ご無沙汰して申し訳ありませんでした。
昨日久しぶりで、私のブログを見ましたら、最近でもご覧いただいている方が
沢山見えるので、大変驚いております。
つたないブログをご覧いただきました方々には、大変ありがたく厚く御礼申し上げます。
実は、家庭内でいろいろありまして、1年余りブログの更新を休ませていただきました。
息子の嫁が急病で亡くなったり、家内が白内障の手術を受けたり、虫垂炎で入院したりと
いろいろありました。
今までご紹介しました、私の作品にはほかにも書き溜めたものが、まだまだありますので、
順次ご紹介してまいりたいと思いますます。
今回はごく最近の作品をご紹介します。
これは、能画で「松風」といいます。
F10号で楮紙に描きました。
日本舞踊では「汐汲み」というのがありますが、それと同じような内容のものです。
昔から「熊野(ゆや)松風は米の飯」といわれて、江戸庶民に大変好かれた能です。
熊野の絵は、以前にご紹介しましたが、松風を最近描きましたので、ご紹介します。
都から落ちてきた在原行平から寵愛を受けた松風、村雨の二人の姉妹の、
行平の死で終わった恋の物語です。