愛知県高浜市
竹内彩華ピアノ教室です
発表会レポート③です!
Mちゃん
モシュコフスキー作曲 タランテラ
Mちゃんは、レッスンで勉強した所はしっかりと直して来てくれるのですが
なかなか自分の意見が言えず
演奏でも、こう弾きたい!という主張が弱いところがありました
今回の発表会では
お気に入りの曲に出会え、こう弾きたい!という気持ちが出てきた様子のMちゃん
弾きたいように弾けない!というのも良くある悩みですが
これはほとんどが技術的な問題なので
正しい練習法さえ知っていれば練習あるのみ
しかし、こう弾きたい!という理想がなければ何を練習していいのかもわからないのではないでしょうか
ただ、最初から理想的な音楽がわかる人なんていないので
たくさんの演奏を聴いて、真似をして、
クラシック音楽の語法を勉強することが上達の近道だと思います
Mちゃんもそんな領域に入ってきたかなとこれからが楽しみです
Kちゃん
ショパン作曲 幻想即興曲
ドビュッシー作曲 ゴリウォーグのケークウォーク
Kちゃんは、普段レッスンを見ていないのですが
コンクールを受けるために、
1か月間だけレッスンに来てくれました!
とにかく受かりたい!とぶつかって来てくれたので、
私も言葉をオブラートに包む時間さえも惜しく、きつい言い方をしたと思います
心が折れてしまうかも…と何度か思いましたが
へこたれず食らいついて来てくれたKちゃん
本当に良くがんばりました
お母様もメモを取り、ビデオをとり、自宅で復習…まさに親子二人三脚、大変力になって下さいました!
しかし結果は落選…
そんな背景があり、コンクールぶりに発表会で彼女の演奏を聴いたときは、感動して涙が出てしまいました
しかし、何も知らないはずの小さい生徒さん達がみんなこぞって
ショパンとドビュッシーを弾いた青色のドレスのお姉さんがかっこよかった!
と言うのです
本気で作品に取り組んだ演奏は
何か伝わる物があるんだなぁ…と
本当に感心した出来事でした
Mちゃん
ショパン作曲 ワルツOp.69-1
グリーグ作曲 アニトラの踊り中学生になると、部活に勉強に忙しくなり
ピアノを続けるには強い意志が必要だと思います…
そんな中、疲れた顔1つ見せず頑張っていたMちゃんですが
今回の本番は思った演奏が出来なかったようで
本番後、悔し涙を見せていました
大人になればなるほどプレッシャーを感じるようになり、曲の難易度もあがり、練習時間も取れなくなり
今までの様にはいかない事が増えてくると思います
真面目で頑固なMちゃんだからこそ
許せないことがあるのだと思いますが…
今回の悔し涙が、Mちゃんの大切な経験になっているといいなと思います
Wちゃん
ベートーヴェン作曲 ソナタOp.13 2.3楽章
彼女も中学生になり、今まで通りの練習をすることが出来ず苦しんでいました
さらに、発表会直前までコンクールに挑戦しており、習い事も大会があると…
どう考えても時間が足らない中、けろっとした顔で本番を終えたWちゃん
正直、今回の発表会は
本人も納得の行く演奏ではなかったと思います
でも涼しい顔をして次の本番の計画をしているWちゃんを見て、強い子だなーと感心しました
一回一回の本番に一喜一憂せず、大きなスパンでみて成長していればいいよね
彼女は今、来年の大きな本番に向け準備中です
これからも楽しみにしています
長くなりましたが、
発表会の様子、日々頑張っている生徒さんの様子が伝われば嬉しいです
これで発表会レポートを終わります
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