タダ・近・短&精神科診療のハナシ
あー、だらだら過ごしてしまった。
まね、ウチ的には、何処へ行ってもマスクやし、ぶっちゃけ、気分にならへんわね、といったところでした。
そんな中、激レアなお出かけ。
車で15分。
豊橋市内、岩屋緑地でございます。
気の迷いか何だか知らないけれど、Mommy さんが「一部使用禁止」というか「修理中」のアスレチックに行きたい(を見たい)とか、これまた激レアな発言をいたしまして。
正式名称は「冒険とりで」。どちらかと言うと「一部使用可」状態でした。
で、使えるところだけでも、と母娘で張り切った様子を。
余裕の吊橋。
立ち入り禁止のロープ相手に「入れろ〜」と喚く(というヤラセ写真)。
網網チューブ(?)に挑むV3。これは結構ハード。
無事、踏破して自画自賛の V3。
でもって、こちら山頂にある「大蔵山展望台」からの眺め。
東海道本線、東海道新幹線、国道1号線が東西に走る、スゴイところ。中央に広がる緑は「のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)」。
その向こうに Daddy の実家があるのだけれど、そんなことは、まあ、ほとんどの人にとって全く情報価値がありませんね。
で、せっかくだし、ということで、すぐ隣の岩屋観音堂へ。
それなりに由緒ある御堂です。
巡礼地だったりもして。
二番札所・・・
参河唯四國八十八ヶ所とも・・・
巡礼についても、実はちゃんとした由緒があるようで。今日では「三河国准四国八十八ヶ所」として、事務局もあるそうです。
ちなみに「三河新四国八十八ヶ所霊場」とは別物です。
ややこしい。というか、まぎらわしい。
1989年、冨賀寺本堂にて「参河國准四國八十八ヶ所順禮圖」の絵地図が、新城市黒田出身で名古屋在住の安立秀哉さんによって発見されました。(以下写真)この絵地図は、文久二年(1862)に奉納されたもので、表面の彩色も薄れて解読に大変な手間がかかりましたが、安立さんは5年にわたる歳月をかけて自分の足で各寺を廻り確認作業を行い、ついに完成されました。そして岡崎市の「弘正寺」さんの協力を得て、ようやく絵地図を発行する事ができたのです。
でもって、岩屋山、山頂に立つ聖観音像と Mommy。
この日の Mommy は、そうね、6年ぶりくらいの勢いがありました。
しかしながら、この後、お約束の「登ったは良いけど降りれない〜」状態。どうにかこうにかなったものの、汗ダクダク。激しく後悔しておりましたとさ。
天平2年(730)、行基がこの地に赴いたとき、その風景に見せられて千手観音像を刻んで岩窟に安置したのが起源とされています。以来、東海道を往来する旅人たちの信仰を集めました。岩屋山頂の聖観音立像は明和2年(1765)に建立されましたが太平洋戦争中に供出されてしまい、現在のものは昭和25年(1950)に再建されたものです。岩屋山の南側にある観音堂の天井板には、恩田石峰をはじめ当時の吉田(豊橋の旧名)画人による絵が描かれています。 また、岩屋観音周辺は公園として整備され、春はさくらまつりが開催されにぎわいます。
例の、精神科クリニックにも行きました。
仕事ナシだった Daddy さんも同行。一応、黙っているつもりでいましたが・・・
今回から担当することになったのは、そこそこ若い感じのS医師(非常勤)。
「夜、眠れてますか?」「ご飯はちゃんと食べてますか?」といった定型の質問の後、
V3 は、いずれも「あんまり・・・」くらいの曖昧な答え。でもね、それは、休みなのを良いことに、昼寝ばっかしてるからで、ついでに、こそこそとお菓子を食べたりしてるからで。
これもまた定型の「何か困っていることはありますか?」という問。
ここで、満を持して Mommy が「実は、この診療自体がストレスみたいで、月イチでって言われているんですが、ゴニョゴニョ・・・」と。
すると、S医師、改めて V3 に「(V3)さんは、どうしたい?」と質問。
S医師は、それなりに優しい雰囲気の、割とイケメンな男性だったので、もしやと思ったら案の定籠絡され「えっと、月イチで」と模範解答。
いやいや、お持ちなさい。
と、Mommy が懸命に抵抗するも、結局月イチで押し切られそうな展開に。
いやいや、お待ちなさい。
と、ここで Daddy さん我慢できずに発言。
昨年診断書を書いていただいたN医師(非常勤「急に辞めてしまった」)は「次回は年金更新が近づいてから改めて随時で」と仰っていたこと、
にもかかわらず、前回・前々回診療されたU院長には、V3 の気持ちや親の意向を聞いてもらえず「月イチで」と押し切られたこと、
などなど、カクカク・シカジカと説明。
S医師は、それでも月イチで様子を見させてもらわないと、とか、何なら親御さんだけでも月イチで、的なことまで言われたのだけれども。
Daddy さん、この際だからとばかりに、
V3 のストレスに関しては、そのうち慣れるでしょうし、診断書書いてもらうのだから、ということで大人しく診療受けてますけど、
そもそも、知的障害のみで特に変化が見込めるわけでもない V3 に関して、定型質問をするだけ、薬を処方するわけでもない「診療」をする必要性が感じられないのだけれども。だって、ぶっちゃけ、ほとんど困ってない(というか、種々諸々慣れたし、どうしようもない)んですから。
というところまで踏み込んでみたりして。
したら、S医師的に、ちょっと困惑した様子ではあったのだけれども、結果として、診療はとりあえず3ヶ月に1回、というところに落ち着きました。
ふう〜。
事程左様にイケメンに弱い V3 さんの作品。タイトルは「ペンライト・ツー」。
「ツー」? えーと「ワン」は?
ということで。
次回(院長先生の圧力方針とかで?)またもや「月イチ」を蒸し返されるようなことがあったら、ま、その時はその時、ということで。
こと、此処に至る経緯はこちらで。