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【2022 J1 第17節】鹿島アントラーズ 1 - 0 京都サンガF.C. 停滞期を感じさせる薄氷の勝ち点3

 

スタメンは一週間前のルヴァンカッププレーオフステージ2ndレグから1名変更。 

鈴木に代わり、上田が入りました。

 

■ハイライト 

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■総評 

・何とか勝ち切れたけれども

・鈴木優磨不在の影響は感じたが、問題はそこではないような

 

■感想 

勝つには勝ったけれども、レネ・ヴァイラー体制におけるチーム作りでの停滞期を感じさせるゲームだったかな...という内容でしたかね。

 

前半の半ば過ぎまでは京都の方がよさを出せている印象でした。

相手のギャップを突く動きが鹿島よりはできていて、球際でも優位性を保てていたことがその要因かなと感じました。

 

一方の鹿島は、ここ数試合で気になっている、自分たちの背丈以上の強度を出そうとして、より難しいプレー選択をすることでプレー精度を落としている印象で、それにより攻撃の形を作れずにいました。

 

今やチームの主柱と言って差し支えない鈴木優磨を累積警告による出場停止で欠いたことによる影響は確かにありました。

具体的には、彼が担っていたサイドに流れて攻撃の起点になるという役割を前半終盤に上田綺世が行うようになってから攻撃のリズムが出てきた点ですかね。

 

上田綺世、そういうプレーもできるんだ!

という新しい発見もありつつ、この試合1トップでスタートした布陣的に、そうすると中央に残るストライカータイプの選手が別にいてくれないと、得点を奪うのはなかなか難しいのかなと思うわけで。

 

後半途中から出場したエヴェラウドが適任なのかな...むしろ彼はサイドに流れがちなので、エヴェラウドに鈴木優磨の役割を担わせて、上田綺世にはこれまで通りフィニッシャーの役割をという組み合わせは試してみてもらいたいのですが...

 

これまでのゲームを見ている印象として、レネ・ヴァイラー監督は強度高く走り続けられる選手を好んでいる印象で、具体的にはイーブンなボールに対して全力スプリントして一歩早く奪える、相手に対して二度追い、三度追いができる、そんな選手を選んでいるように感じていて、エヴェラウドは怪我明けでまだコンディション的に復調途上というのもあるんでしょうが、強度的にはまだ物足りんという評価なのかもしれません。

 

同じことは、この試合途中出場したキムミンテにも言えて。

高さ強さ速さのあるCB、アンカーとしては貴重な戦力であることは疑いようがないですが、強度的には...という理由での途中出場中心の起用なんだと感じています。

 

話が少し横道に逸れましたが。

鈴木優磨不在の影響は感じつつも、彼がピッチにいたとしても同じ展開になったんだろうな...と問題はそこではない印象を抱いています。

 

完全な推測にはなってしまうんですが、今のところレネ・ヴァイラー監督の戦い方の中に相手の良さを消すという選択肢はなくて、ひたすら強度高く攻め続けるということを追い求めているように感じています。

 

それはチーム作りの途上で敢えてそうしているのかもしれず、ある程度チーム作りが進んだ段階で戦い方をブラッシュアップしてくるつもりなのかもしれません。

 

ただ、現状だと相手が良さを消そうとしたときに、素直に良さが消えてきている印象で、この日のように強度高く戦い続けることで押し切れれば勝ち点3が転がり込んでくる一方で、押し切れないと...というのがここ数試合の結果として表れていると思います。

 

今シーズンも折り返し地点まで来ました。

新監督を迎えての2位は近年の戦績を考えると上々の結果と言えますが、現状の停滞期をどのように抜け出すのか、期待と不安が入り混じった感覚を持っています。

 

■得点シーン

 

前半は1本もなかったCK。

後半立ち上がり立て続けて獲得したCKの2本目で仕留めました。

今シーズンになって際立つようになったアルトゥールカイキの空中戦の強さ。

フリーになりきって中央に飛び込んでの見事などんぴしゃヘッドでした。

 

 

次節は6/26(日)アウエーでの名古屋戦。

週中には天皇杯3回戦。

6/22(水)相馬前監督が率いる大宮戦です。

 

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