ウチの三女 V3、ウィリアムズ症候群(7番染色体微細欠失)にして、中度知的障害あり(と診断されてます)。
小学2年生の冬、大動脈弁上狭窄のため全身麻酔・開胸手術を受けました(ウィリアムズ症候群ではよく聞くことですが、もちろん、皆がそうなるわけではありません)。
先日、それ以降続いている定期検診(年イチ)のため、市内の総合病院に行ってまいりました。
昨年まで小児科だったのですが、今回から晴れて(成人向けの)心臓血管外科での診療となりました。
例によって心電図、心エコー、胸部レントゲンの3点セット。
結果、これまた例によって「弁付近で少〜し逆流があり僅かながら雑音がありますが許容範囲内。日常生活上も運動するのにも問題ありません」とのことでした。
担当してくださったのは、先天性心臓外科部長、兼血管外科部長、兼集中治療センター長、という何やらスゴイ肩書のN医師。
なんですが、V3 と Mommy が口を揃えて言うに「とっても愉快な人」だったそうで。
「あー、手術は◯◯大付属ですか。でしたら執刀医は△△さんかな? □□さんかな?」と。
実際△△医師だったんですが、う〜む、小児心臓外科、希少にして狭い世界です。
そうそう、確率が高いわけではないけれど、逆血流があるだけに「感染性心内膜炎」にかかる可能性がありますよ、という注意喚起がありました。
口腔内の傷口から細菌が血中に入ることで、感染性心内膜炎を発症することがあります。そのほか、歯周病などで口のなかに繁殖した細菌が原因になることもあります。〜〜〜日頃から口のなかを清潔な状態にして歯周病予防に努めることもとても大切です。
だそうで。
そうね、虫歯には気をつけましょう。
そんな V3、今週の作品。タイトルは「モンスター・ツー」。
これまた「ツー」ですが、なるほどモンスター(っぽい?)です。いろんな意味で。
あと、ウチは始めからずっと総合病院だったのでスムーズに移行できましたが、心臓手術を受けた子の中には、小児科「卒業」とともに医療との繋がりが切れてしまい、その後、不都合が起きた時に発見が遅れてしまう、というようなことがあるのだそうです。
以前にも書いたことですが、そういう意味での「医療の空白」に陥らないよう、本人はもちろん、周囲の人も心配りを忘れないようにしないと、ですね。
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この年イチ定期検診について書いた時は、いつもリンク貼ってる過去記事。開胸手術とその前後日談です。お時間ある方はどうぞ。
庭の花。今年、ツツジは全然咲いてくれなかったんだけど・・・