長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

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【侵略戦争や太平洋戦争の戦争での謝罪と反省】ドイツと日本の違い。無辜の民への損害と被害に対する贖罪とは?

2024年03月05日 22時37分54秒 | 日記











戦後79年、戦争賠償ドイツと日本の違い
もう先の戦争からもう少しで(来年で)80年にもなる。当然ながら、日本国は国家としての謝罪も賠償金(北朝鮮には独裁体制が崩壊してから)もきちんと払った。だが、ドイツはもっと苦しんだ。よく無知な人は「ドイツはナチスやヒトラーのせいにすればいいから楽だよね」というが、とんでもない。確かに、独裁者で軍事独裁などでナチスドイツ政権が出来たら、日本人のように「軍部が全て悪かった。戦争犯罪も虐殺も知らなかった」で逃げられるだろう。だが、ドイツは民主選挙でヒトラーのような怪物を生み、彼の虐殺に加担してしまった。知らない筈もない。むろん、ドイツ人はナチスやヒトラーの蛮行を知っていた。だから、それがトラウマになって、戦後のドイツは日本とは違って、戦争犯罪教育と国民としての反省・謝罪に力を入れた。
二度と再び、アドルフ・ヒトラーのような残忍無慈悲な怪物をドイツに生まない為に。
ナチス式敬礼も、ナチスの旗や腕章や服もヒトラーを賛美することも、ユダヤ人大虐殺を否定することもドイツ国内では犯罪である。翻って、日本国はどうか?謝罪も賠償金も終わっているが、馬鹿な日本人政治家が「カネを払ったからいいだろう」「謝罪はもうしたからいいだろう」との態度で、すぐに開き直り悪態をつくもんだから「謝罪の気持ちがない!反省していない!」とアジア諸国などから激昂されまくる。確かに、殆どの人には、自分が生まれてくる前の先人達が犯した戦争犯罪であろう。だが、だからといって「自分には関係ない」「生まれていない」では済まされない。加害者側の国家の国民としては、それでは駄目なのだ。
まず、信用して貰うためには、こちらが相手側に懐の深さや慈愛と真摯さと誠意を見せなければ、如何ともしがたい。だが、そうやってわかり合い、お互いに理解を深めなければ、何百年でも「日本は謝罪しろ!」「謝罪しろ!」「賠償金を払え」といわれ続ける。何の事件や戦争でも、被害者と加害者とはそういうものだ。そういうものだと思って、深く反省し、何度でも、誠意を見せるしかない。だが、それこそが人の道・人道的姿勢で、あるので、ある。


臥竜  長尾景虎  2024年3月5日22時37分
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