KONASUKEの部屋

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シロホシクロアツバ20210804

2022年01月17日 | チョウ目
シロホシクロアツバ。
腎状紋が黄色っぽいんですが、「シロホシ」って言うからややこしい(笑)
キモンクロアツバに似ていますが、キモン~は腎状紋が橙色で、前翅は黒地に白色鱗を粗く散布する、しかも山地性とのことで、違うと思います。

①環状紋
②腎状紋
※①②は淡黄色
③前翅内横線
④前翅外横線
⑤前翅亜外縁線
※③④⑤は白色で不明瞭
 ⓐ前縁付近で急に曲がる
⑥下唇鬚:長くて、大きく後方に反り返る

別名:
シラホシクロアツバ
分類:
チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
22~25mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
低山地~山地
成虫の見られる時期:
7~9月
越冬形態?
エサ:
成虫・・・果実の汁、樹液など
幼虫・・・広葉樹の枯葉
その他:
環状紋・腎状紋は淡黄色。
(キモンクロアツバでは橙色で大きい。)
前翅の地色は黒褐色でやや光沢があり、白色鱗を散布しない。
(キモンクロアツバでは黒色地に白色鱗を粗く散布する。)
内外横線、亜外縁線は白色で不明瞭。
内外横線は前縁近くで急に曲がる。
(フタキボシアツバでは急に曲がらない。)
♂の触角は繊毛状で、キモンクロアツバに認められる櫛歯はない。
(キモンクロアツバ♂の触角は両櫛歯状、枝は極めて短く、各節の一対の刺毛は極めて太い。)
♀は糸状。
下唇鬚は長くて、大きく後方に反り返る。
(フタキボシアツバでは前に突き出て、あまり曲がらない。)
比較的普通。
灯火にも飛来する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
自然観察雑記帳
東京昆虫館
北海道の昆虫
長坂蛾庭
四国産蛾類図鑑
フォト蔵

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