「発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」著者Shizuです。

 

お姉さんが自閉症である芙蓉さんが、新刊

「発達障害の子と親の心が軽くなるちゃんと伝わる言葉かけ」

の感想を書いてくれました。

 

発達障害の子と親の心が軽くなる ちゃんと伝わる言葉かけ

 

 

 

芙蓉さんのブログから抜粋

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私の姉が子どもだった50年前の当時は、

今で言う「発達障がい」は、

ただ「自閉症」と一括りに診断されるだけでした。

 

アスペルガーや高機能自閉やADHDなど、

そんな区別もなかったんですよね。

 

「自閉症」と言っても

まだまだ研究が進んでいない状況。

 

 

軽ければ、「親のしつけが出来ていないからだ」

「親の愛情不足だ」と決めつけられたり

 

 

重ければ、扱いにくいタイプの知的障がい者として

その他さまざまな障がいのある子供たちと一緒に

養護学校で過ごす感じだったかと思います。

 

 

私の姉は、軽い方だったので、

養護学校ではなく普通の学校で、

それはそれで並ならぬ苦労をしていました。

 

 

壮絶なイジメにもあっていましたし、

事あるごとに、壁にぶつかり

 

結局10代後半ごろから、二次障がいの

「統合失調症」を発症しました。

 

 

私も含め、家族に激しい暴力を振るうようになり、

閉鎖病院に数ヶ月の入院したこともあります。

 

 

姉の人格が壊れて行った時の記憶は、

普段あまり思い出すこともないですが、

 

やはり心の奥に、ある種の恐怖体験として

私の中にこびりついているんですよね。

 

 

忘れたくても、忘れられない。

 

 

夫から暴力を受けた時もショックでしたが、

 

姉から受ける暴力は、その何倍も恐怖だったような

そんな気もするんです。

 

幼すぎて、記憶があいまいなのもあるし、

 

 

子どもの私には、

受け止めきれなかったのだと感じます。

 

 

 

Shizuさんの本を読んでいると、

 

このような本がもしも昔にもあったら、

どんなに救われただろう。

 

どんなに、生きるのがラクになったかわからない…と

 

ついついそんな視点で読んでしまっている自分がいます。

 

 

 

うちの母が、もしも姉が幼稚園の頃に読んでいたら、

どうなっていただろう?

 

姉の人生は、どうなっていただろう?……

 

 

 

そのくらい、この本の中には

人生を丸ごと幸せにするエッセンスが、

つまっている感じがするんですよね。

 

 

読んでいるうちに、

「もしかしたら、発達障がいなんて関係ないのかも」

 

そんな気持ちにもなって来ました。

 

 

 

 

 

神さま目線でみたら、私たちはみーんな

何かしらの発達障がいなのではないだろうか?

 

 

そんな風にも思えます。

 

 

 

 

得意不得意があるし。

 

何かしらのデコボコがあるし。

 

個性的な、人とは違う感じ方をすることがある…という時点で、

「普通」の枠から出ているんじゃないかな?

 

 

そもそも、それじゃあ、「普通って、何?」

という話ですが。😅…

 

 

 

 

もしかしたら、

夫婦関係がうまく行かすことができない、

ということだけで、

 

ある視点に立てば、

立派に「発達障がい」となるのかもしれません笑い泣き

 

 

現実問題、DVモラハラでのカウンセリングでは

 

「夫はアスペルガーです」

「私はカサンドラ症候群です」

 

というご相談も少なくないですしね。

 

 

まさに、紙一重。

 

何でも名前を付けて

ラベリングするのが良いとは思いませんが、

 

気がついていないだけ、ということもありそうです。

 

 

「発達障がい」がまったくの他人事という人は、

おそらくこの世の中にいないんじゃないかな?

 

 

 

私たちは、どれだけ

 

「私なんか、ダメだ。」

「私は、できない」

 

と思い込んで生きているか、わかりません。

 

 

劣等感。自己否定。

 

普通にできないことを、

親や周りの誰かから否定されて、

どれだけ傷ついて生きて来たか……

 

 

身に覚えがある人、きっといらっしゃいますよね?

 

 

私もそうだし、夫も、そうです。

 

東大出ていても、「自分なんか」と思っている人は

山ほどいるし、

オリンピック選手でも、

自己否定の激しい人はいくらでもいるでしょう。

 

 

DVモラハラ夫の根元も、

自己否定。

 

心の奥底で、

「自分なんかダメだ❗️みんな、俺をバカにしやがって‼️」

と思っているから、

妻や子どもにあたっているのです。

 

 

そうなってしまう構造は、

発達障がいの子が、不登校になったり

親に暴力を振るうようになる構造と

 

ある意味同じとも言えるのです。

 

 

 

それでも、幸せに生きて行くことはできますキラキラ虹キラキラ

 

自分の命を尊んで、自分の存在を受け入れて

周りの人と愛し合って生きて行くことは

 

できるんです。

 

 

 

Shizuさんの本を読んでいて、

何度も何度も

 

「幸せに生きて行ける道は、いくらでもあるよー」

 

と、やさしく声をかけられている感じがしました。

 

 

 

心の中に残っていた

姉の暴力に震えていた幼い時の感覚が

その度に力付けられた気がしました。

 

 

ああ、こんなところにもまだ、

インナーチャイルドがいたか。……

 

 

 

この本を読んで

 

もう一人の傷ついていたインナーチャイルドが

癒されて

安心して

成仏して行きました天使

 

 

Shizuさん、ありがとうございました😊ラブラブ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

芙蓉さん、ありがとうございます。

芙蓉さんは、私と違って、家事完璧さん。

お料理上手。

とても話やすく、気さくな方です。

 

芙蓉さんは、自身の経験をまとめた本を出されています。

DVなども乗り越え、幸せな家庭を今は築いていらっしゃいます。

心がじーんとする良書です。

 

芙蓉さんのブログはこちらです

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013年出版(講談社)

 

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4コマ漫画・イラストがたくさんあり辞書みたいに読みやすいと評判。