時の流れ、と言ってしまえば、それまで。
先ごろ、矢尾板貞雄訃報の折も、少し触れた。
先ごろ、矢尾板貞雄訃報の折も、少し触れた。
”黄金のバンタム”と称されたエデル・ジョフレが亡くなった。
奇しくも矢尾板と同じ享年86歳。
奇しくも矢尾板と同じ享年86歳。
ボクシングファンには、強烈な記憶のあるボクサーだ。
生涯72勝(50KO)2敗4分け。
無敗の王者が、我がファイティング原田の挑戦を受けたのは65年5月。
我が16歳の初夏だった。
無敗の王者が、我がファイティング原田の挑戦を受けたのは65年5月。
我が16歳の初夏だった。
無謀な挑戦と言われた7つ下の22歳、原田が猛ラッシュ。
テレビで大興奮したものだ。
原田はリターンマッチでも判定勝ち。
ジョフレとの再戦の視聴率は63・7%。
現在もボクシング中継の最高視聴率を誇る。
第1戦のモノクロ中継は(URL↓クリック)
第1戦のモノクロ中継は(URL↓クリック)
https://youtu.be/poCXRN1amaY
ジョフレの2敗は原田との世界2戦だけだった。
ジョフレの2敗は原田との世界2戦だけだった。
日本人では原田とともに”3羽ガラス”と強打の青木勝利、矢尾板とも戦ったが、いずれもKO勝ち。
後に怪物ボクサーといわれたヴィセンテ・サルディバルやジョー・メデルら名だたる名ボクサーたちも強打で沈めた。
一度は引退したものの37歳で復帰後、フェザー級世界王者となり2階級を制覇した。
後に怪物ボクサーといわれたヴィセンテ・サルディバルやジョー・メデルら名だたる名ボクサーたちも強打で沈めた。
一度は引退したものの37歳で復帰後、フェザー級世界王者となり2階級を制覇した。
引退後はサンパウロでスーパーマーケットを経営するかたわら、トレーナーも務めた。
季節の変わり目は、人生の節目でもある。
矢尾板、円楽(享年72)、猪木(享年79)ら紙面のトップを飾る訃報が続く。
昭和が足音を立てて走り去る。
そうそう4ラウンドか、アッパーでKO寸前に追い込みましたね。
昔のことはよく覚えてるな~☺️