけ。

犯人は怖くて全く触れなかったのだろう。

ケージの中は、一度も掃除していない様子だった。

犯人は2羽を一体どうするつもりだったのだろう。

保護した後、2・3日栄養をたっぷり与えフリーフライトをやってみるとアシュターはほとんど飛べない状態だった。

ホント、犯人に対して怒りがこみ上げてくる。

早く逮捕してくれ!

 

毎日トレーニングを続け、今日アシュターはやっと30mくらい上がることができた。

かなり、回復してきた。

しかし、まだ狩りの行動をしようという衝動はない。

おそらく一週間後に狩りができるレベルになるだろう。

 

ジアの銀ちゃんは、家の建て替え中でやや遠方の方にあずかっていただいていて週1トレーニング。

仕上がりはまだまだ。

 

唯一サーシャだけ狩りができるレベル。

しかし、獲る気がない。(カラスを地面に追い詰めて獲れる状態でもかすめて飛ぶだけ)

 

アシュターの回復と銀ちゃんを鍛えられる12月後半に期待している。


無事保護

2016年11月01日 | Weblog


上アシュター   下サーシャ

無事保護しました。

皆様、力強いサポート、バックアップ、拡散等本当にありがとうございました。

いろいろな方たちに助けられ感謝の気持ちでいっぱいです。

盗まれたときは絶望しましたが、一人じゃないんだ!と強く思えました。

 

詳しく書けるか、分かりませんが、明日以降できればお伝えします。

 

健康状態も大丈夫そうです。

繰り返しになってしまいますが、皆様本当にありがとうございました。

 


秦野ハヤブサ盗難犯人の情報

2016年10月25日 | Weblog

赤いエストポーチ?パーカーの模様?いや、たぶん下のシャツが出ているだけのように思えてきた。パンツにオレンジの      

                           ライン(たぶん3本線)

                            赤っぽい靴。靴の裏も赤かった。(これは特徴的)

                           黒い手袋を両手にはめていた。

                                                         猛禽の扱いはそれほど慣れていないが、動物を扱いなれて                    いる感じがした。それから、ひげはダミーの可能性もある。


秦野市ハヤブサ盗難!

2016年10月25日 | Weblog

こいつが犯人だ!(メガネとひげが特徴)

犯人に告ぐ!

ハヤブサ2羽を返せ!

 

 

サーシャとアシュターが盗まれた。

現場は秦野市鶴巻南の湯とうという懐石料理のお店の庭。

今日25日の夜中1時20分ごろまず、アシュターが連れて行かれた。

続いて夜中1時40分ごろサーシャが連れて行かれた。

紐を解いて無理やり連れてった。

バタバタ暴れていた。

犯人は自転車に乗り、ハヤブサをぶら下げて走り去った。

2回目の犯行まで約20分。

秦野市鶴巻南2丁目の湯とうから自転車で片道10分以内のところに住んでいる可能性が大きい。

情報求む!

こんな最悪のときでも猛禽の仲間たちの心温まる励ましをもらって本当にうれしい!

猛禽仲間のみなさんに感謝します。

 

※ツイッター等の情報で厚木市で盗まれたとなっているようですが、盗まれたのは秦野市です。

犯人のやつ、許せない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


必勝パターンだった

2016年02月11日 | Weblog

 

「獲れる!」

久々に一本木の田んぼにカラスの群れがいた。

いつもの場所にクルマを停め、アシュターを放つ。

カラスたちが気付く前にアシュターをスタートさせた。

一本木に4羽ほど追い詰めた。

病み上がりの体に鞭打って300mダッシュ!

キツイ!

とか言っていられない。

一本木に辿り着いた。

アタック開始!

 

木に追い詰めたカラスを追い立てアシュターにアタックさせる。

追い立ててもハヤブサを怖がってなかなか飛び立たないカラス。

木の枝に止まるカラスにギリギリかすめ飛び、その度にザザーっとアシュターの身体が木の枝に接触する音がする。

ギリギリの攻めだ。

 


惜しい!

何度も何度もアタックしたが、あちこちの茂みにカラスは転々と隠れ、追い回しているうちに

バッグからルアーの柄がこぼれ出た。

誰かが張ったロープにルアーの紐が絡みついた。

紐を解いているうちにアシュターが足元に降りてきてしまった。

もう一度飛び立たせてアタックの体勢が整った。

しかし、やや離れたすきに住宅街へ逃げられた。

必勝パターンだっただけに悔やまれる。
野生のペレを追いかける銀ちゃん。

今日は銀ちゃんの劇的な成長を目にした。

「今シーズンは野生のペレに突っかかっていくようになったなあ。」

「成長したなあ。」

と思っていたが、今日ははるかにそのレベルを超えた。

数分間、野生のペレを追い回し、200mくらい上がったと思われる。

途中、ペレの上を取り斜めに急降下もして見せた。

これだけ持続して追いかけたのは初めてのことだ。

しかも、低空飛行の銀ちゃんが野生のペレの上を取るなんて夢かと思った。

次の土日、猟期最後に何かいいことあるかなと期待してしまう。

 

アシュター915g

銀ちゃん 1500gプラスα

 

 


ハシボソガラス

2016年02月07日 | Weblog

広い田んぼのような狙えるようなところにカラスはいなかった。

仕方がない、電線に止まっている10羽ほどのカラス群を狙ってみよう。

アシュターに電線に止まっているカラス群をチラ見させると、カラス群とは90度ほどずれた方向へ飛び立ちうまい具合に旋回!

電線のカラスは一斉に遠くへ逃げ出す。

一羽だけ電線に残っていた。

私が追い立てるとやや遠い木へ避難した。

その木は一番上の画像

その木から追い立てるとさらに奥の木へ逃げた。


こんなふうに隠れた。


さらに追い立て、飛び出したところをキャッチ!
この後、生け捕り。
銀ちゃんの訓練へ
今回はバッチリ頭取り(嘴ごと握る変わった頭取り)成り行き上か?

アシュター910g

銀ちゃん1500g


カワウ獲る2

2016年02月02日 | Weblog

 

アシュターを川で放つと、低く見えないところまで飛んで行ってしまった。

見失い、2,3分経っただろうか。

カラスがあちこちから一定の方向へ飛んでいく。

「ん?何か獲ったか?」

カラスの飛んで行った方向へ行くと、土手の下でカワウを捕え食べていた。

最近、アシュターはよくカワウを狙う。

魚臭いのにおいしいのかなあ?

と疑問に思う。

出勤前のあわただしい中、画像はなし。

アシュター915g

 

エアはいつもの田んぼに慣れてきた感がある。

まだまだ、飛びが低い。

エア883g


空中戦ジアvsペレ

2016年01月29日 | Weblog

銀ちゃん、珍しくフィストスタート!
勢いよく飛び出した。
何百メートルか先で何羽かカラスが騒いで飛び立った。

と思ったら、野生のペレを銀ちゃんが追いかけだした。
数百メートル向こうへ行ったかと思ったら、2羽ともこちらへ引き返してきた。

野生のペレはダーっと一気に上昇

下の銀ちゃんに突っ込んだ。

銀ちゃんは翻って、爪を上に向ける。

「あー、このまま下に降りちゃうんだろーな。」

去年、野生のペレに上から急降下攻撃受けて、やられっぱなしだった銀ちゃん。

しかし、今シーズンの銀ちゃんは違った。
体の向きを変えると再び、ペレを追いかけ出した。

銀ちゃんは地面すれすれで猛追!

途中、ペレが上昇!
「反撃か?」

と思いきや、より速く逃げるための上昇だった。
上昇後、高度を下げ、加速して逃げる策のようだ。
おそらくまっすぐ逃げると追いつかれると思ったのだろう。

やはり、直線はペレよりジアの方が速いのか?

そのまま2羽とも見えなくなってしまった。



しばらくすると、銀ちゃんはクルマのハッチに帰って来た。

まだ、獲物は獲っていないが、逞しく成長した銀ちゃんをギューっとしたくなった。

しないけど。

銀ちゃん1500g

エアは初めてハヤブサらしく、広範囲を飛んだ。
良かったぁー!

エア 890g








iPhoneから送信


下から急上昇でキャッチ!

2016年01月24日 | Weblog

非常に獲りにくい場所。

ほぼ獲れる可能性がないと言ってもよい。

しかし、広い場所にカラスがいないのでここでアシュターを放った。

一度カラスの群れは、北側遠方に逃げようとしていたが、安全な森に避難先を決めて帰って来た。

その森の上空へ向かってアシュターは一気に急上昇!

何と急上昇中に捕えた。

こんな狩り見たことない。

友だちが撮ってくれたビデオにばっちりおさまっていた。
獲ったのはでかいハシブト
生け捕り成功!銀ちゃんの練習へいざ!
銀ちゃんデカイ!ジアに掴まれたらハシブトといえども万事休す。
と思いきや
ハシブトの反撃に銀ちゃん逃げ出す。

「オイオイ、そりゃないだろー!」

やっぱり、銀ちゃんはまだ赤ちゃんの続きをやっていたのだった。
最後は、私がカラスをおさえてという結末に。

なんというオチだ!

アシュター925g

銀ちゃん1540g ちょっとウエイト高すぎだな。


カワウ獲る

2016年01月23日 | Weblog

アシュターは100mほど高度を上げ、羽ばたきながら斜めにストゥープ。

カラスがあちこちから集まる。カラスたちは騒ぐが、仲間が獲られたのとは騒ぎ方が違う。行ってみるとカワウを捕えていた。

今までカワウを掴んだことは2回あったが、何れも逃げられていた。1回は掴んだ直後に真冬の川の中に2羽とも着水。冷たすぎてカワウを放し、河岸へ上がってしまった。2回目は、川の上空でつかんだがカワウが真下の川に向かってグングン羽ばたき降りて行った途中で放してしまった。

今回は、上空からの攻撃だったため一撃をくらわせたのではないかと思われる。
しっかりと頭取りをして、爪を嘴の中に入れている。

カワウの体重を測ったら1.7kgあった。カラスの約3倍。

アシュター900g

 

午後は銀ちゃんを連れて、ファルコンリー仲間の地域へ。

キジ狙いだったが、残念ながらキジは出ず。

しかし、カラスを木に追い詰めたり、トビと空中戦になったりと非常に良いトレーニングになった。

銀ちゃんにしたらがんばって高く上がり、よく飛んだ。

この地域のカラスはすれてないから、やりやすい。

とても楽しかった。

 

ファルコンリー仲間に犬を出してもらって、ボサをたたきながら歩き回っていただいて感謝です。

銀ちゃん、今日は1530g。

追いもいいし、コントロール性も問題なしだった。


初キジ

2016年01月17日 | Weblog

 

 

尾羽全開のエア、方向転換の際尾羽ブレーキを使うためルアーアタックの回数が伸びない。

 


電柱上の銀ちゃんにモビングしてくるトビとカラス(電線)アウェイだとカラスがモビングに来てくれる。そのカラスを今日は特によく追いかけた。
銀ちゃんに挑んでくるカラス
トビに対して下から追い上げる銀ちゃん
グングン迫る!
蹴り上げる
これはオオタカ?

 

午後も出猟

今日初めて野生のキジに遭遇!!

猟期に見つけたのは初めて。

すかさずクルマを停め、銀ちゃんを出す。

胸が高鳴る。

手に据えて近づく

15mほどの距離に迫ったところでキジが飛び立つ。

銀ちゃんも飛び立ち、追う。

キジはこのままでは追いつかれると思ったのか、近くの植え込みに着地。

続いて銀ちゃんも突っ込む。

「やった。初めて獲物を獲った!」

と思ったその瞬間

キジが鳴きながらこちらへ向かって飛んでくる。

「銀ちゃん、追いかけて!」

しかし銀ちゃんは茫然と立ち尽くす。

キジが着地した後、少し歩いて逃げたから銀ちゃんはキジを見失ったんだ、きっと。

しばらく悔しさがおさまらなかった。

でも、銀ちゃんは今日がんばってた。

午前も午後もモビングに来たカラスをよく追いかけたし、鴨にもいい突っ込みを見せたし、トビに一撃喰らわせた。

銀ちゃん1500g 給餌後1750g

 

午後、アシュターでカラスの群れを狙った。

カラスから見えないようにアシュターを放したら

アシュターも見えなかったようであさっての方向へ

そのすきにカラスたちは遠くへ逃げてしまった。

しかし、400mほど離れた電柱にカラスが1羽残っていた。

そのカラスを狙って、走って誘導した。

 

しかし、その途中水路に突っ込む。

行ってみるとコガモが5羽ほどいた。

声を上げ、飛び立たせたが皆、水路に沿って飛んでしまってアウト。

向こうを見ると、まだ電柱にカラスが止まっていた。

 

私が走ってアシュターを誘導する。

しかし、途中でアシュターが再び水路に急降下!

跳ね上がる。

コガモが1羽隠れていた。

追い立て飛び立つも、着水。

アシュターは水路わきに降りてしまう。

そこから水路へぽちゃん。

コガモが出てこない。

「やった!獲った!」

と思った瞬間

コガモは飛び立っていった。

アシュターよ、そういうときはウェイトオンでしょ!

獲った思ったが、獲れていないって悔しい。

 

アシュター900g 給餌後1050g

 

明日はトレーニングお休み。


 


久々にカラスを追い詰めた

2016年01月16日 | Weblog

 

エアは890gあったのに、上がらなくなってしまった。2回目のルアーリングでは5,6回でランディングしようとする。息もやや荒い感じだ。

体力がなかなかつかない。

困ったもんだ。

あと3日でフリーにしてから1カ月経つのに・・・

バックパックを一度はずしてみようかな。

 

アシュターは、久々にカラスを追い詰めるも、障害物が多すぎて最後はどこかに隠れて出てこなかった。

私も追い立てたが、見失った。

途中、生垣の中からカラスが走って来て、私の足元をすり抜けて行ったのには驚かされた。

向こうも逃げるのに必死だ。

姿勢を低くしていけば手づかみできたかも。


 


エア上がる

2016年01月14日 | Weblog

上がると言っても電柱くらいの高さ。その高度を保って何回か周回した。

今まではすぐに息切れし、病気かと思ったほど。育てたブリーダーの与えた環境によって、最初からよく飛ぶ個体やあまり飛べない個体が存在するのかもしれない。ニックフォックスのハヤブサは巣立ち雛のときから小屋の中を飛び回っているから、最初からよく飛ぶとの話を聞いたことがある。

エア 880g


太っちょに見える銀ちゃん。今日は何だか知らないが、突然小さめの鳥を追いかけて5~60mくらい上がった。

銀ちゃん 1510g コントロール性も良し。