KONASUKEの部屋

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マエキオエダシャク20200829

2020年11月10日 | チョウ目
マエキオエダシャク。

①頭頂部は黄色。
②前翅前縁は黄色で、褐色のまだら模様。
③前翅頂は尖る。
④後翅後角は角ばる。
⑤外横線は前翅・後翅で一本につながる。
 褐色で、外側が淡色で縁取られる。
⑥内横線は不明瞭。

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:21~26mm
分布:本州、四国、九州
   平地~低山
成虫の見られる時期:4月、6~8月(年2化)
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜など
   幼虫・・・イヌツゲ、ソヨゴ、アオハダ、ミヤマウメモドキ、ムッチャガラ、タラヨウ、ナナメノキ(ナナミノキ)、クロガネモチ、ケヤキ
その他:頭頂部は黄色。
    前翅の前縁は黄色で、褐色のまだら模様。
    前翅頂は尖り、後翅後角は角ばる。
    前翅・後翅は褐色で、褐色の外横線は一本につながり、外側が淡色で縁どられる。
    内横線は不明瞭。
    モンオビエダシャクに似るが、出現期が異なる。
    また、前翅には黒色点が散布されず、外横線が黒点状にならない。
    後翅外横線は鋸歯状にならない。
    (モンオビエダシャクでは黒色点が全体的に散布され、外横線は黒点状。後翅外横線は鋸歯状。)
    広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社境内などで見られる。
    普通種で個体数も多い。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    幼虫は、後胸から第一腹節にかけてが膨らみ、全体的に蛇使いの笛のような形。
    灰褐色地に黒褐色の斑がある。
    終齢幼虫の体長は約25mm。
    第1化は6~7月に成熟、第2化は9月下旬以降に蛹化して越冬する。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   昆虫エクスプローラ
   森林総合研究所
   渓舟の昆虫図鑑
   北茨城周辺の生き物

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