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キャサリン妃、胸もとの開いた真っ赤なスーツスタイルで公務へ


2023/01/31


Getty Images


小児期の発達を支援する新しいキャンペーンを開始するにあたり、キャサリン妃が赤のワントーンスタイルでプレローンチイベントに出席した。

先週末、キャサリン妃は公開書簡を出し、自ら立ち上げたRoyal Foundation Centre for Early Childhoodが、5歳までの教育が人生を形作る上で極めて重要であるという認知を高めることを意図したキャンペーン「Shaping Us」を推進すると発表。そのプロモーションイベントを、ウィリアム皇太子と一緒にロンドンの英国映画テレビ芸術アカデミーで開いた。


このイベントにキャサリン妃はいつも以上に気合の入ったファッションを披露。胸もとが深く開いたラップ式ブレザーとフレアパンツの真っ赤なセットアップに、同色のスエードパンプスとクラッチを合わせた全身レッドの印象的な単色コーディネートだ。

ウィリアム皇太子はネイビーブルーのスーツに赤のネクタイで、キャサリン妃とリンクさせていた。



WPA PoolGetty Images


イベントには、ジャーナリストのケイト・シルバートン、ロイヤル・ファウンデーション最高責任者のアマンダ・ベリー、シンガーのロシェル・ヒュームズなども出席。

キャンペーン動画上映に続いて、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのイーモン・マックローリー教授と小児科医のグッディ・シンがQ&Aセッションを行った。


「幼児期の非常に早い時期に、私たちの脳は人生のどの時期よりも驚くほど早いスピードで発達します。そこが人生の土台や基礎的要素を築く時。自分自身を理解し、他人を理解し、自分たちが住む世界を理解することを学ぶ時なのです。

ところが社会は現在、もっと後の人生により多くの時間とエネルギーを注いでいます。この長期にわたるキャンペーンがそれを変えていくよう、私は強い決意でいます」とキャサリン妃は公開書簡に書いた。


そして「これを読んだ方は、この人生における驚くべき時期についてさらに学び、自分自身の子ども時代を振り返って、それが自分をどう形作ったかを考え、世界を子どもたちをもっと支え、愛する場所にするために何ができるかを、ぜひ自分自身に問いかけてみてください」と締めくくっていた。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com

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キャサリン皇太子妃が、幼少期の重要性を周知する新キャンペーンを発表した。2023年1月31日




Photo: Daniel Leal - WPA Pool/Getty Images


妊娠期から幼少期における子ども達のケアと教育に力を入れ、2021年にロイヤル・ファウンデーション・センター・フォー・アーリー・チャイルドフッド(Royal Foundation Centre for Early Childhood)を立ち上げるなど、熱心に活動しているキャサリン皇太子妃。1月28日(現地時間)に書簡を発表し、センターが新しいキャンペーンを行うと発表した。


「ロイヤル・ファウンデーション・センター・フォー・アーリー・チャイルドフッドの新キャンペーンを発表することを喜ばしく思います。このキャンペーンは、生涯を形づくる人生の最初の5年間の重要性に光を当てるものです」

「幼少期、脳は目覚ましい速さで発達します……その後の人生でこれほどまでに発達する時期はありません。この頃の経験や関係、環境はその後の人生を形づくります。私たちの基礎となり、ここから積み上げていくのです。自分自身を知る時期であり、他者や、私たちが暮らす世界を理解する時期でもあります」


「しかし社会として、我々は幼少期に注目してきませんでした。この長期的なキャンペーンによって、これを変えていこうと私は固く決意しました。

幼少期の発達と、その後の人生に影響を与える理由について、光を当てるところから始めます。

科学や研究調査、政策立案、臨床の分野の優れたエキスパートの皆さんに加え、音楽、スポーツ、テレビで活躍する親しみのあるメンバーにも参加してもらい、なぜ、この時期をケアすることが大切なのか、私たち皆に見せてもらいましょう」


「我々は皆、幼少期の重要性について知る必要があります。この書簡を読むことで、皆さんが人生における重要な時期について知る機会となり、自分自身の幼少期に立ち返り、どのように自分を形成したかを考えてもらえたらと思います。

何より、子どもたちにより優しく、支えになるような世界にするためには自分に何ができるかと、皆さんにも自問していただけたらと思います。健康的でハッピーな子どもは、健康的でハッピーな未来を作りますから」


ロイヤル・ファウンデーション・センター・フォー・アーリー・チャイルドフッドは、キャサリン妃が、10年にわたる公人としての活動を通して、メンタルヘルスや依存症など人生の困難の多くは、幼少期に直面したことに根付いていると知って設立したもの。

このキャンペーンの発表にあたりケンジントン宮殿の広報担当者は、「妃があらゆる段階で積極的役割を果たしてきました」と声明を発表している。


先週、キャサリン皇太子妃は宮殿でアドバイザーを務める有識者グループと面会。王室は、このグループは、神経科学や心理学、周産期精神医学、政策立案の分野にまたがる専門家で、キャサリン妃と同センターをサポートしていくと明らかにしている。
Text: Tae Terai

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