DPReviewが FE 16-25mm F2.8 G のサンプルギャラリーの公開

DPReviewが「FE 16-25mm F2.8 G」のサンプルギャラリーを公開。α7CRと組み合わせて撮影した街中スナップの写真36枚を公開しています。参考にするには枚数が不足していますが、パッと見た限りではまずまず良好に見えます。

DPReview：Sony FE 16-25mm F2.8 G Samples

ソニーは、FE 24-50mm F2.8 Gとセットになる大口径でコンパクトな広角ズーム「FE 16-25mm F2.8 G」を発表した。

24-50mmとほぼ同じ寸法で、基本的に同じ機能を備えている。

既存の16-35mm F4よりも少し長いが幅は狭い。

13群16枚の光学設計で、色収差を抑えるための3枚の超低分散レンズと4枚の非球面レンズ（うち1枚はED非球面）を含み、レンズのコンパクト化に貢献している。

光学性能はオリジナルの16-35mm GMよりも優れており、新型のGM IIにそれほど後れを取っていないと言われている。

このレンズは2基のリニアモーターを使用しており、XDリニアモーターのような追加パワーを必要としない。

α9 IIIの120fpsモードと完全に互換性がある。

マニュアルフォーカスモードで16mm側で0.17m、25mm側で0.22mの至近距離にピントを合わせることができる。

オートフォーカスでは0.18mと0.24mとなり、最大撮影倍率は0.23倍から0.2倍となる。

絞りリングがあり、ポジション間のクリックを有効/無効にするスイッチがある。

MF/AFスイッチとカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンが側面にある。

私たちが見せてもらったサンプルでは、フォーカスブリージングはかなり少ない。フォーカスブリージング補正機能に対応したカメラで使用すれば、基本的に解消できる。

同社の「ダイナミック」IS機能にも対応している。

5月10日から発売され、メーカー希望価格は約1199ドル。
（訳注：国内では5月17日に発売予定です）

とのこと。
2024年に登場したソニーEマウント用のコンパクトな大口径広角ズームレンズ。ソニーEマウント用の広角ズームレンズは数あれど、F2.8の大口径と携帯性の両立を実現した最小クラスのレンズとなっています。コンパクトながら防塵防滴・フッ素コーティング・絞りリングなど機能的で、さらに汎用性が高まっています。ズームレンジが狭く、その割に高めの価格設定が悩ましいところですが、そのぶん光学性能には期待したいところ。

DPReviewのサンプルギャラリーでは6100万画素のα7CRと組み合わせた写真36枚を公開しています。コンパクトなCシリーズのカメラと組み合わせることで、街中スナップに使いやすそうなレンズですね。レンズの描写を確認するには不向きなサンプルが多いものの、絞り開放付近の解像性能や逆光耐性、接写時のボケなどは悪くなさそうに見えます。小型軽量ながらショートズームが功を奏しているのでしょうか。

ソニー FE 16-25mm F2.8 G 最新情報まとめ

発売日：2024年5月17日発売予定
予約開始日：2024年4月23日(火)10時
希望小売価格：オープン価格
市場推定価格：18万5,000円

FE 16-25mm F2.8 G
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